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グラム(GRAM・旧トンコイン)とは?テレグラム連携の暗号資産の特徴と使い道【2026年】

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グラム(GRAM、旧トンコイン/TON)は、The Open Network(TON)のネイティブトークンです。2026年6月15日にトンコイン(TON)から名称が変更されました。1TON=1GRAMで、保有者が交換や移行の手続きをする必要はありません。国内ではBitTrade・OKJ・bitFlyerなど複数社で日本円から購入できます。購入の流れは「取引所の口座を開設する」「日本円を入金する」「販売所・取引所でグラム(GRAM)を購入する」の3ステップです。

グラム(GRAM・旧トンコイン)を取り扱う国内取引所の早見表

日本国内でグラム(GRAM)を取り扱う暗号資産交換業者を比較します。

取引所 取引形態 売買手数料 最小取引単位 外部送付(出庫) 備考
BitTrade
公式サイト
取引所(GRAM/JPYペア) 無料(スプレッドあり) 1 GRAM(注文単位0.01 GRAM) 出庫対応(出金手数料0.01 GRAM) 積立暗号資産にも対応
OKJ
公式サイト
販売所・取引所 取引所:メイカー0.07%/テイカー0.14%(直近30日の取引量100万円未満の場合)
販売所:無料(スプレッドあり)
取引所:0.1 GRAM/販売所:0.1 GRAM 可(出庫手数料0.2〜0.5 GRAM、範囲内で設定可。最小出庫0.1 GRAM) 入庫手数料無料(最小入庫0.01 GRAM)
bitFlyer
公式サイト
販売所 無料(スプレッドあり) 1円から(最小0.003 GRAM) 不可(公式FAQに明記) 2026年9月29日13時に取扱開始。かんたん積立は同年9月30日に開始

2026年10月15日時点・各社公式サイトより(OKJ取引ルール・OKJ手数料一覧・OKJ入出金・入出庫・BitTrade手数料)

グラム(GRAM)とは

グラム(GRAM)は、The Open Network(TON)というブロックチェーン上で発行されているネイティブトークンです。前身となったプロジェクトの経緯、基本的なスペック、トンコイン(TON)からの名称変更について解説します。

The Open Network(TON)とTelegramの関係

The Open Network(TON)は、2018年にTelegramが「Gram」という名称で資金調達を行い構想したブロックチェーンプロジェクトが前身です。2020年に米SECとの訴訟を受けてTelegramがプロジェクトから撤退し、その後はコミュニティと非営利団体のTON財団が開発を継続しました。プロジェクト名は「The Open Network」に改められ、ネイティブトークンはトンコイン(Toncoin)という名称で流通してきました。

Telegramアプリ内のウォレット機能を通じて、ユーザーはグラム(GRAM)を送受信できます。2026年5月4日、創業者のパベル・ドゥロフ氏はX(旧Twitter)への投稿で、TelegramがTON財団に代わってThe Open Networkの主導役となり、ネットワークの最大のバリデーターになると発表しました。

グラム(GRAM)の基本情報

項目数値・概要
ティッカーGRAM
ブロックチェーン名The Open Network(TON)
コンセンサスアルゴリズムPoS(Proof of Stake)
総供給量約52.6億GRAM
循環供給量約28.2億GRAM
時価総額約5,979億円(27位)
主な用途送金・決済、ネットワーク手数料の支払い、ステーキング
主なDEXSTON.fi、DeDust など

2026年10月15日時点 出典:CoinMarketCap(Gram, prev. Toncoinのページ)

トンコイン(TON)からグラム(GRAM)への名称変更

グラム(GRAM)への名称変更は、2026年6月15日12時00分(協定世界時)に実施されました。TON Voteによるコミュニティ投票は同年6月1日から8日にかけて行われ、賛成率は81.22%でした。保有者が行う手続きは不要で、1TON=1GRAMの比率で残高・アドレスともにそのまま引き継がれます。ブロックチェーン自体の名称は「The Open Network」のまま変わっていません。

名称変更の経緯の詳細は、速報記事で解説しています。

関連:トンコイン(TON)からグラム(GRAM)への名称変更について

グラム(GRAM)の特徴と使い道

グラム(GRAM)はTelegramアプリとの連携を軸に、送金・決済、ステーキング、ミニアプリでの利用など複数の用途を持っています。それぞれの特徴を見ていきます。

Telegram上での送金・決済

グラム(GRAM)の最大の特徴は、Telegramアプリ上のウォレット機能を通じて管理できる点です。Telegramユーザー同士であれば、アプリ内のウォレットBotを使って手数料無料かつ即座に送金できます。TONブロックチェーン上で発行されているテザー(USDT)の送金にも対応しています。

ステーキング

ステーキングとは、保有する暗号資産をネットワークに預け入れ、その対価として報酬を得る仕組みです。

  • グラム(GRAM)はPoS(Proof of Stake)を採用しており、ネットワークの検証作業への参加を通じてステーキング報酬を得られます
  • 秘密鍵を自分で管理するセルフカストディ型ウォレットからの参加が基本です
  • ロック期間や報酬率は提供元によって異なるため、参加前に最新の条件を確認する必要があります

詳しい仕組みは下記のページで解説しています。

関連:暗号資産のステーキングとは|仕組みとリスクを解説

ミニアプリとタップ・トゥ・アーン

グラム(GRAM)の知名度を押し上げた要因のひとつが、Telegramのチャット内で遊べるミニアプリ「タップ・トゥ・アーン(タップして稼ぐ)」ゲームです。2024年1月にリリースされた「Notcoin」はその代表例で、画面中央のコインをタップしてポイントを貯める仕組みが特徴でした。同年4月にはマイニングフェーズが終了し、5月16日にはTON上で「NOT」トークンがローンチされています。

