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ENIがWebX Japanに登壇、伝統的資本と未来経済をつなぐ架け橋を構築

ENI、WebX Japanで企業向けブロックチェーン戦略を発表

エンタープライズ向けモジュラー型パブリックブロックチェーン「ENI Network」のCEOを務めるArion Ho氏が、WebX Japanで「Tomorrow Runs on ENI: The Bridge Between Traditional Capital and the Future Economy(明日を動かすENI:伝統的資本と未来経済をつなぐ架け橋)」と題した基調講演を行った。

ENIが世界各地の市場で遂げてきた進展を踏まえ、企業・機関向けインフラ、Supernodeネットワーク、伝統的資本がWeb3に参入するための新たな経路を紹介した。会場には多くの来場者が集まり、業界リーダー、エコシステムパートナー、コミュニティメンバーが、エンタープライズ向けブロックチェーン技術の活用について活発に議論した。

ENI、アジアの成長市場を接続

Arion氏は、ENIがアジア各地で進めてきた地域展開を振り返った。ENIは、日本市場と東南アジア市場の連携を積極的に進めるとともに、各地域の産業や機関のニーズに即したパートナーシップの構築に取り組んでいる。

マレーシアでは、越境貿易、コンプライアンスに準拠した金融、スマートカストディ、物流を重点分野として、MBI(Malaysia Blockchain Infrastructure)および現地の規制エコシステムとの戦略的連携を模索している。インドネシアでは、ASEANを代表するテクノロジー投資持株会社Indivaraとの地域対話を確立した。タイとベトナムでは、ファミリーオフィス、ICT企業、銀行を含むパートナー候補との協議を拡大している。こうした進展により、ENIが東南アジア全域の企業、機関、実体経済活動を接続するための基盤が整いつつある。

Supernodeネットワーク、世界の機関投資家向けリソースを結集

Arion Ho氏は、ENI Supernode Programを紹介した。世界各地の機関、取引プラットフォーム、エコシステム組織、インフラパートナーを対象とする同プログラムは、リソース、流通・展開能力、機関としての信頼性を中核とした「Supernode Matrix」の構築を進めている。

同ネットワークにはすでに、多様なパートナーが参加している。Fortune Global 500企業であり、日本を代表する通信事業者の1社であるNTTは、従来型インフラ分野における市場知見を提供する。CertiKをはじめとするセキュリティ、監査、検証パートナーは、機関投資家からの信頼を強化する。

世界的に知られるWeb3アドバイザリー・投資会社Republic Cryptoは、ENIと国際的な資本リソースを結び付ける。LBank、SafePal、Bitget Wallet、Gate Walletなどの主要ウォレットアプリケーションは、ユーザーのアクセス手段、市場への到達力、流動性を提供する。ENIはSupernodeネットワークを基盤として、世界規模のリソースと各地域市場の連携を一段と深め、エコシステムのグローバル展開とローカライズを加速するため、前日にENI Superteam Programを開始した。

企業もまた、ENIエコシステムの拡大を支える重要な参加者である。上場企業、銀行、通信事業者、ブランド、各種機関は、信頼、資本、ユーザー、流通チャネル、コンプライアンス対応能力、実体経済活動をもたらし、ブロックチェーンインフラが実体経済により効果的に貢献することを可能にする。

今後、Superteamは各地域の企業、開発者、コミュニティ、エコシステムパートナーと連携し、地域密着型の協力ネットワークを構築するとともに、世界各地の市場におけるENIエコシステムの発展と実用化を推進する。

単一のチェーンから統合システムへ

ENIは、メインネット、Hub、複数のAppChainで構成される。メインネットは信頼と決済を担い、Hubは接続性と流動性を確保し、AppChainは企業向けアプリケーションと事業運営を支える。この構造の中で、資本、ユーザー、資産、事業活動を統一されたシステムを通じて接続できる。

Arion Ho氏は、上場企業が一般ユーザーをWeb3へと導く新たな入口になり得ると述べた。上場企業がENIエコシステムに参画すれば、投資家は当該企業の株式を保有することで、ENIの長期的な成長に間接的に投資できる。これにより、伝統的資本がWeb3に参入するための、より馴染みのある市場経路が生まれると同時に、ENIが越境貿易、コンプライアンスに準拠した金融、物流決済、企業システムを支援する機会もさらに広がる。

東南アジアにおけるパートナーシップ、世界規模のSupernodeネットワーク、上場企業を通じたアクセスに至るまで、ENIはインフラ、機関向けリソース、資本ネットワーク、実体経済活動を接続し、従来型企業、上場企業、世界各地の機関がデジタル経済に参加できる環境を整えている。より多くの企業や資本ネットワークがエコシステムに加わる中、ENIは信頼、流動性、現実世界での活用を支えるインフラを構築し、資本、資産、ユーザー、事業活動が世界各地の市場を横断して移動するための、信頼性と持続可能性を備えた経路の提供を目指す。

Arion氏は、今回のイベントを通じて、Web3の未来に対する来場者の極めて大きな熱意を強く実感したと語った。伝統的資本が未来のデジタル経済へ移行することは、技術の進化であると同時に、共有される信頼の在り方を再構築する動きでもある。ENIが築く架け橋は、既存経済と新興経済をかつてない速さで近づけている。

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