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【2026年最新】ステーブルコインとは?仕組み・種類・リスク・将来性を徹底解説

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ステーブルコインとは?
約3,080億ドル 約48兆円 ステーブルコイン市場規模
85%超 USDT+USDC 上位2銘柄の市場シェア
最大7,500億ドル 5,000〜7,500億ドル規模へ 2028年市場予測 JPモルガン試算(2025年7月)

この記事のポイント

ステーブルコインとは、米ドルや日本円などに価値を連動させた価格安定型のデジタル通貨です。

市場規模は2025年末に約3,080億ドル(約48兆円)まで拡大。本記事では法定通貨担保型・仮想通貨担保型など4種類の仕組み、USDT・USDC・JPYCなど主要銘柄の特徴、リスク、将来性、日本の規制動向を解説します。

各銘柄の詳しい購入手順は下記の専用ページをご確認ください。

なんで今、ステーブルコインがこんなに注目されてるの?

コインちゃん

各務 貴仁
CoinPost CEO

これまでステーブルコインは米ドル建てのUSDT・USDCが圧倒的に主流だったんだ。でも2025年10月、日本でついに日本円建てのJPYCが金融庁から国内初の認可を取得した。

さらに2026年6月には、SBI新生信託銀行が発行する信託型円建てステーブルコインJPYSCと、リップル社傘下が発行する米ドル連動のRLUSDも国内で正式にスタート。メガバンク3行も円建てSCの共同発行を計画中で、日本の金融インフラが大きく変わろうとしているタイミングなんだよ。

記事の監修

各務 貴仁
各務 貴仁 @coinpost_kagami

2017年に日本最大の暗号資産・Web3メディアCoinPostを創業。2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3特化の開発支援事業SUDACHI Techも展開。法人向け暗号資産(仮想通貨)アナリストとしても活動。

経済産業省 Web3.0・ブロックチェーン活用デジタル公共財構築実証事業 有識者委員(2024年)

各銘柄の購入手順・詳細ガイド

$
USDC SBI VCトレードで購入

米ドル連動。DeFiやクロスボーダー決済向け。国内はSBI VCトレードのみ取り扱い。

USDCの買い方を見る →
¥
JPYC JPYC公式サイトで入手

日本円連動・金融庁登録済み。為替リスクなし。1円から即時送金・当面手数料無料。

JPYCの買い方を見る →
🪙

ステーブルコインとは

ステーブルコインとは、価格が安定(ステーブル)するよう設計されたブロックチェーン上のデジタル通貨です。多くは米ドルや日本円などの法定通貨に1:1で連動(ペッグ)しており、「1コイン≒1ドル」「1コイン≒1円」のように価値が一定に保たれます。

銀行を介さず低コストで送金でき、24時間365日いつでも利用可能な点が特徴です。代表的なものに米ドル連動のUSDT・USDC、日本円連動のJPYC、金価格に連動するPAXGなどがあります。

⚙️

仕組みと種類

ステーブルコインの4つの種類|法定通貨担保型・仮想通貨担保型・無担保型・商品担保型の違いを図解

ステーブルコインは価格安定の仕組みによって主に4種類に分類されます。日本では改正資金決済法の施行(2023年)により、国内規制対応の円建てSCも独自の法的枠組みで登場しています。

タイプ 担保資産 代表例 特徴
法定通貨担保型 米ドル、ユーロ等 USDT、USDC、PYUSD 最も普及。価格安定性が高い
仮想通貨担保型 ETH、BTC等 USDS、sUSD 分散型。過剰担保が必要
無担保型 なし FRAX、AMPL アルゴリズムで供給量調整。最もリスクが高い
商品担保型 金、銀等 PAXG、XAUt、ZPG 実物資産に連動
円建て担保型
1号・資金移動業者型
日本円
(預金・国債)
JPYC
JPYC株式会社
国内初の認可済み円SC。少額決済向け(1回100万円以下)。手数料当面無料
円建て担保型
3号・信託型
日本円
(信託財産として分別管理)
JPYSC
新生信託銀行(SBI系)
信託による破綻隔離。発行・償還の上限制限なし。機関投資家・大口決済向け(2026年6月24日提供開始)

