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ソラナ(SOL)|投資情報・リアルタイム価格チャート

ニュース 基礎情報 関連記事
12/06 (金)
ソラナへの戦略的投資を行うソル・ストラテジーズ社、ナスダックへの上場を申請
カナダの仮想通貨投資会社ソル・ストラテジーズが、ナスダック上場を申請した。同社はソラナへの戦略的投資を拡大しているところだ。
CoinPost
12/04 (水)
ソラナ現物ETF、グレースケールが上場申請 SOL反発
米大手仮想通貨資産運用会社グレースケールは3日、ソラナの現物ETFに関する規則変更申請をSECに提出した。VanEckやBitwiseに続く5社目となる。
CoinPost
12/03 (火)
仮想通貨取引所のステーキング利率一覧・銘柄別比較:2024年11月版
暗号資産(仮想通貨)で受動収益(インカムゲイン)を得る、ステーキングの基礎知識から高利率銘柄、国内取引所3社のサービス比較まで徹底解説。ソラナ、イーサリアムなど注目銘柄の想定年率、レンディングとの違いも説明します。
CoinPost
12/03 (火)
ソラナで採用されているDAOガバナンスの種類を解説
Superteam Japanの大木悠氏が、ソラナで採用される主要なDAOガバナンスの仕組みを徹底解説。従来型のトークンガバナンスから、クアドラティックやフタルキーなど新しいモデルまで、実例を交えて紹介する。
CoinPost
12/02 (月)
米資産運用会社モルガン・クリークCEO、来年注目の「アルトコイン5選」に言及
米資産運用会社モルガン・クリークのマーク・ユスコCEOは、2025年に注目するアルトコイン5銘柄に言及。ビットコインについては、まもなく10万ドル(約1500万円)を突破し、大きな放物線の上昇を見せるとの予想を披露した。
CoinPost
11/28 (木)
ソラナ(SOL)の買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び
仮想通貨ソラナ(SOL)の基礎知識から購入方法、将来性まで解説。高速処理と低コストを強みに、DeFi・NFT分野で急成長中。2024年11月には史上最高値を更新し、ETF承認期待も高まる。初心者向けに取引所選びのポイントも紹介。
CoinPost
11/28 (木)
Phantomウォレット使い方、ソラナのステーキングやエアドロップ参加、DEX利用方法
この記事ではソラナの主要なPhantomウォレットの使い方、ステーキング方法。暗号資産(仮想通貨)のエアドロップ戦略の始め方を解説します。新規ウォレットの作成方法から、詐欺の事例、セキュリティ対策までを網羅。
CoinPost
11/24 (日)
今週の主要仮想通貨材料まとめ ソラナやビットコイン史上最高値更新、XRP高騰など
今週の仮想通貨市場の動向を解説。ビットコインやイーサリアム、ソラナ、XRPの最新ニュースを網羅。価格上昇要因やSECの動き、ETFの審査進展、ミームコインBONKの急騰背景をまとめた。
CoinPost
11/24 (日)
週刊ニュース(+アジア特集)|ゲンスラーSEC委員長退任やマスク氏に対するDOGE訴訟取り下げに高い関心
今週は、イーロン・マスク氏に対するドージコイン訴訟の取り下げ、国民民主党の玉木代表による仮想通貨減税要望、米SECゲーリー・ゲンスラー委員長の退任確定に関するニュースが最も関心を集めた。
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11/23 (土)
XRP・SOL・ADAなどのL1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇=CryptoQuant
仮想通貨を分析するCryptoQuantは、L1アルトコインの価格が米大統領選後に上昇していると報告。この価格上昇は、現物取引の出来高を伴っていると指摘している。
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ソラナ(SOL)とは

ソラナ(SOL)は、高速かつ低コストなスマートコントラクト基盤として代表的なブロックチェーン。元クアルコムの開発者であるアナトリー・ヤコヴェンコらによって考案され、2020年3月にメインネットが起動。並列処理による高スループットと低コストを特徴とし、最もアクティブな取引市場のひとつを形成。

初期支援を受けたFTX.comの創設者サム・バンクマン・フリードの破綻による影響を受けたが、2023年には940%の大幅成長を遂げ、時価総額で4位以内に返り咲いた。さらに、米国で現物ETFが申請されるなど、先行するイーサリアムを脅かす最有力プロジェクトとして注目を集める。

価格

  • 年初来高値(2024年3月):200ドル(約31,500円)
  • 年初来騰落率(YTD):+80%
  • 過去最高値(2021年11月):259.97ドル(約41,000円)

