通話コミュニティYay!の運営会社ナナメウエが16億円の資金調達を完了

Yay!のユーザーは500万人を突破。トークンエコノミーを構築しサスティナブルなバーチャルワールド構築へ

株式会社ナナメウエ(本社:東京都港区、代表取締役:石濵 嵩博)は、Yay! のさらなる拡大と飛躍へ向けて、SBIインベストメント、FFGベンチャービジネスパートナーズ、アカツキ、Infinity Ventures IV (GP), Ltd.、Infinity Ventures Crypto, G.P.、DG Daiwa Ventures、90s Management、Skyland Venturesおよび 個人投資家複数名と金融機関からの融資含め約16億のシリーズB資金調達ラウンドを完了したことを報告します。
今回の資金をもとに、プロダクトの強化及びマーケットシェアの拡大を図るため組織体制・採用を拡大していきます。

資金調達の背景・目的

ナナメウエは、「つながりを科学する」というミッションのもとに、同世代 × 趣味趣向でつながるバーチャルワールドYay! を運営しています。
Yay! は2020年1月にリリース以来2022年2月には登録者500万人を突破し、私達は誰もが自分を表現できる居場所を提供したいという想いでサービス開発を進めて参りました。

イーサリアム等のチェーンの発達、その上で動くアプリケーションの発展により、暗号資産のマーケットは急速に拡大し、2021年12月時点で250兆円を超える規模になりました。しかしながら、暗号資産全般で投機的な面が強いため、いずれかのタイミングで投資家が利益確定目的でフィアットに交換すると、暗号資産自体の価値が大きく下がります。

今後、サスティナブルに市場が拡大していくためには、利用者のバーチャル空間上の生活を豊かにし、暗号資産をバーチャルワールド上の資産に保存する動きを強くする流れを作ることが必要です。
そのための出口として、人のデジタル空間での居場所となるバーチャルワールドが役割を担うと考えています。

Yay! はすでに多くのユーザーが日常的に利用しており、非常に熱狂的なバーチャルワールドです。今後このコミュニティ上にトークンエコノミーを形成し、インセンティブ構造を作り込み、利用者がサービス運営に直接関与することができるWEB3時代の新しい居場所を生み出すチャレンジを行います。

今回調達した資金は上記を実現するために、主に以下の用途に充ててまいります。

  • Yay! の機能開発、トークンエコノミーシステムの構築
  • Yay! の新規ユーザー獲得及び、認知拡大、既存ユーザーのリテンションのためのマーケティング強化
  • 採用、人材育成体制の強化
  • ガバナンスの強化
  • NFTコミュニティへの貢献

ナナメウエ代表取締役 石濵 嵩博より

様々な領域で「民主化」の流れが来ています。

SNSの文脈では、リアルな人と紐づく人間関係の柵や階層構造により息苦しさが蔓延し、匿名で素が出せてフラットで多様性があり他人に寛容なSNSへと人が移動しています。インフルエンサーが個人で稼げる、といったレベルは5年前の話で、一般のレイヤーの方々が自分らしさを表現できるSNSへの移動が始まっています。

ファイナンスの文脈では、既存の金融システムの規制や既得権益を嫌い、トラストレスで自律的に動く分散型ネットワークであるブロックチェーン技術やトークンエコノミーによる資産形成が拡大し、250兆円以上の市場を形成しています。

僕たちはそのソーシャルとファイナンスの民主化が混ざりあったものが、次世代バーチャルワールドを形作ると考えています。しかし残念ながら現時点で、メタバースとして熱量のあるコミュニティを形成できているプレイヤーはグローバルマーケットでもごく一部です。毎日使われる体験こそが重要です。

今回、ここしか無いというタイミングで素晴らしい投資家の皆さまと出会い、ご支援を決めてくださいました。
日本という国はWEB3に関して様々な規制がありますが、正面から対話を重ね、丁寧に一つ一つクリアし、Yay!が日本発のコミュニケーション・情報流通インフラになれるよう全力を尽くしていきます。絶対にやりきります。

引受先からのコメント

SBIインベストメント マネージャー 小野 晃輝氏

石濵さんの「既存のSNSのメディア化」に共感し、TwitterやFacebookが日本で普及し始めたころ、たわいもない投稿をしていたのを思い出しました。日本初のWEB3時代のグローバルSNSをこのチームなら作ってくれると確信し、今回出資させていただきました。ナナメウエ社の事業成長をサポートし、世界中で利用されるサービスになることを期待しております。