※ JPYC・JPYSCは改正資金決済法「電子決済手段」の枠組みに基づく国内規制対応型。法的分類・ターゲット・発行・償還上限が異なる。

法定通貨担保型

米ドルやユーロなどの法定通貨を担保に、1:1の比率で価値を裏付けるタイプです。USDCは「1USDC≒1USD」となるよう設計されており、Circle社が同額の法定通貨を信託会社に保管しています。最も普及しており、価格安定性が高いのが特徴です。

日本では改正資金決済法(2023年6月施行)により「電子決済手段」の枠組みが整備され、円建ての法定通貨担保型SCが国内法に基づいて発行可能になりました。発行方式によって1号(資金移動業者型)3号(信託型)に分かれており、JPYCが前者、JPYSCが後者に該当します。詳細は後述のJPYC・JPYSCの比較をご覧ください。

仮想通貨担保型

ETHやBTCなどを担保に価値を裏付けるタイプで、価格変動リスクに備え発行額以上の担保(過剰担保)が必要です。Sky Protocol(USDS)では、100ドル分の発行に最低150ドル相当のETHが必要です。

無担保型(アルゴリズム型)

担保資産を持たず、アルゴリズムによる供給量の自動調整で価格を維持するタイプです。2022年のTerraUST崩壊のように、信頼喪失でペッグが急速に崩壊するリスクがあり、最もハイリスクな設計です。

商品担保型(コモディティ型)

金や銀などの実物資産を担保にするタイプです。Paxos Gold(PAXG)は1トークン≒金1オンスに連動し、条件を満たせば実物の金との交換も可能です。


📊

ステーブルコインの市場規模

仮想通貨データサイトDeFiLlamaによると、2025年12月時点のステーブルコイン発行総量は約3,080億ドル(約48兆円)に達しています。2024年初頭の約1,300億ドルから2年足らずで倍増しており、活用領域が急速に拡大しています。

JPモルガンのアナリストは2025年7月のレポートで、ステーブルコイン市場が2028年までに約5,000〜7,500億ドルへ拡大すると予測しています。


🏆

主要なステーブルコイン銘柄

2025年12月時点、Tether(USDT)が約60%、Circle(USDC)が約25%と上位2銘柄で全体の85%超を占める寡占状態が続いています。

銘柄名 市場規模 特徴
Tether(USDT) $1,862億 流通量最大。複数チェーン対応で取引所の流動性が高い。
USD Coin(USDC) $765億 Circle発行。規制準拠・米金融機関連携を重視。国内はSBI VCトレードのみ取り扱い。
Ripple USD(RLUSD)
国内初・4号
急成長中 リップル社傘下SCTC社発行。NYDFS認可済み。2026年6月24日より国内初の第4号電子決済手段としてSBI VCトレードで取り扱い開始。XRPLとイーサリアムで発行。
USDS $96.6億 Sky Protocol運営の仮想通貨担保型。
Ethena USDe $65.3億 デルタニュートラル戦略で利回りを提供。
PayPal USD(PYUSD) $38.6億 PayPal発行。YouTube支払いなど決済利用が拡大中。
JPYC
国内初
10億円突破 日本初の認可済み日本円ステーブルコイン。2025年10月ライセンス取得。
JPYSC
国内初・3号
先行提供中
2026年6月〜
SBIグループ×Startale Group共同開発の信託型円建てSC(3号電子決済手段)。SBI新生信託銀行が発行主体。2026年6月24日にSBI VCトレードで先行提供開始。
OUSD
新着
本格稼働予定
2026年後半〜
Visa・Mastercard・BlackRock・Googleなど140社超が参加するコンソーシアム型の米ドル連動SC。準備金(主に米国債)の収益を参加企業間で分配する「共有インフラ型」モデル。2026年6月30日発表。