価格予測

23年10月:2030年ソラナ価格、335ドル~3,211ドル|米資産運用会社VanEck

24年2月:ARKのキャシー・ウッド「ソラナが暗号資産市場の未来に大きな影響を与える」

時価総額|関連銘柄

ソラナ(SOL)の時価総額は2024年7月時点で約700億ドル。「スマートコントラクト」セクターの中では3位。同セクターでトップのイーサリアム(ETH)は約3720億ドル。2位のBNBの時価総額は約800億ドル。

主な出来事

エコシステム支援組織

ソラナラボ:サンフランシスコに拠点を置く技術企業。ソラナブロックチェーンのコアインフラの開発と改良を担う。ソラナで開発するプロジェクトへの投資や、一部インキュベータープログラムの運営も行う。

ソラナ財団:スイスのツークに拠点を置く非営利財団。ソラナ・エコシステムの分散化、採用促進、バリデータノード運用者の支援、助成金や資金提供プログラムの運営、ハッカソンやイベントの開催などを手掛ける。

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トークンアロケーション

出典:solanacompass.comi

24年7月現在、ソラナの総発行量は5.8億SO。そのうち、4.64億SOL(約80%)が流通。初期発行のかなりの部分がロック解除された。

ソラナラボ・財団は、トークン発行時点の配分はそれぞれ、12.79%、10.46%だった。これらのSOLは、ステーキング(委任)されているが、ロックはされていない。また、両社は直接バリデーターを運営していない。

22年11月のFTXの破綻時点、アラメダは、2億9,200万ドルの「ロックされていないSOL」、8億6,300万ドルの「ロックされたSOL」、4,100万ドルの「SOL担保」を含む多額のSOLを保有していた。2023年に懸念されたアラメダリサーチのウォレットが保有しているSOL残高は、現在は0だ。

Total Value Locked(TVL)

Total Value Locked(TVL)は、DeFi(分散型金融)プラットフォームやプロトコルの価値を評価するための重要な指標の一つ。2024年7月時点、ソラナのTVLは約54億ドル。プロトコル別のTVLトップ3は以下の通り。

  1. Jito(22億ドル):リキッドステーキング。SOLを預けてステーキング報酬を受け取りながら、JitoSOLを運用できる。
  2. Marinade(14億ドル):リキッドステーキング。SOLを預けてステーキング報酬を受け取りながら、mSOLを運用できる。
  3. Kamino(14億ドル):融資プロトコル。SPLトークンを担保として預け入れることで、保証金の一定割合を借り入れできる。または保有資産を貸し出すことで金利を稼げる。
  4. 出資している主なVC

    • 資金調達総額:約3.6億ドル
    • 大規模な投資ラウンド:(2021年6月、3.1億の私募トークンセール
    • リードインベスター:a16z 、Polychain Capital
    • フォロー投資家:Multicoin Capital、Alameda Research、CMS Holding、Coinfund、CoinShares、Jump Trading、ParaFi Capital

    ソラナの将来性

    ロードマップ

    Firedancer(ファイアダンサー):Solana Foundationと共同でJump Cryptoによって開発されている新しいバリデータクライアント。トランザクションのスループットを向上させ、待ち時間を短縮する。2025年にアップデートを予定。

    期待される今後の動向

    1. 2024年にはいくつかの注目すべきエアドロップが予定されている。Kaminoファイナンスは融資、流動性、レバレッジを統合し、KMNOトークンのエアドロップが予定される。エアドロップはユーザーを巻き込み、エコシステム内で新しいプロジェクトを促進する戦略だ。
    2. 2024年6月、投資会社21シェアーズとVanEckはそれぞれ、米国でソラナ現物ETFの上場(S-1登録)を申請した。BTCやETHと異なり、先物市場CMEがまだSOLを取り扱っていないため、規制欠如として承認される可能性は低いとの声もある。しかし、21Sharesの法務責任者は「CMEの先物契約に仮想通貨トークンを含めることは法的な前例になるが、ETFの適格性の唯一の基準とすべきではない」とコメントした。

    投資リスク、懸念材料

    1. ネットワーク障害:ソラーナは過去に何度かネットワーク停止を経験しており、その信頼性と安定性に懸念が生じてきた。ユーザーの信頼を維持するため、安定した稼働時間を確保することが重要だ。
    2. 規制リスク:多くの仮想通貨と同様に、ソラナは規制当局の監視の対象となり、その運営や市場の認識に影響を与える可能性がある。

