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トラベルルール対応ソリューション「TRUST」導入予定のお知らせ ~国内暗号資産交換業者間の入出庫をワンストップで対応可能に~

 SBI VCトレード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:近藤 智彦、以下「当社」)は、2024年4月24日(水)より、トラベルルールに対応するソリューションとして2023年6月1日より導入しているSygnaに加え、新たにTRUSTを導入することをお知らせいたします。

 これにより、これまで国内業者間で採用するトラベルルール対応ソリューションの違いから、他の暗号資産交換業者との直接の入出庫が行うことができなかったTRUST導入業者(株式会社bitFlyer、コインチェック株式会社)との送付、受け取りを可能とする仕組みを当社内で構築し、お客様が国内暗号資産業者間の暗号資産の移動を安全に行える環境を整備してまいります。

≪ご注意≫

  1. TRUST経由による当社への入庫: 株式会社bitFlyer、コインチェック株式会社から当社への入庫は、現時点で実施可能時期は未定となっております。各社のトラベルルール対応につきましては、ご利用の各業者にお問い合わせください。
  2. TRUST経由による当社からの出庫:当社から株式会社bitFlyer、コインチェック株式会社への出庫は、導入日より実施可能です。

トラベルルールとは

 トラベルルールとは、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策のために国際的に定められたもので、「お客様からの依頼を受けて暗号資産の送付を行う暗号資産交換業者は、送付人の方と受取人の方に関する情報を、受取人先の暗号資産交換業者に通知しなければならない」というルールです。

 トラベルルールは2023年6月1日の改正犯収法により国内で義務付けられ、トラベルルールに対応するため国内の暗号資産交換業者では主にSygnaとTRUSTという2種類のソリューションが使われております。しかしながら、異なるソリューションを利用する暗号資産交換業者間での直接的な入出庫はできず、送付する場合はプライベートウォレット等を介する必要がありました。

 このたび、当社がSygnaとTRUSTの両ソリューションを導入し、国内の暗号資産交換業者間の入出庫をワンストップで繋ぐハブとしての役割を担うことで、AML/CFTの強化、お客さまの利便性の向上、ひいては暗号資産業界の発展に寄与するものと確信しております。

■トラベルルール対応について(一般社団法人日本暗号資産取引業協会)

https://jvcea.or.jp/news/main-info/20220301-001/

<トラベルルールの対象>

※当社から出庫可能な国内暗号資産交換業者については以下をご覧ください。

https://www.sbivc.co.jp/faqs/content/travelrule_04

なお、TRUST導入による海外の暗号資産交換業者との接続については、接続テストが完了した業者について、都度お知らせして参ります。

 当社ではSBI グループが掲げる「顧客中心主義」の理念のもと、お客さま視点に立ったサービスを実現し てまいります。今後ともご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。