- 「イーサリアムはやめとけ」と言われる3つの具体的な理由
- 向いていない人・向いている人の特徴チェックリスト
- リスクを抑えて始めるための4つの実践ステップ
- BTCリスクとの違い・ETH固有のスマートコントラクトリスクの実態
「イーサリアムはやめとけ」と検索している方の多くは、価格下落への不安や「オワコン」という声、あるいはビットコインとの比較で迷っているのではないでしょうか。この記事では、イーサリアムに固有のリスクを3つのカテゴリで整理し、向いていない人の特徴とリスクを抑えて始める4つのステップを具体的に解説します。
なお、仮想通貨全般のリスク(詐欺・税務リスクなど)については仮想通貨は今でもやめとけ?損失回避のカギとなる4つのリスクと対策で詳しく解説しています。本ページはイーサリアム(ETH)に特有の論点に絞ってお伝えします。
「イーサリアムはやめとけ」と言われる3つの理由
批判や忠告の根拠は大きく3つに分類できます。それぞれの実態とデータを確認しましょう。
イーサリアムは2026年初頭に$3,000(約47万円)を超える場面もありましたが、2026年6月時点では$1,650〜$1,680前後(約26万円台)まで年初来約32%下落しています。ビットコインが相対的に底堅い動きを見せる中、ETHはより大きな下落幅となりました。
ビットコイン連動の下落に加え、ETH固有の下落要因(競合チェーンへの案件流出・機関投資家の一時的な資金引き出し)が重なる点が特徴です。短期トレードや一括購入は価格変動リスクを大幅に増幅させます。
イーサリアムのDeFi TVL(総ロック価値)シェアは2025年頃の63.5%から2026年には54%まで低下しています(DeFi Llama 2026年6月時点)。Solana・BNBチェーン・Baseなどのレイヤー1・レイヤー2競合が台頭し、新規プロジェクトやユーザーが分散しています。
ただし現時点でのDeFiシェア54%は依然として首位です。また2025年に完了したPectra・Fusakaアップグレードでスケーラビリティが向上しており、現時点のロードマップでは2026年内を目標とするGlamsterdamアップグレードでさらなる処理効率改善が期待されています。「オワコン」論は短期的な市場動向に基づくものが大半です。
ビットコインにはないETH固有のリスクが「スマートコントラクトリスク」です。イーサリアム上で動作するDeFiプロトコルやNFTプロジェクトのコードに脆弱性があった場合、ハッキングにより資産が流出する可能性があります。過去にはDeFiプロトコルが攻撃を受け、数百億円規模の資産が流出した事例もあります。
ただしイーサリアムのブロックチェーン本体への攻撃成功事例はほぼありません。DeFiを利用せず現物保有に限定する・実績のある監査済みプロトコルのみを使う・ハードウェアウォレットで管理するなどの対策で大幅に軽減できます。
イーサリアム投資に向いていない人の特徴5選
以下に当てはまる場合、現時点ではイーサリアム投資を避けるか、投資額を大幅に絞ることを検討してください。
あなたに当てはまりますか? イーサリアムに「向いていない人」
- 生活防衛資金がない:生活費3〜6か月分の現金を確保していない状態で投資に回そうとしている
- 借金・ローンで投資する予定がある:カードローン・消費者金融・マイナスの口座残高からイーサリアムを購入しようとしている
- 短期間で確実に増やしたい:「半年で2倍にしたい」「損失は許容できない」など確実性・短期リターンを求めている
- DeFi・ステーキングのリスクを理解せずに始めようとしている:スマートコントラクトの脆弱性やプロトコルリスクを把握しないまま高利回り運用に飛びつこうとしている
- 「ビットコインより伸びそう」という理由だけで選んでいる:ETH固有のリスク(競合チェーン台頭・スマートコントラクト)を理解せずにBTCとの比較だけで判断しようとしている
逆に言えば、生活防衛資金が確保されており、余裕資金を長期的な視点で積立投資できる方や、DeFiやステーキングの仕組みを理解した上で活用できる方は、イーサリアムを選択肢に含める合理的な根拠があります。向いている人の詳細はイーサリアム(ETH)とは?仕組みと基礎知識もご覧ください。
リスクを抑えて始める4つのステップ
「やめとけ」と言われる理由を理解した上で、それでも投資を検討する方のための実践的な対策です。
投資額を「総資産の5〜10%以内」に限定する
イーサリアムがゼロになっても生活に影響しない額から始めることが大切です。ポートフォリオ全体のリスク管理を前提に、余裕資金の範囲内で取り組みましょう。資産配分の考え方は仮想通貨を含むポートフォリオの作り方を参照してください。
一括購入でなく定期積立(DCA)を選ぶ
月1,000円〜でも毎月同額を購入する「ドルコスト平均法(DCA)」は、高値掴みリスクを分散する最も手軽な方法です。国内取引所では500円から積立設定できます。
DeFi・ステーキングは「現物保有に慣れてから」始める
スマートコントラクトリスクはETH固有のリスクです。まずは金融庁登録の国内取引所で現物保有のみからスタートし、仕組みを理解した後にステーキングやDeFiへ段階的に移行することを推奨します。
税務申告の準備を最初からする
イーサリアムの売却益は現行「雑所得・総合課税(最大55%)」です。ステーキング報酬も課税対象となる点に注意が必要です。損益計算ツール(Gtaxなど)を最初から使い始めることで申告漏れリスクを防げます。なお申告分離課税(20%)への移行は現時点で検討中の段階であり、施行時期は未確定です。
