はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

メタプラネット1Q決算、ビットコイン投資で135億円の含み益

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン財務戦略の最新状況

株式会社メタプラネットは14日、2025年12月期第1四半期の決算を報告した。年初から5月12日までにビットコイン(BTC)を5,034枚新たに取得し、保有量は6,796BTCに達している。

この保有量は、世界の上場企業の中でも第11位にランクインするものだ。また、第1四半期末時点では、評価損が74億円発生していたが、その後市場の回復を受けて、5月12日時点では135億円の含み益に転換している。

出典:メタプラネット

取得総額は901億9,000万円であり、1ビットコインあたりの平均取得価格は13,270,989円だった。

また、年初来のBTCイールドは170%に達している。BTCイールドとは、ビットコイン保有量と発行済み完全希薄化後株式数の比率が、ある期間でどれだけ変化したかを示す割合だ。

完全希薄化発行済株式1,000株あたりのビットコイン数は、前四半期期比で38%増加した。

出典:メタプラネット

株主数も増加傾向が続いており、2024年12月末の約47,000から、2025年3月末時点で約64,000へ達した。米国の店頭取引市場OTCQXで取引される出来高も上昇中だ。

関連:アダム・バックが試算、メタプラネット株価1340円到達の可能性も

メタプラネットの第1四半期売上高は8.77億円で、前年同期比で約940%増加、前四半期比で8%増加した。営業利益は過去最高となる5.93億円だった。

売上高の内訳は、オプションプレミアム収益化を通じたビットコイン・インカム事業が7.7億円、ホテル事業が1億円である。

同社は、2024年第4四半期より、米国のストラテジー社をモデルとしたビットコイン財務戦略を開始しており、以来ビットコイン事業を収益の中核としているところだ。

ストラテジー社型の「新株予約権ファイナンス」を実施しており、新株予約権による2億1,000万株を発行するプログラムを進めている。このうち、5月13日時点では87%を実行しており766億円を調達済だ。

今後もあらゆる資金調達手法を駆使して、ビットコイン建ての企業価値向上を永続的に加速させていく方針だと述べている。ストラテジー社同様、株式をビットコインへのレバレッジの効いた間接投資手段としている形だ。

メタプラネットは1日、米国子会社「Metaplanet Treasury Corporation」を設立すると発表した。

資本金2億5,000万ドルの完全子会社となり、フロリダ州マイアミ市に設立。主にビットコインの保有・管理やビットコイン関連の運用事業を展開していく計画である。

関連:メタプラネット株価5%高、フロリダ州にビットコイン子会社設立 資本金は最大で360億円に

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/16 土曜日
10:15
米司法省、ランサムウェア攻撃容疑者から約4億円の仮想通貨を押収
米司法省がランサムウェア攻撃容疑者から280万ドル超の仮想通貨を押収した。トランプ大統領のビットコイン・仮想通貨準備金政策により、政府が備蓄資産に加える可能性もある。
09:50
ヒューマファイナンス、Eコマース販売者向け当日決済ソリューションを発表
ソラナ基盤のPayFiネットワークを運営するヒューマファイナンスがArf、Geoswift、PolyFlowと提携し、世界大手Eコマースプラットフォーム販売者向けの即時決済サービスを開始。
08:10
ETH財務企業ビットデジタル、25年2Qに黒字転換
ビットデジタルは2025年2Qの決算を発表。仮想通貨イーサリアムの保有量やステーキング量も報告し、今後もイーサリアムの買い増しを継続すると説明した。
07:30
DeFiデベロップメント、ソラナ保有量387億円相当に拡大
ソラナ特化型財務戦略企業DeFiデベロップメントが2200万ドルで11万SOL追加取得。総保有量142万SOLで1株あたり0.0675SOLに増加。
06:30
ビットマイン、186億円相当イーサリアムを追加取得
ETHトレジャリー企業ビットマインが過去2時間でギャラクシー・デジタルのOTCアドレスから大口ETH移転を受領。総保有量120万ETHから拡大継続。
06:00
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンク、四半期決算で大幅赤字
仮想通貨イーサリアム財務戦略企業シャープリンク・ゲーミングが第2四半期決算で大幅赤字。ETHステーキングに関する8780万ドルの非現金減損が損失の大部分を占める。
05:35
米FRB、仮想通貨監督の特別プログラムを終了 トランプ政権の規制緩和受け
米連邦準備制度理事会が2023年開始の仮想通貨・フィンテック特別監督プログラムを終了し、通常監督へ統合。トランプ政権の規制緩和方針が牽引。
08/15 金曜日
19:30
スイ(SUI)2025年の価格予想と成長の鍵|リスク・注目点は?
暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の2025年価格予想や将来性を徹底解説。VanEckの16ドル予測、現物ETF申請、技術的特徴、投資リスクまで網羅。国内取引所比較や最新エコシステム情報も掲載。
17:21
Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説
CoinbaseのBase Appの特徴、始め方、エアドロップの可能性を詳しく解説。Web3スーパーアプリとして進化するBase Appで、ソーシャル・決済・DeFi機能を一つのアプリで体験。国内取引所からの送金方法も完全ガイド。
16:00
TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、TRONのジャスティン・サン(Justin Sun)独占インタビュー。80億人の金融自由実現に向けたビジョンと、日本のWeb3市場への期待、WebX 2025参画について聞く。
16:00
xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説
xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。
14:20
コインベース、メタマスクユーザーのUSDC手数料をBase上で半額に 
米大手取引所コインベースは、決済プラットフォームMercuryoと提携し、MetaMaskユーザーのUSDC購入手数料を50%削減する。また、USDCを発行するCircle社はステーブルコインに特化したL1ブロックチェーンの開発計画を発表。USDCのエコシステム拡大につながると期待されている。
13:50
シティ、ステーブルコインとビットコインETF向けカストディを検討
シティグループがステーブルコインの裏付資産カストディや仮想通貨ETF関連サービスの提供を検討。議会法案成立を受け大手金融機関の参入加速。
13:20
今秋はアルトコインシーズン本格化か=コインベース分析
コインベースが今後本格的なアルトコインシーズンへ移行すると予測。個人投資家のキャッシュ蓄積や、イーサリアムへの関心の高まりなどを分析した。
11:46
ビットコイン一時急落、米財務長官の方針転換で市場動揺か
スコット・ベセント財務長官の相次ぐ発言変更でビットコイン市場の混乱を招いた。13日の購入否定から14日の取得検討表明まで24時間で方針転換となった。機関投資家のコインベース購入比率75%も話題に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