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ビットコインを保有する上場企業ランキング|日本・米国の注目企業を解説

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米国マイクロストラテジーや日本のメタプラネットなど、ビットコインを購入する企業が増加中。2025年6月現在、世界の上場企業140社社が保有するビットコインは合計84万BTCを超え、全供給量の約4%に達しています。

本記事では、ビットコインを財務戦略に取り入れている上場企業とその戦略や、株価への影響を、国内外の事例を通じて解説します。あわせて、2025年春にわずか2か月で30社超が新たにビットコイン購入を発表するなど、加速する世界的なトレンドも紹介します。

目次

  1. BTC保有量ランキング TOP10
  2. 2か月で30社超が新たにビットコイン取得を発表
  3. BTC保有企業への株式投資が注目される理由
  4. ビットコイン関連株のタイプ分類と事例
  5. 国内株で注目のビットコイン投資企業
  6. 米国株で主要なビットコイン投資企業
  7. 投資リスクと注意点

1. ビットコイン保有量ランキング TOP10

まずは、世界で最も多くのビットコインを保有している上場企業をご紹介します。以下は、最新データをもとに、主要な保有企業10社をまとめたものです。

※データ出典:Bitcoin Treasuries 更新日:2025年6月27日 / 換算レート:1 BTC = 106,935.20 USD

順位企業名業種 BTC保有量評価額投資戦略詳細
1
MicroStrategy
NASDAQ: MSTR
ビジネス・
インテリジェンス
米国 592,345 BTC633億ドル レバレッジ型
2
Marathon Digital
NASDAQ: MARA
マイニング米国 49,678 BTC53億ドル 事業連携型 準備中
3
XXI
NASDAQ: CEP
投資ファンド米国 37,230 BTC40億ドル 資産保全型 準備中
4
Riot Platforms
NASDAQ: RIOT
マイニング米国 19,225 BTC21億ドル 事業連携型 準備中
5
Galaxy Digital
TSX: GLXY
暗号資産金融米国 12,830 BTC14億ドル 事業連携型 準備中
6
CleanSpark
NASDAQ: CLSK
マイニング米国 12,502 BTC13億ドル 事業連携型 準備中
7
メタプラネット
東証S: 3350
持株会社日本 12,345 BTC13億ドル レバレッジ型
8
Tesla
NASDAQ: TSLA
自動車・エネルギー米国 11,509 BTC12億ドル 資産保全型 準備中
9
Hut 8 Mining
NASDAQ: HUT
マイニングカナダ 10,273 BTC11億ドル 事業連携型 準備中
10
Coinbase
NASDAQ: COIN
暗号資産取引所米国 9,267 BTC10億ドル 事業連携型
11 *参考
Block (旧Square)
NYSE: SQ
フィンテック米国 8,584 BTC9億ドル 資産保全型 準備中
14 *参考
GameStop
NYSE: GME
ゲーム小売米国 4,710 BTC5億ドル 事業連携型 準備中

2. 2か月で30社超が新たにビットコイン取得を発表

2020年以降、世界中の上場企業が財務戦略の一環としてビットコインを蓄積する動きを強めています。背景には、インフレや金利上昇、通貨の購買力低下といった経済環境の変化があり、現金だけでは資産の価値を守りにくくなっているという課題があります。

その代表例が、米ナスダック上場のストラテジー(旧マイクロストラテジー)です。同社は2020年に初めてビットコインを購入し、現在では約57万BTC(約9兆円相当)を保有。米ドル建ての資産では「価値が目減りする」とし、ビットコインを財務の中核に据える戦略を採っています。

Fidelityが2024年6月に発表したレポート『Adding Bitcoin to a Corporate Treasury』によれば、企業がビットコインを保有する主な動機は、以下の3点に集約されます。

  1. インフレ対策と通貨価値の低下への備え:
    財政赤字や米国債の格下げにより、法定通貨の信頼が揺らぎつつあります。国家に依存しない「無国籍資産」として、ビットコインの長期的な価値保存性が見直されています。
  2. 発行上限と透明性:
    ビットコインは2,100万枚という発行上限があらかじめ決められており、供給量が中央機関の裁量で変動することはありません。さらに、ブロックチェーン上で誰でも流通量を確認できる透明性も備えています。
  3. 分散投資資産としての機能:
    近年では、S&P500との相関が下がり、金との相関が上昇するなど、価格変動の特性が変化。単なる“リスク資産”ではなく、“分散先”としての価値が認識され始めています(※相場環境によって相関性は変動します)。