リスクを理解した上で始めるなら|おすすめ取引所
金融庁に登録された国内主要取引所を3社紹介します。各社の詳細な比較・手数料・口座開設手順はイーサリアムの買い方・おすすめ取引所比較をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
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イーサリアムはやめとけと言われる主な理由は何ですか? +
「イーサリアムはやめとけ」と言われる主な理由は3点です。
第一に価格変動リスクで、2026年初頭の$3,000超(約47万円)から2026年6月時点で$1,650〜$1,680(約26万円台)まで年初来約32%下落した局面があります。第二に競合チェーン・シェア低下リスクで、DeFi TVLシェアが63.5%→54%(DeFi Llama 2026年6月時点)に低下し、Solanaなど競合L1の台頭が続いています。第三にスマートコントラクトリスクですが、これはETH固有の論点で、コントラクトの脆弱性によるハッキング被害が主な原因です。
ただしイーサリアム本体のブロックチェーンへの攻撃成功事例はなく、リスクの多くは個別プロジェクトの実装品質に起因します。
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イーサリアムに向いていない人の特徴は何ですか? +
イーサリアム投資に向いていない人の主な特徴は5つです。
(1)生活防衛資金(生活費3〜6か月分の現金)がない、(2)借金・ローンで投資資金を用意しようとしている、(3)短期間で確実なリターンを求めている、(4)DeFi・ステーキングのリスクを理解せずに高利回り運用に飛びつこうとしている、(5)「ビットコインより伸びそう」という理由だけでETH固有リスクを把握せずに選んでいる、の5点です。
これらに当てはまる場合、現時点では投資を見送るか、損失が出ても生活に影響しない極小額から始めることを検討してください。
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イーサリアムのスマートコントラクトリスクとは何ですか? +
スマートコントラクトリスクとは、イーサリアム上に展開されたDeFiプロトコルやNFTプロジェクトなどのコード(スマートコントラクト)に脆弱性があった場合、ハッキングにより資産が流出するリスクです。ビットコインにはないETH固有のリスクといえます。
対策として、(1)実績のある監査済みプロトコルのみを利用する、(2)DeFiを使わず現物保有に絞る、(3)ハードウェアウォレットで資産管理するの3点が有効です。なおイーサリアムのブロックチェーン本体への攻撃成功事例はほぼなく、問題の多くは個別プロジェクトの実装品質に起因します。
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イーサリアムとビットコインどちらが「やめとけ」リスクが高いですか? +
一般的にビットコインと比較すると、イーサリアムは以下の点でリスクが高いとされます。(1)価格変動がより大きく、2026年は年初来約32%下落(BTCは相対的に底堅い)、(2)競合チェーンによるシェア奪取リスクがある(BTCは「デジタルゴールド」としての競合がほぼない)、(3)スマートコントラクトという固有リスクがある。
一方でイーサリアムはDeFi・NFT・RWAなどの実用エコシステムを持ち、ステーキング(年利約2〜4%程度・StakingRewards参照・変動あり)による運用もできます。どちらが絶対的に優れているとは一概に言えず、目的・時間軸・リスク許容度次第です。ビットコインのリスクについてはビットコインはやめとけ?リスクと向いていない人の特徴で詳しく解説しています。
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イーサリアムが「オワコン」と言われる理由は本当ですか? +
「イーサリアムはオワコン」という声は主に(1)短期的な価格下落、(2)SolanaなどへのDeFi・NFT案件流出、(3)手数料(ガス代)の高さへの不満、から出ています。ただし2026年時点でのファンダメンタルズは依然強固です。TVLシェア54%で依然首位、ETH現物ETFの累計流入は100億ドル超、PectraアップグレードとFusakaアップグレード(2025年)によりスケーラビリティが大幅改善されています。
「オワコン」かどうかは短期価格で判断するものではなく、技術・エコシステムの基盤が重要です。今後の価格予測についてはイーサリアム(ETH)は今後どうなる?2026年価格予想・将来性まとめをご覧ください。
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仮想通貨全般のリスクとイーサリアム固有のリスクの違いは何ですか? +
仮想通貨全般のリスクには詐欺プロジェクト・ラグプル・価格変動・規制リスクが含まれます。
これらはイーサリアムにも当てはまりますが、イーサリアム固有のリスクはさらに(1)スマートコントラクトの脆弱性(DeFi・NFT利用時)、(2)競合L1チェーンによるシェア低下リスク、(3)PoS移行後のバリデータ集中化リスク(Lidoなどが大口シェア)の3点です。一方でビットコインにない強みとして、ステーキング報酬やDeFiエコシステムを活用できる点があります。
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