*2025年12月時点の概算値

Tether(USDT)とは

Tether(テザー)が発行するUSDTは、世界最大の流通量を持つステーブルコインです。2014年に発行が開始され、2025年12月時点の時価総額は約1,862億ドル。ステーブルコイン市場全体の約60%を占め、ビットコイン・イーサリアムに次ぐ仮想通貨市場全体でも第3位の規模です。

時価総額 $1,862億 市場シェア 約60%
対応チェーン 14チェーン以上 Tron・ETH・Solanaなど
発行開始 2014年 ステーブルコインの先駆け

USDTの最大の強みは流動性の高さです。世界中のほぼすべての仮想通貨取引所に上場しており、BTC・ETHなどと並ぶ基軸通貨として機能しています。特にTronネットワーク上のUSDTは送金手数料が1円未満と安く、東南アジア・中東・アフリカなど新興国での国際送金や、インフレヘッジとしての米ドル代替需要を中心に急拡大しています。

一方で長年にわたり準備金の透明性が議論の対象となってきました。Tether社は定期的に準備金証明を公開していますが、大手会計事務所による完全な第三者監査ではないとの指摘が続いています。2025年には米国向けに規制準拠型の新ステーブルコイン「USAT」の発行計画も報じられており、GENIUS法への対応として既存のUSDTとの棲み分けが注目されます。

⚠️
準備金の透明性に注意:USDTは2023年のシリコンバレー銀行破綻時もUSDCほど大きな影響を受けなかった実績を持つ一方、担保構成(米国債・CP・貸付金など)の詳細開示は限定的です。大口利用や長期保有の際はリスクとして認識しておきましょう。

Ripple USD(RLUSD)とは

RLUSD(Ripple USD)は、リップル(Ripple Labs Inc.)傘下のSCTC社(Standard Custody & Trust Company)が発行する米ドル連動型ステーブルコインです。2024年12月にグローバルでローンチし、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の認可のもとで発行される規制準拠型のステーブルコインとして普及が進んでいます。

日本では2026年6月24日、SBI VCトレードが国内唯一の取り扱い取引所として正式提供を開始しました。日本の資金決済法上の「第4号電子決済手段」(国内初)として分類され、販売所で日本円から直接購入・外部ウォレットへの出庫も可能です(1回100万円上限)。

法的分類(日本) 第4号
電子決済手段
国内初
発行主体 SCTC社
(Ripple傘下)
NYDFS認可済み
国内購入 SBI VCトレード 2026年6月24日〜

準備資産は米ドル預金・短期米国債・現金同等物で100%裏付けられており、第三者会計事務所による月次検証レポートが公開されています。またXRP Ledger(XRPL)とイーサリアムの両チェーンで発行されており、XRPとの連携によるクロスボーダー送金・RWA決済・流動性提供が主な用途として想定されています。

Open USD(OUSD)とは

OUSD(Open USD)は、Open Standardが発行する米ドル連動型ステーブルコインです。Visa・Mastercard・Stripe・BlackRock・Google・Coinbaseをはじめ、日本からは三井住友フィナンシャルグループ・みずほフィナンシャルグループを含む140社超の企業コンソーシアムがバックアップする「共有インフラ型」の新しいモデルが特徴です。

発表日 2026年6月30日 本格稼働は2026年後半予定
参加企業 140社超 Visa・Mastercard・BlackRock等
発行モデル コンソーシアム型 準備金収益を参加企業に分配

従来のUSDT・USDCが単一発行者による収益独占モデルを採用してきたのに対し、OUSDは準備金(主に米国債)の運用収益をコンソーシアム参加企業全体に還元する点が最大の差別化要因です。StripeがOUSDのデフォルト採用を検討しているとも報じられており、グローバル決済インフラとしての普及が注目されています。2026年7月時点では本格稼働前のフェーズで、国内取引所での取り扱いは未定です。