加えて、制度面でも追い風が吹いています。2024年には米国でビットコイン現物ETFが承認され、企業による保有のハードルが大きく低下。さらに2023年には米会計基準(FASB)の改定により、ビットコインを時価で計上できるようになり、企業会計上の柔軟性も向上しました。

こうした制度改革を背景に、2025年に入ってからは企業のビットコイン活用が世界的に加速。とくに5月には20社を超える上場企業が新たな取得計画を発表し、わずか2か月間(5〜6月)での累計件数は30社以上に達しました(※CoinPost報道ベースの集計)。

米国・香港・欧州・南米・日本など各国にまたがり、業種もゲーム・医療・物流・AI・フィンテックなど多岐にわたるほか、合計調達・投資額は2.5兆円超にのぼる見通しです。「企業がBTCを保有するのは当たり前」という空気が広がりつつあります。

主要な大規模案件(1000億円以上)

今や、ビットコインは一部の先進企業だけでなく、あらゆる業種・地域の企業にとって「無視できない戦略資産」となりつつあります。

3. BTC保有企業の株式投資が注目される理由

ビットコインに直接投資することが難しい状況下で、ビットコインを多く保有する企業の株式に投資するという選択肢が注目を集めています。その背景には、以下の3つのメリットがあります。

(1) BTC価格との連動性と高いリターン

ビットコインを大量に保有する企業の株価は、BTC価格と高い相関性を持つ傾向があります。なかでも、財務戦略の中心にビットコインを据えている企業では、値動きがより大きくなります。

代表例が米国のストラテジー社(旧マイクロストラテジー)です。同社は2020年以降、自己資本や社債で調達した資金を用いてBTCを積極的に取得し続けており、いわば「レバレッジ型ビットコイン銘柄」として株式市場から評価されています。

実際、BTC価格が12,000ドルから6万ドルまで上昇した2020年〜2024年にかけて、同社の株価は約120ドルから1,400ドル超まで上昇。最大で10倍以上のリターンを記録しました。

日本では、東証スタンダード上場のメタプラネットが同様の戦略を展開しており、2025年には1万BTCの保有を目指す中で、株価が年初比で5倍近くに急騰。アジア版マイクロストラテジーとも呼ばれています。

(2) 税制上の優遇

日本国内では、ビットコインによる利益は雑所得扱い(最大約55%課税)であり、確定申告も必要です。一方、企業の株式売却益は申告分離課税(20.315%)が適用され、税率面で大きな差があります。

さらに米国では、Roth IRAや401(k)といった制度を使い、BTC ETFやMicroStrategy株に非課税または繰延課税で投資する事例も広がっています。

(3) 手間や管理コストの低さ

ビットコインを直接取引する場合、損益計算や税務処理などを個人で対応する必要がありますが、株式であれば証券会社の特定口座を利用することで、手間を大幅に削減できます。

特に日本では、2025年現在もビットコイン現物ETFが未承認であり、制度的に整った形で暗号資産へ投資する手段が限られています。こうした中で、ビットコイン保有企業の株式に投資することは、価格上昇の恩恵を受けつつ、法制度が整備された枠組み内で投資できる現実的な代替策となっています。

ビットコイン関連株のタイプ分類と事例

ビットコイン保有企業は、どのような目的でBTCを蓄積しているかによって、おおまかに3つのタイプに分類されます。企業ごとの戦略を理解することで、自分の投資スタイルや注目する市場テーマに合った銘柄を見つけやすくなります。

レバレッジ型(攻撃的)

借入や社債などの外部資金を用いてビットコインを購入するスタイルです。保有量を積極的に拡大し、BTC価格の上昇を通じて株主価値を最大化することを目指しています。株価の変動幅も大きく、成長志向の強い投資家に人気があります。

代表企業:

  • MicroStrategy(592,345 BTC)
  • メタプラネット(12,345 BTC)
  • Riot Platforms(19,225 BTC)

資産保全型(守備的)