    主要なソラナ取引所の特徴早見表

    おすすめ
    取引所
    メリット デメリット 現物取引 レバレッジ取引 SOLステーキング
    報酬率
    取引所手数料
    (BTC参考)
    出庫手数料 備考
    1
    仮想通貨取引所 SBI VCトレード
    SBI VCトレード
    ステーキング途中でも
    売却・出金できる
    SOL取引所に未対応 販売所 SOLは未対応 年率8.0%
    手数料差し引き後6.0%*
    Maker:-0.01%
    Taker:0.05%
    無料 *ステーキング報酬率は24年3月実績
    2
    仮想通貨取引所 GMOコイン
    GMOコイン
    SOLの出庫が無料
    数秒〜対応
    販売所・レバレッジ取引
    でSOL未提供
    現物(取引所) SOLは未対応 年率4.1%〜5.4% Maker:-0.01%
    Taker:0.05%
    無料 -
    3
    仮想通貨取引所 BitTrade
    BitTrade
    5/22 SOLの取扱い開始 SOL取引所に
    未対応
    取引所・販売所 SOLは未対応 - 無料(スプレッド) SOL 0.01
    4
    仮想通貨取引所 CoinTrade
    CoinTrade
    SOLのステーキング
    サービス提供
    SOL取引所に
    未対応
    販売所 - 想定年率6.0% 無料(スプレッド) 0.01 SOL

    ソラナの詳細情報

    ソラナ(SOL)の概要

    ソラナ(Solana)は、QualcommやDropboxにおいて圧縮アルゴリズムや分散システムの管理に携わった経験を持つアナトリー・ヤコヴェンコによって創設された、高速で低コストなスマートコントラクトプラットフォームです。その独自通貨はSOL。基本設計として50,000トランザクション/秒(TPS)と600ミリ秒の平均ブロックタイムを実現し、追加のスケーリングソリューションなしで高いスループットを可能にします。

    主要な開発会社であるSolana Labsは、2021年6月にアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)とPolychain Capitalが主導する3億1415万ドル(約350億円)のプライベートトークンセールを完了し、大規模な資金調達に成功しました。

    ネイティブトークン「SOL」

    ソラナのネイティブトークンであるSOLは、2024年1月時点で時価総額世界第4位の仮想通貨です。SOLトークンは、ステーキングやトランザクション手数料の支払い、ガバナンス投票などに使用されます。

    また、Solana財団によると、総発行量は5億6600万SOLトークンに設計されており、2024年1月現在、約4億3200万SOLが市場に流通しています。

    米国初のソラナ現物ETF申請、その承認率は?

    2024年6月27日、大手資産運用会社VanEckが、米国で初となるソラナの現物ETF(上場投資信託)「VanEck Solana Trust」の登録届出書を米SEC(証券取引委員会)に提出したことがわかりました。

    VanEckのデジタル資産リサーチ部門の責任者を務めるmatthew氏は、ソラナETFの申請理由について以下のポイントを挙げており、SOLのユーティリティと価値はデジタルコモディティに該当すると主張しています。

    • イーサリアム(ETH)の競合としてのポテンシャル、高いトランザクション処理能力、多様なユースケースと強力なコミュニティの存在
    • ソラナエコシステムがサポートするdApps(分散型アプリケーション)やサービスの範囲が幅広く、DeFi(分散型金融)からNFT(非代替性トークン)まで多岐に渡る点

    有価証券性の争点となり得る“分散性”については、「ソラナネットワークは、単一の仲介者やエンティティによって運営・管理されておらず、トランザクションの検証と記録は、グローバルに分散した多くの独立したバリデーターによって維持されている」と説明した。

    米暗号資産マーケットメーカーのGSRも同様の見解を示しています。 ビットコイン(BTC)と イーサリアム(ETH)に続き、 ソラナ(SOL)が第3番目に承認される現物ETF(上場投資信託)となる可能性があり、実現した場合、価格は大幅に上昇するとの見解を示しました。

    レポートでは、現物ETFの承認を獲得する重要な二つの要因として、分散化のレベルと市場の需要を挙げ、独自の指標を用いて、主要仮想通貨を分析し「ETF可能性スコア」を策定。

    出典:GSR『Is Solana Next?』

    2024年5月に承認されたイーサリアムがトップに、ソラナが2位という結果になっています。

    5つの注目点

    1. FTXショックからの驚異的復活と2023年に940%の大幅成長を達成

    ソラナ(SOL)は、FTX.comの創設者であるサム・バンクマン・フリード(SBF)による初期の支援もあり、コミュニティを急速に形成しました。FTXが支援した分散型取引所(DEX)Serumの立ち上げなどの成果を背景に、ソラナは史上最高値である260ドルに達しました。