株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ 代表取締役社長 福田 知氏

新たなSNSや居場所へのニーズが高まっているなか、日本からWEB3に真正面から挑むナナメウエ・Yay!とご一緒できることを大変嬉しく思います。
メタバース・WEB3の時代であっても、何より大切なものはコミュニティの熱量だと考えており、Yay!であれば世界を代表する日本発のサービスになれると確信しております。
心強いパートナーの皆さまとともに、我々も経済圏の創出も含めてご支援してまいります。

Infinity Ventures IV (GP), Ltd.(Headline Asia.)
Infinity Ventures Crypto(IVC), G.P. 
Partner 田中 章雄氏、Senior Associate 林 政恭氏

弊社はトークンエコノミーによって構築されるWeb3.0の時代が来ることを確信している一方で、日本でまだまだトークンを使ったサービスが少ない現状を問題視しています。 石濵さんとナナメウエ社の皆さんは国内外のトークンプロジェクトを研究し尽くし、日を追うごとにブロックチェーンやWeb3.0の理解を深め、本気でグローバル展開できる次世代ソーシャルメディアサービスを創っていこうとする姿に心を打たれました。
今後弊社はトークンモデルの設計や、海外のトークンプロジェクトと投資家への紹介における支援に注力し、ナナメウエ社の挑戦に伴走したいと思います。

株式会社Akatsuki Ventures 「Dawn Capital」ディレクター 山崎 大世氏

Yay!のプロダクトを見た瞬間から、ユーザーの緩くも熱いコミュニティが形成されていることを目の当たりにし、投資を決断しました。優秀かつチャレンジ精神豊富な石濵さんが率いるYay!の今後が非常に楽しみです。
微力ながらナナメウエとYay!の益々の成長に貢献できることを嬉しく思います。

株式会社 DG Daiwa Ventures マネージングディレクター 渡辺 大和氏

DG Daiwa Venturesは、グローバルでの投資およびリサーチを積極的に推進する中で、日本以外の国でもZ世代を中心とする若年層のニーズを埋める新たなSNSアプリが大きくユーザーを伸ばし、大型調達も相次いでいることに注目してまいりました。そうした中で、Yay!のグロースは素晴らしく、長年C向けプロダクトの成長と向き合ってきた石濵CEOだからこそ見えるWeb3に対するViewも非常に共感できるものでした。
Yay!のようなバーチャルワールドは、特に若い方が周りの目を気にせず自由に自分を表現できる居場所であり、人がポジティブに生きられるきっかけを与えることができると考えております。そうした社会的な意義においても、今回石濵CEOの船に乗らせていただいたことを光栄に思います。

90s 代表パートナー国本 帆高氏

当社がすでに熱狂的なコミュニティを有するYay!でメタバースに本格参入するタイミングで引受先として選んでいただき大変光栄に思います。Web3時代のグローバルSNSを日本から生み出すことは様々な規制があり非常に難しいですが、国産SNSの必要性が高まっている今、石濵さんだからこそ実現できると確信しています。Yay!が世界中の人々に運ではないかたちでベストな環境を提供するプラットフォームになることを期待しています。

Skyland Ventures パートナー木下 慶彦氏

ナナメウエチームは、2013年11月の初回投資以来SNS×スマートフォンアプリのドメインにこだわって事業をやっており、その集大成であるYay! は、若者含む多くのユーザーの次世代SNSに育ってきました。
また、今後Web3時代を捉えユーザーを巻き込みながらプロダクトをさらに成長させて行く予定です。当社の最大の競争力はプロダクトを非連続に変革させることだと思ってます。ここからの更なる成長を込めて追加投資しました、応援してます。

日本発のグローバルSNS実現に向けて、ガバナンスも強化、元警視総監の樋口 建史氏が社外取締役に就任

日本発のグローバルSNS実現に向けて、ガバナンスも強化、元警視総監の樋口 建史氏が社外取締役に就任

日本発のWeb3時代のグローバルSNSを実現するために、コーポレートガバナンス強化を目的として、この度、元警視総監である樋口 建史氏を社外取締役として迎え入れることとなりました。