余剰資金でビットコインを取得し、インフレ対策や分散投資の一環として中長期で保有する戦略です。本業のキャッシュフローを重視しつつ、慎重にBTCをポートフォリオに組み入れており、比較的安定志向の企業が多いのが特徴です。

代表企業:

  • Tesla(11,509 BTC)
  • Block(旧Square)(8,584 BTC)
  • Galaxy Digital(12,830 BTC)

事業連携型(戦略的)

マイニング、取引所運営、決済サービスなど、自社の事業とビットコインを組み合わせた統合的な戦略を採用する企業群です。BTC価格だけでなく、事業収益や業界成長にも左右される構造を持ち、特定分野の成長を見込んで投資するスタイルに向いています。

代表企業:

  • Coinbase(9,267 BTC)
  • Marathon Digital(49,678 BTC)
  • Hut 8 Mining(10,273 BTC)

投資スタイル別に選ぶ、ビットコイン関連株の戦略

企業ごとに、ビットコインとの関わり方や資産運用方針には大きな違いがあります。「価格上昇をテコにした成長重視」「資産の長期保全」「ビジネスとの連携による戦略活用」など、あなたの投資方針に合ったタイプを選ぶことで、より納得感のある銘柄選定が可能になります。

📌 ビットコイン関連株の購入には、信頼できる証券口座を

SBI証券は、国内外の株式やETFを幅広く取り扱っており、ビットコイン保有企業への投資にも対応。情報量の豊富さや取引コストの安さから、はじめての証券口座としても人気があります。

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  • 米国株式の取扱銘柄数:5,400種類以上
  • 投資信託も2,700本以上を網羅
  • NISA・iDeCoにも対応
  • 手数料は業界最安水準

5. 国内株で注目のビットコイン関連企業

株式投資の経験が少ないうちは、外国株式よりも参入ハードルが低い国内株式から取引を始める方が安全でしょう。そこで次に、ビットコインを保有する国内上場企業をピックアップしてご紹介します。

5-1. メタプラネット(3350)

メタプラネットは、東証スタンダード市場に上場する企業です。かつてはホテル事業を主軸としていましたが、新型コロナウイルスの影響による業績悪化を受け、2024年4月より資金運用方針を大きく転換。「ビットコインファースト、ビットコインオンリー」を掲げ、主にビットコインの保有・運用を軸とした「ビットコイントレジャリー事業」を展開しています。

メタプラネットの株価とビットコイン価格の推移比較

メタプラネットの株価とビットコイン価格の推移比較(2014年〜2025年)出典:TradingView

2024年4月にビットコインの取得を開始し、2025年5月20日時点での保有量は7,800BTCに到達。2024年4月に30円前後だった株価は、2025年5月に933円まで上昇。ビットコイン保有戦略への転換を契機に、約30倍の急騰を記録しました。

同社は、2025年末までに1万BTC、2026年末までに2万1,000BTCまでの拡大を目標に掲げています。

また、米マイクロストラテジーに倣い、株式や新株予約権を活用した「BTCレバレッジ型ファイナンス」を導入。資金調達力を活かした継続的な買い増しを進めています。さらに、米国子会社「Metaplanet Treasury」を設立し、海外からの投資家ニーズにも対応する運用体制を整えつつあります。

関連:メタプラネット1Q決算、ビットコイン投資で135億円の含み益

2025年5月21日時点の銘柄基本情報:

指標 数値
株価(円) 933円
発行済株式数 499,074,340株
時価総額 約4,656億円
配当利回り 0.00%
純資産 約503億7,735万円
株主持分 約503億7,735万円
株主持分比率 55.9%
資本金 100万円

5-2. リミックスポイント(3825)

リミックスポイントは、東証スタンダード市場に上場する再生可能エネルギー関連企業です。2024年以降は、暗号資産を活用した資産運用戦略を本格展開。9月には約7億5,000万円を投じて、64BTCを含む複数の暗号資産を取得しました。同年11月には「金融投資事業」を新設し、Web3領域への本格進出を開始しています。

2025年5月14日時点で、同社のビットコイン保有量は648.82BTC。取得総額(簿価)は約81.9億円、時価評価額は約99.1億円に上ります。これに加え、イーサリアム(ETH)901.45ETH、ソラナ(SOL)13,920SOL、リップル(XRP)119万XRP、ドージコイン(DOGE)280万DOGEなども保有。全暗号資産の時価総額は111億円を超えています。