    しかし、2022年11月にFTXが破綻すると、わずか2ヶ月でその価値は50%減少し、年末には10ドル以下まで急落しました。しかし、これを乗り越え、翌年には940%の顕著な上昇を記録し、52週ぶりに125ドルを超える高値を達成。ソラナは2023年、最も優れたパフォーマンスを示した銘柄の一つとなりました。

    2. 2023年以降エアドロップブームの火つけ役、Sagaスマホ等ユーザー基盤を急拡大。

    ソラナ(SOL)は、2023年12月において、月間アクティブなアドレス数が過去最高の1560万を超えました(The Blockのデータより)。また、ソラナの月間新規アドレス数も680万件と過去最高を記録。この背後には、ソラナエコシステム内で主ようなDeFi(分散型金融)プロジェクトが、ユーザーにエアドロップを提供する活動が影響しています。アグリゲーターJupiterやリキッドステーキングJitoなど複数のプロジェクトが、資格のあるユーザー向けのエアドロップシーズンを形成、多くの参加希望者を集めました。

    また、ソラナのスマートフォン「Saga」の所有者に対して、ソラナのミームコイン「BONK」が配布されたことも話題に。この犬をテーマにした仮想通貨は、Binanceや米Coinbaseなどの大手暗号資産取引所にリストされ、1か月間で1200%以上の急上昇を記録し、時価総額は約3000億円に上り、市場で41位にランクインしました。

    3. 並列処理の先駆者、DeFi、NFT、DePin等の中心地に。一大コミュニティを形成。

    ソラナは、独自のコンセンサスアルゴリズム「Proof of History (PoH)」を採用。このアルゴリズムは、時間の経過を信頼性の高い形で記録し、コンセンサス形成の効率を向上します。また、ソラナは並列スマートコントラクトランタイム「Sealevel」を導入しており、アカウントやコントラクトの状態が重複しないトランザクションを複数同時に処理することが可能です。

    このような技術革新により、ソラナはイーサリアムに比べて極めて低い手数料を実現しており、1トランザクションあたりのコストが約0.00001ドルにまで抑えられています。この低コストと高速性により、ソラナはゲーム、金融、DeFiアプリケーションなど、幅広い分野での利用が可能となっています。

    また、ソラナは開発者から注目を集めており、その独自の機能や特徴を活かしたアプリケーションが次々と生まれています。例えば、 170 か国にホットスポットを提供し、Wi-Fiスポットを分散化するネットワークを提供する米国企業Heliumは、その大規模なデータ処理能力を求めてソラナへの移行を選択。分散型のGoogleストリートビューを構築するHivemapperも、分散型GPUレンダリングのRenderNetworkも同様にソラナに移行しています。

    4. ミームコインの爆発的取引量にも対応、安定運用と低手数料で信頼性を実証。

    23年12月、ソラナの取引量は1日400億ドル超、トランザクション数は毎日5000万件以上に増加し、デイリーアクティブウォレットも大幅に増加。あるトレーダーはミームコインBONKで200万ドルを稼ぐなど、活発な取引が見られます。

    技術面では、Local Fee Marketsによりダウンタイム削減とネットワーク強化を実現。このシステムはブロックスペースへの過度な要求に対応し、発生源に紐づくコンピューティングユニット(CU)に制限を設けます。こうして、単一のプログラムによるブロックスペースの過剰使用を防ぎつつ、一般ユーザーには安定した料金体系を提供し、手数料を数円単位を維持します。こうした裏付けにより、Visaとの提携を実現。Solana Payを通じてShopifyでの取引がより安く速く行える仕組みが実現しています。

    5. 次世代技術(FireDancerなど)の導入を控え、パフォーマンスと市場評価の面でさらなる進化を迎える。

    FireDancerは、ソラナの効率とトランザクション処理能力の向上を目指す、Jump Cryptoによって開発中のリデータクライアントソフトウェアです。このソフトウェアは、現在のソラナの理論上の限界である1秒間に50,000トランザクションを大幅に超え、1秒間に100万トランザクションを処理可能にすることを目指します。

    初期バージョン「Franken Dancer」は、2024年前半にメインネットへ導入する計画。その後、ランタイムの全面的な再構築と合意アルゴリズムの実装が完了次第、来年後半にテストネットへのリリースが予定されます。この技術革新により、ソラナはさらなる分散化を促進し、市場における競争力を強化することが期待されています。

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