📖 JPYC 関連記事・インタビュー


⚖️

USDCとJPYCの違い・比較

国内で購入・利用できる主要ステーブルコインであるUSDC(米ドル連動)JPYC(日本円連動)の違いを徹底比較します。目的・用途によって選択肢は明確に分かれます。

🔍 USDC vs JPYC|徹底比較(2025年12月最新)
🇺🇸 米ドル連動

USDC

USD Coin|発行:Circle社

連動通貨 米ドル(1USDC≒1USD)
市場規模 約765億ドル(世界第2位)
規制・法的位置付け 米GENIUS法準拠  NY州規制認可
国内購入 SBI VCトレード(国内唯一)
主な用途 DeFi運用・仮想通貨取引・クロスボーダー決済・機関投資家利用
為替リスク あり(円安時に価値上昇・円高時に下落)
透明性 大手会計事務所による月次証明を公開。業界最高水準の透明性
対応チェーン イーサリアム・Solana・他多数
🇯🇵 日本円連動

JPYC 国内初

JPYC|発行:JPYC株式会社

連動通貨 日本円(1JPYC≒1円)
市場規模 10億円突破(国内最大の日本円SC)
規制・法的位置付け 電子決済手段  金融庁登録 第99号
国内購入 JPYC公式サイト・取引所(拡大中)
主な用途 法人決済・給与支払い・国内送金・Web3サービス利用
為替リスク なし(円建てのため為替変動の影響なし)
手数料 発行・償還・送金手数料当面無料
対応チェーン Ethereum・Polygon・他(予定)
法的枠組み 改正資金決済法「電子決済手段(1号)」
資金移動業者として発行。銀行・信託型とは別枠
発行・償還上限 現状 1回100万円以下
第2種資金移動業者扱い。将来的に第1種移行を検討
裏付け資産 日本円預金・国債など
国債需要への寄与も期待される
🇺🇸 USDCが向いている人
DeFiや仮想通貨の取引をしたい/ドル建てで資産を持ちたい/グローバルな決済・送金を活用したい方
🇯🇵 JPYCが向いている人
為替リスクなしでステーブルコインを使いたい/日本円ベースの法人決済や送金に使いたい/国内の次世代決済インフラを体験したい方

🇯🇵 JPYC 制度・仕様の詳細

⚖️ 法的枠組み

改正資金決済法(2023年6月施行)に基づく「電子決済手段(1号)」として位置付けられる。銀行や信託会社とは異なり、資金移動業者としての発行が可能な枠組み。金融庁・関東財務局登録番号 第99号。

📋 現時点の制限

現状は第2種資金移動業者扱いのため、法定通貨との交換(発行・償還)は1回100万円以下に限定。大口決済には制限あり。将来的には第1種資金移動業者への移行、または電子決済手段等取引業(電取業)ライセンスの取得を検討中。

🏦 裏付け資産

日本円預金・国債などで100%裏付け。国債保有を通じた国債需要への寄与も政策的に期待される。ステーブルコインが普及すれば個人・法人の円資産の一部が国債に流れる構造。

📈 成長戦略

実需を重視した「預金として眠らないお金」の流通促進を基本方針とする。シリーズB資金調達17.8億円を完了し、マルチチェーン対応の拡大とエコシステム強化を推進中。

SBI JPYSC(信託型円建てステーブルコイン)とは

JPYSCは、SBIホールディングスとStartale Group(スターテイル、代表:渡辺創太氏)が共同開発した信託型円建てステーブルコインです。2026年6月24日にSBI VCトレードでの先行提供を開始し、国内初の信託型(第3号電子決済手段)として正式に提供が始まりました。現在は口座内限定での提供となっており、外部ウォレットへの出庫は法令整備後に対応予定です。