こうした積極的な投資方針を背景に、同社の株価は2024年9月のビットコイン取得以降に上昇基調となり、時価総額は暗号資産導入前と比べて約5倍に成長しました。

リミックスポイント(3825)の株価とビットコイン価格の推移比較

リミックスポイント(3825)の株価とビットコイン価格の推移比較(2024年〜2025年) 出典:TradingView

2025年5月には、最大56億円規模の第三者割当増資を発表。うち44億円は2025年6〜8月にかけたビットコイン追加取得に、残る12億円は2025年8月〜2026年4月にWeb3関連投資へ充当される予定です。同社の累計暗号資産投資額は150億円規模に達する見込みです。

2025年5月21日時点の銘柄基本情報:

項目 数値
株価(円) 601
発行済株式数 125,360,800株
時価総額 753億円
配当利回り 0.00%
純資産 177億円
株主持分 177億円
株主持分比率 88.0%
資本金 1億円

6. 米国のビットコイン保有企業の事例

次に、ビットコインなど仮想通貨を資産として保有する外国株をピックアップしてご紹介します。

5-1. ストラテジー(MSTR)

ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は、米ナスダック上場の企業向けソフトウェア開発会社です。2020年から本格的にビットコインを取得し始め、2025年5月現在で576,000 BTC超を保有。これは全ビットコイン供給量の約2.7%に相当します。

同社の特徴は、通常の現金保有ではなく、転換社債や優先株などを通じて低金利の資金を調達し、その資金でビットコインを買い増すという資本戦略です。株価はビットコイン価格の変動に高い感応度を持ち、「レバレッジ型ビットコイン銘柄」として認識されています。

ストラテジー(MSTR)の株価とビットコイン価格の推移比較

ストラテジー(MSTR)の株価とビットコイン価格の推移比較 出典:TradingView(NASDAQ:MSTR/BTCJPY:bitFlyer)出典:TradingView

そのため、ビットコイン(オレンジ)価格の上昇に呼応して、ストラテジー(紫)の株価も大きく変動。BTCレバレッジ型戦略の影響で、価格上昇局面ではMSTR株がより大きく上昇する傾向が見られます。

将来的には、70万〜80万BTCの保有に達する可能性も示唆されており、その動向は仮想通貨業界だけでなく、金融市場全体にも影響を与えています。

2025年5月21日時点の銘柄基本情報:

項目 数値
株価(USD) 416.92ドル
発行済株式数 253.76百万株
時価総額 1100億ドル
配当利回り 0.00%(普通株式に対して配当を支払っていません)
純資産 182.3億ドル(2024年12月31日時点、Global Rankingより)
*Bloombergより

5-2. コインベース(COIN)

コインベース (Coinbase Global, Inc. COIN)は、米国最大級の仮想通貨取引所を運営する上場企業であり、2021年にNASDAQへ直接上場しました。同社は、取引所業務に加えて自社開発のレイヤー2ソリューション「Base」や、ステーキング・カストディ業務にも展開するなど、事業の多角化を進めています。

2025年5月時点で、ビットコインだけでなくイーサリアム(ETH)を中心とした多様な暗号資産を保有しており、保有ETHは115,700ETH(約2.7億ドル相当)に達します。暗号資産市場全体への高いエクスポージャーを持つ一方、ストラテジー(旧マイクロストラテジー)のようにBTC一点集中型ではなく、アルトコインやL2基盤を含む構造的な分散型ビジネスモデルが特徴です。

近年では、米大手証券アナリストから「クリプトのブルーチップ」として評価されており、非取引収益の成長や安定した収益構造が強みとされます。2024年後半以降はBTC価格と連動した上昇局面にあり、アルト市場の回復とともに株価も反発しています。

Coinbase(COIN)の株価とビットコイン価格の比較

Coinbase(COIN)の株価とビットコイン価格の比較 出典:TradingView(NASDAQ:COIN/BTCJPY:bitFlyer)

