Dev Protocol がスイス新会社を設立、Tezos元CFOが取締役に就任

クリプトバレーを拠点に経営体制を強化し、DAOに向けたロードマップを発表

日本発のDeFiプロトコル「Dev Protocol」を開発するフレームダブルオー株式会社（本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:原麻由美、以下当社）は、クリプトバレーとして知られるスイスツーク州を拠点に、新会社「Dev Null」AGを設立しました。また、新たな経営体制として、Tezos財団 CFOや、多くの著名プロジェクトのコンサルタントを務めたEelco Fiole（エルコ・フィオール）氏を迎えたことをお知らせいたします。

Dev Protocol は2018年のMVP開始から、ソーシャルトークンを活用した独自のクリエイター支援スキームを通じて、世界中のOSS開発者が抱えていた持続可能性の課題解決に取り組んできました。2020年1月のメインネットローンチ以降、現在のステーキング総額は約6億円を超え、クリエイターの支援総額は約2億円に成長しています。

急速に広がるエコシステムの拡大に伴い、昨年末よりスイス法律事務所MMEの協力を得て、スイス法人の設立を進めてまいりました。新会社「Dev Null」AG では、新たな経営体制の下、プロトコルのガバナンスを強化するとともに、DAO（自律分散型組織）の実現への展開を加速して参ります。

新会社について

社名: Dev Null AG

住所: c/o Sielva Management SA, Gubelstrasse 11, CH – 6300 Zug

親会社: FRAME00株式会社（100%株主）

経営陣: CEO 原麻由美, CTO Aggre, COO 宮本麻利子、取締役: Eelco Fiole氏

設立日: 2021年4月23日（完了予定）

エルコ・フィオール氏からの就任挨拶

「Dev Null の取締役として参加できたことにこの上ない喜びを感じています。次世代のレベルのブロックチェーンイノベーションとOSSプロジェクトのトークン化を支援するDev Protocol は、それらを2020年に見事にローンチしており、プロジェクト数は既に1600 以上あります。

Dev Nullは有望なブロックチェーン起業家のために新たな金融の可能性を開くと共に、完全に新しい分野の代替投資機会を提供します。」

エルコ・フィオール氏プロフィール

資産、ブロックチェーン、代替投資の分野において、約10年間COOおよびCFOとして働いた経験を持つ。CFA資格保持者。

投資管理および投資信託における役員へのリスクガバナンスを提供する国際信託サービスパートナーシップのAlpha Governance Partners （www.alpha-gp.com）を2015年に共同設立し、同社の業務執行社員となる。チューリッヒ在住オランダ人。

2017年よりブロックチェーンガバナンスに携わる。現在、バルセロナ大学にてブロックチェーン技術の修士号取得に向けて研究をしている。

バーゼル大学にて経済学の博士号を取得。ローザンヌ大学とヌーシャテル大学にて財務倫理学の兼任教授をしている。

今後の展開

Dev Protocol 概要

Dev Protocol は、OSSをトークン化して持続可能に変える日本発の分散型プロトコルです。

スポンサープラットフォーム「Stakes.social」を使い、企業/個人を問わず、世界中から多くの開発者がOSSの資金調達に成功しています。Dev Protocolを使うと、クリエイターとスポンサーの両方が利益を得る、世界初の持続可能なインセンティブモデルをアプリケーションに実装することができます。

スポンサーはステーキングを通じて寄付よりも気軽に社会貢献を行い、クリエイターは、OSSのオーナーシップを証明した独自のソーシャルトークンを発行して、コミュニティに関わる全員と共有・収益化することが出来ます。

Webサイト https://devprotocol.xyz

Dapp https://stakes.social/

ブログ https://initto.devprotocol.xyz