新社外取締役樋口 建史氏からコメント

世界は今、産業革命以降最大のエネルギー転換を伴う変革期にありますが、人々が実現を目指している社会は、「誰もが自分の生き方を選択でき、参画できる社会(多様性を包摂する寛容な社会)」です。当社が持続的な社会の発展に貢献するためには、人々の多様なニーズを汲み取り、新たなサービスを開発し、社会に新たな価値を創出していかなければなりません。そのためには、すべてのステークホルダーに信頼される「誠実さ・高潔さ・真摯さ(integrity)」を旨とする経営が行われなければなりません。そういった観点から、経営を監督する責任を果たしていく所存です。

樋口 建史氏プロフィール

1953年、愛媛県松山市生まれ。東京大学法学部卒業。1978年、警察庁に入庁。警察庁では薬物対策課長、刑事企画課長、生活安全局長を、警視庁では公安部外事第一課長、公安総務課長、副総監などを歴任。2011年、第89代警視総監に就任。2013年退官。2014年4月から2018年3月までミャンマー駐箚特命全権大使。

以前より、当社ではガバナンス強化を目的として、コンプライアンスチームを組成しコーポレートガバナンスの強化に取り組んでまいりました。
今後は、樋口氏を筆頭に一層のコーポレート・ガバナンス強化に努め、日本でのWeb3に関連する様々な規制をクリアし、日本発の情報流通インフラとなるべく、事業拡大に向けて尽力してまいります。

バリューを策定。更にコーポレートロゴを一新

ナナメウエはプロダクト・ユーザーファーストであることを追求し続け、現在まで成長してきたと考えています。その価値観を組織により浸透させ、メンバーが同じ方向に向き歩みを進めていくことが更なる成長をもたらすと考えています。
また、社会構造がグローバル規模で大きく変わりゆくなか、改めてナナメウエのあり方を再定義するためにコーポレートロゴを一新することを決めました。

現在、ナナメウエは成長を続けるYay! でメタバースに本格参入し、大きな変化を遂げている真っ只中にいます。
新しい市場に、ナナメウエの旗を立て、世界にはばたいて参ります。どうぞご期待ください。

▼バリュー

1.Be Proactive (進めるのは、自分)

誰かの指示を待つのではなく、事業の成長のためにやるべきことを 考え、みずから決断し、攻めの姿勢で行動を起こしていこう。

2.Be Outstanding (誇れるクオリティを)

日本一のバーチャルワールドをつくる。
その自覚をもって、誇れるクオリティを追求しよう。 もう一歩の粘りを積み重ねて、改善を繰り返していこう。

3.Be Accountable(とことん自責思考)

問題が起こったとき、自分に原因がないかを振り返ってみる。 どんな課題も自分事化して、課題のボールをみずから拾いに行こう。

▼コーポレートロゴ

▼コーポレートサイト

https://nanameue.jp/

10以上の採用ポジションをオープン、Company Deckも公開

私たちが目指すバーチャルワールドYay!を創り上げていくために、今後採用をより強化していきます。
このCompany deckでは、ナナメウエのミッションや新たな挑戦、求める人物像などを紹介しています。

多国籍なメンバーで日々切磋琢磨しながら、プロダクトを作っています。
次の時代のあたりまえを一緒に作る、皆様からのエントリーをお待ちしております。

▼Company deck

https://speakerdeck.com/nanameuehr/company-deck2022-nanameue-ver1

▼採用情報

https://nanameue.jp/career

▼Yay!について

Yay!は、「すべての人に居場所を」というコンセプトを掲げ、2020年1月に開始した同世代 × 趣味趣向でつながるバーチャルワールドです。
同世代の人たちが、趣味趣向が合う友達と繋がり、グループで通話を楽しむことができます。

Yay!(イェイ)サイト : https://yay.space/

AppStore : https://apps.apple.com/jp/app/id1490387554

GooglePlay : https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.nanameue.yay&hl=ja

▼株式会社ナナメウエについて

所在地 :東京都港区赤坂8-12-14 UIW乃木坂3F

代表者 :代表取締役 石濵 嵩博

設立日:2013年5月1日

事業内容:同世代 × 趣味趣向でつながるバーチャルワールドYay!(イェイ)の開発運営

URL :https://nanameue.jp

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

株式会社ナナメウエ
担当:井上
E-mail:pr@nanameue.jp

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プレスリリース公開企業
業種

インターネットサービス

設立

2013年5月

本社所在地

東京都港区赤坂8-12-14 UIW乃木坂3F

代表者名

石濵嵩博

プレスリリース公開日時