米国では現物ビットコインETFが承認された一方、Coinbaseは今後、トークン化証券や仮想通貨デリバティブ市場への展開も視野に入れており、伝統金融とWeb3の架け橋としての存在感を強めています。中長期的には、暗号資産のインフラ企業としての地位を固めつつある銘柄です。

項目 数値
株価(USD) 259.16ドル
発行済株式数 211.407百万株
時価総額 659.66億ドル
配当利回り 0.00%(コインベースは現在、配当を支払っていません。)
純資産 10.47億ドル(2025年3月31日時点、Global Rankingより)
*Bloombergより より

7. ビットコイン関連株に潜むリスク

ビットコイン保有企業の株式は、価格上昇時にはビットコイン以上のリターンを生む場合もありますが、同時にそのリスクも非常に大きくなります。特に、債務を活用してBTCを購入する企業は、価格下落時に財務の健全性が脅かされる構造的なリスクを抱えています。

投資家が注視すべきリスクの本質

  • 債務によるBTC取得戦略(転換社債等)による財務レバレッジの増大
  • BTC価格との高相関による株価の大きな変動
  • 米国の新会計基準により、BTCの含み損益が業績に即時反映される構造
  • 調達余力の減少が新規取得や成長戦略を制限する可能性
  • 説明責任やガバナンスに対する投資家の懸念(例:集団訴訟)

事例:ストラテジー社と信用リスク

2025年4月、米国の新会計基準(ASU 2023-08)適用により、同社は約59億ドルのビットコイン評価損(未実現損)を計上。発表後、株価は一時9.7%下落しました。このように、保有ビットコインの価格変動が株価や債務返済能力に直結するため、レバレッジ型企業は特に慎重な判断が求められます。

さらに5月には、ビットコイン投資のリスクに関する情報開示が不十分だったとして、投資家が集団訴訟を提起。高い成長性の裏で、ガバナンスや透明性の課題が浮き彫りとなりました。

ビットコイン保有企業は、価格上昇による注目だけでなく、債務・相場変動・経営の複雑なリスクが絡む複合的な投資対象であることを理解する必要があります。

関連:ストラテジー社とセイラー氏、ビットコイン投資の収益性めぐり投資家から集団訴訟

8. 仮想通貨が不安な人へ、まずは株から始める選択肢

本記事では、ビットコインを戦略的に保有する国内外の上場企業について、その背景や株式投資としての魅力、リスクまで幅広く解説しました。マイクロストラテジーやメタプラネットのように、企業が暗号資産を財務の中核に据える動きは加速しており、株式市場でも新たな評価軸として定着しつつあります。

特に日本では、ビットコイン現物ETFが未承認の現状において、ビットコイン保有企業への株式投資は「間接的な暗号資産エクスポージャー」を得る実践的な手段として注目されています。さらに、株式投資であれば税制面や取引環境でも優位性があり、仮想通貨初心者にも比較的取り組みやすい選択肢となります。

「仮想通貨に興味はあるが、直接の投資には抵抗がある」「株式投資からステップアップしたい」と考える方は、ビットコイン保有企業の銘柄分析から始めてみてはいかがでしょうか。

今後もビットコインを保有する企業の動向や財務戦略は、投資判断における重要な要素となるでしょう。最新情報を追いながら、自身の投資スタイルに合ったアプローチを見つけてください。

📌 ビットコイン関連株の購入には、信頼できる証券口座を

SBI証券は、国内外の株式やETFを幅広く取り扱っており、ビットコイン保有企業への投資にも対応。情報量の豊富さや取引コストの安さから、はじめての証券口座としても人気があります。

  • ネット証券 総合満足度 第1位(オリコン調査)
  • 米国株式の取扱銘柄数:5,400種類以上
  • 投資信託も2,700本以上を網羅
  • NISA・iDeCoにも対応
  • 手数料は業界最安水準

関連:ビットコインと仮想通貨関連株はどちらを買うべき?メリット・デメリットを解説

記事の監修

各務 貴仁各務 貴仁
株式会社CoinPost 代表取締役CEO、株式会社SUDACHI Tech 代表取締役、一般社団法人WebX実行委員会 理事。
2017年に日本最大(2024年現在)の暗号資産・Web3メディアCoinPost、2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。また、次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3に特化した開発支援事業SUDACHI Techも展開する。
2024年には、経済産業省「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」にて有識者委員として選任される。

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