種類 信託型(3号) 電子決済手段
発行主体 新生信託銀行 SBI新生銀行の子会社
提供開始 2026年6月24日 SBI VCトレード口座内限定

JPYSCの最大の特徴は、信託型(3号電子決済手段)を採用していることです。ユーザーから預かった日本円資産を信託銀行で分別管理するため、発行体が万一破綻しても信託財産は一般債権者から切り離されて保護されます(信託法に基づく)。また、資金移動業者型(1号)のJPYCとは異なり、発行・償還の上限制限がなく、機関投資家や企業間の大規模取引にも対応します。

SBIグループ北尾吉孝会長兼社長はMoneyX 2026の基調講演で、「既存金融とブロックチェーンの橋渡し役として”通貨の新時代”を構築する」としてJPYSCを位置づけ、米国のGENIUS法や日本の申告分離課税への移行にも強い期待を表明しました。

項目 JPYC(JPYC株式会社) JPYSC(SBI系)
法的分類 1号電子決済手段(資金移動業者型) 3号電子決済手段(信託型)
発行主体 JPYC株式会社 新生信託銀行(SBI系)
発行・償還上限 1回100万円以下 上限なし
資産保全 日本円預金・国債 信託財産として分別管理(破綻隔離)
主なターゲット 一般消費者・中小企業・Web3 機関投資家・大口企業間・国際送金
手数料 当面無料(1円から利用可) 未公表
ステータス 発行中(2025年10月〜) 2026年6月24日提供開始
SBI VCトレード口座内限定(先行提供)

名称が似ているため混同されやすいですが、JPYCとJPYSCはターゲット・設計思想ともに異なります。一般消費者向けの少額即時決済はJPYC、機関向けの大口・国際決済はJPYSCと、競合ではなく補完・棲み分けの関係と見られています。

🎤 MoneyX 2026 基調講演SBI北尾会長兼社長、円建てステーブルコイン「JPYSC」を解説|米国規制整備・日本税制改革にも強い期待 オンチェーン金融を核としたSBIグループ戦略の全容
💳

購入方法・取り扱い取引所

国内でステーブルコインを購入する場合、取り扱い取引所が銘柄によって異なります。主な選択肢は以下の2つです。

USDC(米ドル連動) 取り扱い:SBI VCトレード
  • 国内唯一のUSDC取り扱い(電子決済手段等取引業者 第00001号)
  • スプレッド約0.5円(約0.35%)と低水準
  • 売買手数料・入出金・出庫手数料すべて無料
  • 2026年春:アプラスとQRコード店舗決済の実証実験を予定
SBI VCトレードで
USDCを購入する →

※口座開設・入金は無料。投資にはリスクがあります。

JPYC(日本円連動) 取り扱い:JPYC公式
  • 金融庁登録済み、日本初の電子決済手段(第99号)
  • 1円から即時送金可能・当面手数料無料
  • 為替リスクなし。円建てで安心して保有できる
  • Circle StableFX(国際FX決済)で円建て唯一採択
JPYC公式サイトで
JPYCを入手する →

※電子決済手段。価値の変動リスクは低いですが、発行体リスクはあります。

DAI(分散型ステーブルコイン)

DAIはMakerDAOが管理する米ドル連動の分散型ステーブルコインで、複数の国内取引所で取り扱われています。

取引所特徴
bitFlyer 初心者でも使いやすいシンプルなUI。国内最大規模の取引所の一つ。
bitbank 国内アルトコイン取引量No.1*。DAIの流動性が高い。
GMOコイン 多機能アプリ・チャート機能が充実。手数料体系が明瞭。

*2024年11月〜2025年10月のJVCEA統計情報自社調べ


⚠️

ステーブルコインのリスク

ステーブルコインは価格安定を目指す設計ですが、利用にあたっては以下の3つのリスクを理解しておく必要があります。

🏦

①カウンターパーティーリスク

発行体の経営破綻・不正・技術的障害などにより、保有するステーブルコインの価値が毀損するリスク。2023年3月のシリコンバレー銀行破綻時には、CircleがUSDC準備金の一部を同行に預けていたことが判明し、USDCが一時0.87ドルまで下落しました。また、規制当局の要請に基づく特定アドレスの資産凍結事例もあります。

