Eclipse Mainnet、開発者向けにリリース

Eclipse財団は、Eclipseメインネットが開発者向けに開放されたことを発表します!今後数週間、ビルダーの皆様にはぜひEclipseメインネットへのデプロイと、Total Eclipse Challengeハッカソンへの参加をお願いいたします!

EclipseはEthereum上の初のSVM L2であり、Solanaの速度とEthereumの流動性の長所を組み合わせています。
私たちがEthereum上にEclipseを構築することを選んだのは、ビルダーがユーザーと資産のある場所で構築できると同時に、クリプトで最も性能が高く実績のある実行環境であるSolana Virtual Machine (SVM)を用いて、スケールとUXを優先できるからです。そのため、私たちはEthereum上でSolanaを構築することに非常に前向きでした。これを踏まえ、Eclipseメインネットがビルダーに向けて開放されたことを発表できることを嬉しく思います。

現段階での私たちの目標は、ビルダーが以下のことを確実に行えるようにすることです

  • シームレスなデプロイ:ビルダーはDAppを簡単かつ安全にEclipseにデプロイ
  • 迅速な技術サポート:EclipseチームはDiscordの#developersチャンネルでDAppチームに直接サポートを提供
  • Eclipseエコシステムの一員になる:ビルダー同士が出会い、エコシステムに関する知識をつけ、互いに助け合い、ポジティブサムの関係を構築

開発の手順はこちらのドキュメントをご覧ください

  • RPCアクセス。ビルダーはドキュメンテーションにてEclipseメインネット用のRPCを選択・アクセスできます。
  • ETHのブリッジング。この段階では、公開ブリッジUIはありません。ビルダーはこちらの指示に従ってCLIを通じてETHをEclipseにブリッジできます。
    注意:Ethereumメインネット上の正規ブリッジコントラクトにETH以外のアセットを送信しないでください。

全ビルダーをご招待

開発者向けEclipseメインネットの一環として、8月5日から8月18日まで開催されるのハッカソン「Total Eclipse Challenge」を開催いたします。

Total Eclipse Challengeは、2週間にわたるグローバルハッカソンで、イノベーターの皆様に最新のDAppアイデアを探求していただきます。上位者には総額約5万ドルの賞金が用意されています。
ハッカソンには、DeFi、ゲーミング、コンシューマー、ミームコイン、インフラストラクチャーの5つのユニークなトラックがあり、さまざまな講演やワークショップ、世界トップクラスの審査員やメンターが参加します。

ハッカソンの登録はこちら、詳細はウェブサイトをご覧ください。

メインネットの次の段階に向けた準備

EclipseはEthereum上で最も高性能なL2になることを目指しています。開発者向けEclipseメインネットには多くの制限があります。

ブリッジは中央集権的で、不正証明・引き出し・強制インクルージョン機能はありません。ユーザーはEclipseのリレーオペレーター、ロールアップマルチシグ、シーケンサーを信頼して安定性・安全性を確保する必要があります。

Eclipse財団は、Ethereum初のSVM L2を構築する過程で、将来的にこれらの問題に必ず対処いたします。私たちの当初の目標は、強制インクルージョン、パーミッションレス不正証明、トラスト最小化ブリッジを備えたステージ1ロールアップに可能な限り早く移行することです。

メインネットの次の展開段階は、パブリックメインネットです。その前に、最低でも引き出し機能を実装します。

パブリックメインネット開始時には

 ・EclipseにDAppのフロントエンドをデプロイしてください
 ・Discord/Twitterでコミュニティと共有してください(その際@EclipseFNDをタグ付けお願いします)

最後に

トークンエコノミクスの構築やブロックチェーン技術の活用等、web3領域に特化したハンズオン型のプロフェッショナルファーム、株式会社DeFimansとTempura technologies株式会社がFritto Tech PTE.LTD(Singapore)と連携し、ブロックチェーン・生成AI等の先端技術を活用し、新規事業の創出・事業のグローバル化を支援する「Sakaba Labs」が共同でEclipseの国内へのGTMを支援しています。

Eclipse財団は、機能的かつ安全、分散化を実装した高速なパブリックメインネットの提供に全力で取り組んでいます。上記の制限を取り除き、可能な限り迅速かつ安全にステージ1、そしてステージ2ロールアップへの移行に全力を注ぐ予定です。

その最終目標に向かって取り組む一方で、Eclipseでのオンチェーンイノベーションの未来に皆様をお迎えできることを非常に楽しみにしています。

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