
暗号資産(仮想通貨)の自動損益計算サービス「クリプタクト」を運営する株式会社 pafin(共同代表取締役アズムデ アミン / 斎藤 岳、以下、当社)は、国内初(*1)となる Solana ブロックチェーンのウォレット接続による、取引の自動識別および税務上の損益計算機能をクリプタクトに実装いたしました。
Solana チェーンの成長とユーザーニーズ
Solana ブロックチェーン(以下、Solana チェーン)は 2024 年に急成長を遂げ、TVL(*2)は 2024年1月の14億ドルから、12月には90億ドルに拡大(*3)し、チェーン上では暗号資産の売買、貸付、借入など、多種多様なDeFi取引が日々行われています。
この成長に伴い、クリプタクトの利用者からも、Solana チェーンの損益計算対応に関する要望が数多く寄せられておりました。
このような利用者のニーズに応え、ウォレット接続による自動識別、および税務上の損益計算機能の提供を確定申告期間に実現いたしました。

Solana チェーンのトランザクションは、従来広く利用されてきた EVM(Ethereum Virtual Machine) チェーンのトランザクションよりも複雑かつ柔軟です。このようなチェーンの特性に対応するため、各トランザクション内のそれぞれの命令によって引き起こされる資産移動を個別に分析する方法により、取引種類の自動識別を実装しました。
この手法により、従来のトランザクションの開始時点と終了時点の資産残高の差分を参照する方法と比較し、より正確な識別と損益計算を実現しました。1 つのトランザクション内で スワップ と ステーキング が組み合わさっているような複雑な取引の自動識別にも対応可能となり、利用者は損益計算を効率的に行うことができます。
DeFi 機能の詳細および使い方についてはヘルプページをご参照ください。
株式会社 pafin について
【提供サービス】
- 暗号資産の自動損益計算サービス「クリプタクト」
15 万人以上が利用する日本最大級の暗号資産損益計算プラットフォーム。暗号資産の自動損益計算や資産管理サービスを提供し、確定申告の作業をサポートします。
- Web3 の家計簿「defitact」
ウォレットアドレスを入力することで、瞬時にブロックチェーン上の取引を自動集約し、ポートフォリオを可視化。複数の分散型アプリケーションにおける個々の取引状況や、ウォレットにある資産の残高や時価総額のリアルタイムでの把握を可能とすることで、まるで Web3 の”家計簿”のような一元管理を実現します。
【会社概要】
共同代表取締役:アズムデアミン / 斎藤岳
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目2番4号 麹町HFビル5階
設立:2018年1月
- (※1)国内暗号資産の損益計算サービスを対象に自社調べ
- (※2)Total Value Locked…ブロックチェーンや DeFi アプリケーションに預けられている暗号資産の総量
- (※3)DefiLlama, 2025年2月時点 https://defillama.com/chain/Solana