🔍

②担保資産の透明性リスク

発行体が実際に十分な担保を保有しているか、外部から検証しにくいという課題があります。Tetherは定期的に準備金証明を公開していますが、完全な第三者監査ではないとの批判もあります。2022年のTerraUST崩壊(約400億ドルが数日で消失)は、担保資産への信頼が失われた際の最悪のケースです。

⚖️

③法規制の変更リスク

規制環境は政権交代や政策変更により変わる可能性があります。EUではMiCA規制施行によりTetherが一部の取引所から上場廃止となった事例もあります。日本でも改正資金決済法(2023年施行)により発行体への厳格な要件が課されており、今後の規制変化には引き続き注意が必要です。

📺 動画で学ぶステーブルコインのリスク|USDTやUSDCなど6銘柄を23分で徹底考察

「どのステーブルコインが安全か」、リスクの種類を把握するだけでは判断できません。銘柄ごとの担保構造・発行体の信頼性・スマートコントラクトの設計まで踏み込んで初めて見えてくるものがあります。CoinPostと幻冬舎「あたらしい経済」が共同運営する仮想通貨・ブロックチェーン教育番組「WebX STUDIO」では、平野淳也氏がUSDTやUSDCなど代表的な6銘柄を個別に取り上げ、崩壊時に想定される直接被害・流動性提供(AMM)での連鎖被害・イールドアグリゲーター経由の間接被害の3パターンと、法定通貨担保型・仮想通貨担保型・アルゴリズム型それぞれの設計的特性を照合しながら解説しています。

ステーブルコイン、そのリスクを考察(USDC・USDT・BUSD・DAI・FRAX・MIM)
23:30

講師:平野淳也 氏|HashHub共同創業者(2018年創業)。2023年SBIグループ参画し、現在は事業家・投資家として活躍。
制作:WebX STUDIO|CoinPostと幻冬舎「あたらしい経済」が共同運営する仮想通貨・ブロックチェーン教育番組|再生時間:23分30秒


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ステーブルコインの将来性

ステーブルコインは、仮想通貨専用ツールからデジタル金融と従来金融をつなぐインフラへと進化しつつあります。2025年に成立した米国のGENIUS法により規制枠組みが整備され、主流決済システムへの統合がさらに加速すると期待されています。

業界有識者の見解(WebX 2026より)

パンテラキャピタル ゼネラルパートナーのFranklin Bi氏はWebX2026(2026年7月13日)の登壇で、ジーニアス法(GENIUS Act)の意義について次のように語った。「ジーニアス法の制定によって、世界中の市場と中央銀行が動き出した。これはマネーの近代化だ。この波に乗り遅れた国の通貨や決済システムは取り残される、という危機感が政策・産業・金融の各レイヤーで共有されている。現在、数多くの機関がステーブルコインを最優先事項のトップ3に位置づけている」

同氏はさらに「ジーニアス法が業界全体のリスクを下げ、フィンテック出身の人材が規制上の障壁なくステーブルコインや関連インフラを構築できるようになった」と述べ、日本については「金融商品取引法(FIEA)の動向を注目すべき市場と位置づけている」と語った。2013年の創業以来250社超に投資してきた同社の視点では、ステーブルコインは「プロダクトマーケットフィットを確認され、本来の普及フェーズに入りつつある最も顕著な例」と位置づけられている。

