WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン価格予想が二極化 来年の37000ドル悲観論と最高値更新説の根拠は

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+%の1BTC=87,850ドルに。

BTC/USD週足

ビットコインが一時的に88,000ドルを上回ったことは、米国上場の仮想通貨関連株が急落する中でも、底堅い現物買いが入っていたことを示唆している。

足元のビットコインは85,000ドル〜90,000ドルの間でレンジ相場を形成している。市場のシグナルは混在しており、リスク選好が後退する一方で、一部のETF(上場投資信託)には資金流入が続いている。

マクロ経済の成長見通し、FRB(米連邦準備制度)の金融政策の不確実性などから相反するシグナルが出ており、市場は慎重なムードを維持している。

年末年始の長期休暇を控えてトレーダーがポジションを縮小していることで、主要仮想通貨全体に下落圧力がかかっている。特にビットコインの88,000ドル超えの短期的な上昇が維持できなかった後、上昇モメンタムは弱まっている。

トランプ次期大統領による利下げ加速への圧力と、予測市場Polymarketで1月の利下げ見送りを支持するオッズが優勢になっていることからの相反するシグナルは、仮想通貨を含むリスク資産全般に影響を与えている。このマクロ環境は機関投資家やクロスアセット・トレーダーに影響を与えており、政策方針が明確になるまで慎重な姿勢を促していると見られる。

このような状況を鑑みて、市場センチメントは今後1〜2週間にわたってレンジ内での推移が続く可能性が高い、との指摘もある。

弱気の見方も

今後の展望についてトレーダーやアナリスト間でも見解が割れる中、仮想通貨アナリストのアリ・マルティネス氏は、今後の相場について悲観的な展望を示した。過去3回の強気相場において、弱気相場の底値から過去最高値に到達するまでの期間が約1,064日と一貫していることを指摘。この規則性が今後も維持される可能性があるという。

2017年と2021年のサイクルでは、いずれも約364日の調整期間を経て底値を形成しており、このパターンが継続すれば、ビットコインは2026年10月頃に大底圏を迎える可能性があると説明した。

マルティネス氏はまた、最大ドローダウン(下落幅)についても過去のデータを参照した。

2018年の弱気相場では強気相場の最高値である天井から84.2%下落、2022年の弱気相場では77.5%下落して底値を形成した。この傾向から、今回のサイクルでは70%程度の下落を想定し、目標価格を37,500ドル水準と予測している。

ただし、今回のサイクルが過去と同様の軌道を辿るかどうかは依然として不透明であり、現時点では強気相場における“調整局面(押し目)の範疇”と見る向きもある。

例えば、ビットワイズのマット・ホウガン最高投資責任者(CIO)は、2026年に機関投資家から新たな資金が多く流れ込み、ビットコインが過去最高値を再び更新すると強気の見方を示している。

市場環境や規制動向、機関投資家の参入状況など、過去のサイクルとは異なる要素も多く存在するため、歴史的パターンがそのまま再現されるとは限らないことには留意したい。

関連:2025年の調整局面 過去サイクルの「仮想通貨の冬」との違いは?

