仮想通貨イーサリアム2.0 ロードマップを新たに更新|イーサリアム3.0にも言及

イーサリアム3.0への概要を公開
Github上で更新されたリリースで、現在開発が進む「イーサリアム2.0」と「イーサリアム3.0」のロードマップが紹介された。

ロードマップを新たに更新

定期的に更新される「イーサリアム2.0」の開発状況に新たな進展がみられた。更新されたリリース内容では、現在開発が進む「イーサリアム2.0」だけではなく、さらにその先、未来のイーサリアムにあたる「イーサリアム3.0」のロードマップが紹介され、それらエコシステムの概要が記述された。

出典:Github

以下がその全内容の紹介となっている。

イーサリアム2.0

フェーズ0:シャード未実装のビーコン・チェーン

  • Casper FFGを用いた、決済ファイナライズのための「PoS」ビーコンチェーン
  • バリデータがブロックを提案する際に、RANDAOを利用し、RNGを作成する
  • RNGのアウトプットからProposerとattestation committeeを組織化する
  • バリデータがクロスリンクを生成
  • フェーズゼロの詳細

フェーズ1:EVM未実装の基本的なシャーディング

  • 取引をせずに、シャードにバイナリ・ラージ・オブジェクト(Blobs)が集められる
  • 提案者はバイナリ・ラージ・オブジェクト(Blobs)を提出する
  • 公証
  • より詳しい内容はphase 1 specimplementationsを参照

フェーズ2:EVMのステート移行機能

フェーズ3:ライトクライエントステートのプロトコル

フェーズ4:クロスシャード・トランザクション

フェーズ5:チェーンのセキュリティ強化

フェーズ6:指数関数的シャーディング

  • 再帰的シャード
  • 負荷分散

イーサリアム3.0

  • Casper CBCの導入
  • zk-STARKs
  • ヘトロジーニアス・シャーディング(他のシャードの照合頻度に影響を与えずに、あるシャードにおいて、gasあたりに捌くトランザクション量が増加する)
  • Sharding実装を超える、ポテンシャルを秘めたアイデアはあるのか?
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イーサリアム2.0へ向けた開発状況を毎週公開しているが、今回は3回目のリリースとなる。今回はフェーズ0だけでなく、「シャーディング」の開発段階であるフェーズ1に着手したことが明らかになった。
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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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