WebX 2026レポート:パンテラが語る次の資金の潮流、ジーニアス法とAIが変える市場の未来 →
💴

電子決済手段としての普及

日本ではJPYC発行開始・メガバンク3行の共同発行計画が進行中。円建て普及で国内企業の為替リスク回避やWeb3普及が加速。

🌐

企業間・国際決済の高度化

24時間・低コスト・即時のPvP決済でサプライチェーン全体の資金フロー可視化が可能に。CircleのStableFXがその先例。

コスト・速度の革命

従来銀行振込(数百〜数千円・翌営業日)からステーブルコイン(数円・数秒)へ。プログラマブルマネーによる自動決済も実現。

業界有識者の見解

国内ステーブルコインが解禁された2023年、WebX 2023に登壇したProgmat(現三菱UFJ信託銀行系)の齊藤達哉氏は「ステーブルコインで法人間決済を自動化すれば強力なビジネスインパクトを生む」と述べ、MZ Cryptosの白石陽介氏(当時JCBA ステーブルコイン部会長)は「発行体・流通者の両方に利用者保護規制が施行されるため、日本の枠組みは他国より先進的だ」と強調しました(WebX 2023レポート)。

🎤 業界有識者の見解(WebX 2026より)

金商法改正は暗号資産ETFの解禁や申告分離課税の整備を通じて、ステーブルコインを含む暗号資産市場全体の制度基盤を刷新するものです。WebX 2026(2026年7月)の「日本暗号資産市場は金商法でどう変わる?」セッションでは、日本デジタル分散型金融協会の保木健次氏が、今回の金商法改正の「隠れた裏テーマは暗号資産ETF」と指摘。ETFにより信託・証券会社など伝統的金融機関が多数関わる形で組成・販売できるようになる点を、市場構造の転換として重視した。

自民党の木原誠二氏(財務委員長)も「個人投資家に資産へアクセスしてもらうには市場の厚みが重要」とした上で、機関投資家を呼び込むためにETFは必須と発言。20%の申告分離課税・損失繰越控除の措置とあわせて、市場整備を着実に進めていく方針を示した。

WebX 2026レポート:「日本暗号資産市場は金商法でどう変わる?」 →

世界最大の資産運用会社ブラックロックは2026年の投資展望で、「クロスボーダー決済や新興市場における現地通貨の代替手段として、ステーブルコインは急速に進化するトークン化された金融システムへの重要な一歩だ」と評価しています。

📰 業界動向・有識者インタビュー


よくある質問(FAQ)

