米国版バイナンス、新たな地域へ仮想通貨取引を拡大 日間出来高判明で利用事情も

米国版バイナンス プエルトリコ住民にもサービスを提供に
バイナンスの米国版「Binance US」は、米自治連邦区の「プエルトリコ」にもサービスを提供し、口座開設とKYC認証の手続きを開始した。なお、24時間出来高のデータで各プラットフォームのパフォーマンスが明らかに。

米国版バイナンス プエルトリコ住民にもサービスを提供に

取引所バイナンスの米国版「Binance.US」は、米自治連邦区の「プエルトリコ」にもサービスを提供を拡大する。発表時点で口座開設とKYC認証の手続きを開始している。

Binance.USは先週25日より、米国で13の州の除き、取引サービスを開始していたが、初めて新たな地域へ利用範囲を拡大させた。同社は、オープン当時からより多くの地域に拡大する旨を発表していた。

同取引所は、アルトコイン上場についても拡大する旨を報告している。現在の取り扱い銘柄は計12通貨。CEOのCatherine Coley氏は今後もより多くのアルトコイン上場を進めていくとしている。

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本系バイナンスのCZ氏によると、29日の時点で、Binance.US(開始4日目)の24時間出来高が100万ドルほどで、本系バイナンスの7億ドルに比べてはわずか0.14%と低い割合で推移していることを明かした。「まだまだ小さな一歩だ」とコメントするなど、利用拡大を図りたい考えだ。

一方、世界的に利用ができるバイナンスの先物取引所「Binance Futures」の出来高は好調に推移。24時間出来高は、約3億ドルと、世界的にもトップの出来高水準に近い出来高まで拡大している。開始して一ヶ月も立っていなか、出来高の好調さがユーザーからの需要を反映している。

参考:Binance.US

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