関連:仮想通貨取引所ランキング|プロ厳選の実績と評判で徹底比較

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/11 火曜日
12:45
ビットマイン、イーサリアム保有量580万ETH突破 87%ステーキングで年利回り2.57億ドル
トム・リー氏率いるビットマインのイーサリアム保有量が580万枚を突破し、イーサリアム総供給量の4.8%に達した。同社は87%をステーキングし年間2.57億ドルの収益を見込んでいる。
12:20
イーサリアムのロードマップ大幅刷新、ヴィタリック氏「量子耐性を最優先に」
仮想通貨イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、2023年ロードマップと最新のものを比較し、量子耐性署名など新たに加わった6要素を解説した。
11:04
ヘイズ氏、日米ドル円操作でビットコインに追い風と予測
ヘイズ氏、ベッセント財務長官が求めるFIMA拡充で円高誘導・ドル流動性拡大、ビットコインに追い風と予測。日本政府とGPIFの米国債保有1兆3,730億ドルを試算し、ETHとENAへの強気シナリオも解説する。
09:45
トム・リー氏、ロビンフッドチェーンを絶賛 イーサリアム普及を後押しか
ビットマイン会長のトム・リー氏は、ロビンフッドの顧客基盤2740万人を挙げ、ロビンフッドチェーンを2026年最大の成功事例と評価。稼働3週間で累計90億ドルのDEX取引高を記録した一方、8割超をミームコインが占める。
09:28
ストラテジー、ビットコイン170億円相当売却 優先株の買い戻しに充当
ストラテジーが仮想通貨ビットコインを約170億円分売却し、優先株STRC買い戻しに充てた。また普通株MSTR株売却により、米ドル準備金の積み増しも行っている。
08:38
トランプ・メディア、ビットコイン保有量65BTC減少
トランプ・メディアが第2四半期決算を発表。ビットコイン保有量は65BTC減の9,477.16BTCとなり、含み損が響いて純損失2.38億ドルに拡大。仮想通貨・賭博事業から撤退する方針も示した。
08:07
ビットコインが株式と相関低下、センチメントも転換=ブラックロック幹部
ブラックロックのミッチニック氏は8月10日、ビットコインの投資家センチメントが転換し株式相場との相関も弱まっているとの見方を示した。7月のAI株との比較で相対的に健闘を、分散投資先としての説得力を強める根拠に挙げている。
08/10 月曜日
15:50
英当局、金トークン化で大手銀行と協議=FT報道
英FCAとイングランド銀行が5月公表の文書で、トークン化した金を担保に使う検討に言及していた。FT報道によると、FCAは大手銀行と個別協議を進め、数カ月以内に金に特化した規制方針を示す見通しだという。
15:17
CMEヘッジファンド、ビットコイン先物で稀な買い越しに=アナリスト
CryptoQuant CEOのKi Young Ju氏が10日、CME上のヘッジファンドがビットコイン先物でネットロングに転換したと指摘。ベーシス取引による構造的ショートが崩れた稀な動きで、強気転換のシグナルとして注目される。
13:51
米上場Empery Digital、1635BTCのビットコイン売却
米ナスダック上場のエンペリーデジタル(Empery Digital)が7月1日から8月6日にBTCを1,635BTC売却したと10-Qで開示。担保954BTCを除く非拘束BTCは325BTCまで減少し、6月末比76%減となった。AI事業への追加出資リスクも残る。
13:27
「クラリティー法不成立でも仮想通貨業界は前進可能」グレースケール分析
グレースケールは、クラリティー法が不成立でも仮想通貨市場の発展は続くと分析している。一方で法制度が整わなければ投資や起業が海外に流出するリスクを指摘した。9月の上院採決が最初の関門となる。
12:59
ビットコインの新規ウォレット数が過去一年で最高水準
ビットコイン自己管理型ウォレット「コールドカード」からの資金盗難を受けて、ビットコインの新規ウォレット作成数やアクティブウォレット数が急増している。
11:24
米納税者の仮想通貨申告、32%から56%にとどまる=研究
仮想通貨を保有する米国内納税者の申告率は32%から56%にとどまるとの推定も。米IRSは仲介業者による申告様式「1099-DA」提出を2025年分から義務化し、業者報告との不整合が税務調査の焦点になるとみられる。米CNBCが報じた。
10:31
サムスン電子、今年中にウォレットへステーブルコイン導入=報道
サムスン電子は今年中、一部国でウォレットへステーブルコインの口座開設・海外送金・決済機能を導入すると表明。米サンドマークの取材に書面で回答し、7月のGalaxy Unpacked構想に初めて導入時期を示した。既存機能との違いも解説する。
09:37
ビットコインBIP-110分岐、セイラー氏「フォークに意味なし」
仮想通貨ビットコインは8日、「BIP-110」を支持するチェーンが少数派で分岐した。「BIP-110」への賛成はわずか2.5%にとどまり、大半の採掘者は既存ルールを支持している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