米ドルや日本円などに価値を連動させた価格安定型のデジタル通貨です。24時間365日・低コストで送金・決済できる点が特徴で、仮想通貨取引やDeFi、国際送金など幅広い用途で利用されています。
USDCは米ドル連動でCircle社が発行し、DeFiや国際送金に強みがあります。国内ではSBI VCトレードのみ取り扱い。JPYCは日本円連動でJPYC株式会社が発行し、2025年10月に金融庁から国内初の電子決済手段ライセンスを取得。為替リスクなしで国内決済・送金に活用できます。
USDCは国内ではSBI VCトレードのみで購入可能(2025年12月現在)。JPYCはJPYC公式サイトから購入できます。DAIはbitFlyer・bitbank・GMOコインなど複数の国内取引所で取り扱いがあります。
2025年12月時点で約3,080億ドル(約48兆円)に達しています。Tether(USDT)が約60%($1,862億)、Circle(USDC)が約25%($765億)と上位2銘柄が85%超を占めています。USDTはビットコイン・イーサリアムに次ぐ仮想通貨市場全体でも第3位の規模です。JPモルガンは2028年までに5,000〜7,500億ドル規模へ拡大すると予測しています。
主なリスクは3つ。①カウンターパーティーリスク(発行体の破綻・不正)、②担保資産の透明性リスク(準備金が不足している可能性)、③法規制変更リスク(規制環境の変化が事業継続に影響)。特に無担保型(アルゴリズム型)は2022年のTerraUST崩壊のような急激なペッグ崩壊リスクもあります。
最大の違いは価格の安定性です。ビットコインは需給で価格が大きく変動(1日で10%以上)しますが、ステーブルコインは法定通貨等に連動し価格がほぼ一定です。ビットコインは長期的な価値保存・投資向け、ステーブルコインは日常決済・送金・DeFi運用向けの用途に適しています。
名称は似ていますが、設計思想とターゲットが明確に異なります。JPYCはJPYC株式会社が発行する資金移動業者型(1号電子決済手段)で、一般消費者・中小企業向けの少額即時決済が主な用途です。法定通貨との交換(発行・償還)は1回100万円以下に制限されますが、オンチェーン送金はパブリックチェーン上で自由に行えます。一方JPYSCはSBIホールディングスとStartale Groupが共同開発した信託型(3号電子決済手段)で、SBI新生信託銀行が発行主体です。2026年6月24日に提供を開始しており、発行・償還の上限制限がなく機関投資家・大口企業間決済に適しています。なお先行提供の段階ではSBI VCトレード口座内限定で、外部ウォレットへの出庫は法令整備後に対応予定です。
はい。2025年10月にJPYC株式会社が国内初の電子決済手段ライセンスを取得し日本円ステーブルコインを発行しています。改正資金決済法に基づく「電子決済手段(1号)」として位置付けられ、資金移動業者として発行可能な枠組みです。現状は第2種資金移動業者扱いのため発行・償還は1回100万円以下に限定されていますが、裏付け資産は日本円預金・国債で100%保証されています。
また三菱UFJ・三井住友・みずほの3メガバンクが円建てステーブルコインの共同発行を計画中(今年度内実用化目標)。SBIグループとStartaleによる信託型JPYSC(2026年6月24日提供開始)は国内初の第3号電子決済手段。同日、リップル社傘下SCTC社が発行するRLUSD(第4号電子決済手段)もSBI VCトレードで国内初取り扱いを開始しています。ソニー銀行・バイナンスジャパン・あおぞら銀行なども発行に向けた取り組みを発表しています。
リップル(Ripple Labs Inc.)傘下のSCTC社(ニューヨーク州認可信託会社)が発行する米ドル連動型ステーブルコインです。2024年12月にグローバルでローンチし、2026年6月24日にSBI VCトレードを通じて日本で正式取り扱いが開始されました。日本の資金決済法上の「第4号電子決済手段」(国内初)に分類され、日本円から直接購入可能です。米ドル預金・短期米国債・現金同等物で100%裏付けられており、月次検証レポートが公開されています。詳しくはRLUSDの詳細ガイドをご確認ください。
OUSDはOpen Standardが発行する米ドル連動型ステーブルコインです。Visa・Mastercard・Stripe・BlackRock・Coinbase・Google・BNY Mellon・Ripple・IBM・三井住友FG・みずほFGなど140社超の企業コンソーシアムが参加する「共有インフラ型」モデルが特徴で、準備金(主に米国債)から生じる運用収益を参加企業間で分配します。2026年6月30日に発表され、本格稼働は2026年後半を予定しています。詳しくはOUSDの詳細ガイドをご確認ください。

📌 まとめ

  • ステーブルコインは価格安定型のデジタル資産であり、法定通貨「米ドル」「日本円」連動型など4種類の仕組みがある
  • 2025年12月時点の世界市場規模は約3,080億ドル(約48兆円)。USDTとUSDCが85%超を占める
  • 国内でUSDCが購入できるのはSBI VCトレードのみ
  • JPYCは2025年10月に国内初の電子決済手段ライセンスを取得。1円から即時送金・当面手数料無料
  • JPYSCは2026年6月24日に国内初の信託型円建てステーブルコイン(第3号電子決済手段)として提供開始。SBI新生信託銀行が発行主体で発行・償還の上限制限なし
  • RLUSDは2026年6月24日に国内初の第4号電子決済手段としてSBI VCトレードで取り扱い開始。リップル社傘下SCTC社発行・NYDFS認可済み
  • OUSDはVisa・Mastercard・BlackRock・Googleなど140社超が参加するコンソーシアム型米ドル連動SC。2026年6月30日発表、本格稼働は2026年後半予定

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