同時期には、ハムスターをタップしてポイントを貯める「Hamster Kombat」や、猫を育成しながらポイントを「キャットコイン」(仮名)に変換できる「Catizen」といったタップ・トゥ・アーンゲームも相次いで登場しました。いずれもTelegramのユーザー基盤を背景に、短期間で多くのプレイヤーを集めています。

Catizenのゲーム画面

出典:テレグラム

関連:「Catizen」の魅力とは|ユーザー300万人に達したPlay-to-Airdropを解説

なお、タップ・トゥ・アーンゲームで獲得したNOTなどの報酬トークンは、STON.fiなどのDEXでグラム(GRAM)やテザー(USDT)に交換できます。

国内取引所でのグラム(GRAM)の買い方

グラム(GRAM)は、国内の暗号資産交換業者で口座を開設すれば日本円から購入できます。口座開設から購入までの流れを手順ごとに解説します。

手順1:暗号資産取引所の口座を開設する

グラム(GRAM)を取り扱う国内の暗号資産交換業者(BitTrade・OKJ・bitFlyerなど)を選び、公式サイトまたはアプリから口座開設を申し込みます。本人確認はスマートフォンでの撮影とオンライン完結(eKYC)に対応している業者が多く、最短で即日〜数日程度で開設が完了します。

手順2:日本円を入金する

口座開設が完了したら、銀行振込やクイック入金(即時入金サービス)などで日本円を入金します。入金方法や手数料は取引所ごとに異なるため、比較表で確認してください。

手順3:販売所・取引所でグラム(GRAM)を購入する

入金後、「販売所」または「取引所」の画面からグラム(GRAM)を注文します。販売所は交換業者と直接売買する方式でスプレッド(売値と買値の差)がコストとなり、取引所はユーザー同士の板取引で、売買手数料が別途かかる場合があります。初めて購入する場合は、仕組みがシンプルな販売所から始めるとわかりやすいです。

グラム(GRAM)の売り方と日本円への出金

売却の手順は購入と同様で、販売所または取引所の画面から売り注文を出します。売却後に日本円へ出金する際は、各社所定の出金手数料がかかります。

グラム(GRAM)を取り扱う国内取引所の比較

グラム(GRAM)を取り扱う国内の暗号資産交換業者について、取引形態・手数料・外部送付の可否などを1社ずつ詳しく見ていきます。

BitTrade(ビットトレード)

BitTradeは株式会社ビットトレードが運営する暗号資産交換業者です。グラム(GRAM)は取引所(GRAM/JPYペア)で取り扱われており、取引手数料は無料(スプレッドあり)、最小注文数量は1 GRAM(注文単位0.01 GRAM)です。外部送付(出庫)にも対応しており、出庫手数料は0.01 GRAMです。また、積立暗号資産にも対応しています。サービス全体の評判や口座開設の手順は以下で詳しく解説しています。

関連:ビットトレード(BitTrade)の評判は?手数料・メリット・デメリットを徹底解説

関連:ビットトレード(BitTrade)口座開設の手順 スマホ完結・最短当日2ステップ

BitTradeの口座開設はこちら →

出典:BitTrade手数料(2026年10月15日確認)

OKJ

OKJはOKグループの日本法人が運営する暗号資産交換業者です。トンコイン(現グラム)は2024年6月24日から取り扱いを開始しており、販売所・取引所の両方式に対応しています。最小取引単位は取引所・販売所ともに0.1 GRAMです。取引所(板取引)の手数料はメイカー0.07%・テイカー0.14%(直近30日の取引量100万円未満の場合)で、取引量に応じて段階的に下がるボリュームディスカウント方式です。販売所の取引手数料は無料(スプレッドあり)。外部送付(出庫)にも対応しており、出庫手数料は0.2〜0.5 GRAMの範囲内で設定できます。

OKJの口座開設はこちら →

出典:OKJ手数料一覧(2026年10月15日確認)

bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyerは2026年9月29日13時にグラム(GRAM)の販売所取扱を開始しました。最小取引単位は0.003 GRAM、1円から購入可能で、売買手数料は無料(スプレッドあり)です。2026年9月30日からは「かんたん積立」にも対応しており、少額からの定期購入ができます。なお、bitFlyerはグラム(GRAM)の外部送付(出庫)に対応していないことが公式FAQに明記されています。ほかのウォレットへ送金したい場合は、この点に注意が必要です。

出典:bitFlyer GRAMチャート・取扱ページ(2026年10月15日確認)

関連:ビットフライヤー(bitFlyer)の評判は?手数料・メリット・デメリットを徹底解説

関連:ビットフライヤー(bitFlyer)口座開設の手順 スマホ完結・最短当日5ステップ

bitFlyerの口座開設はこちら →

Telegramウォレットでグラム(GRAM)を管理する方法

グラム(GRAM)はTelegramアプリ上のウォレット機能でも管理できます。ウォレットの作成手順と、管理方式の違い、送金時の注意点について解説します。

Telegramのウォレットを作成する手順

Telegramアプリ上の公式ウォレットBotを使うと、グラム(GRAM)の送受信を簡単に行えます(Bot名・画面の表記は更新される場合があるため、実際の操作時に最新の名称を確認してください)。一般的な作成手順は次のとおりです。

  1. Telegramアプリを起動し、公式ウォレットBotを検索して開く
  2. 案内に従ってスタートし、パスコードなどを設定してウォレットを初期化する
  3. 秘密鍵を自分で管理する形式を利用したい場合は、メニューから該当機能を有効化する
  4. ウォレットアドレスが発行されれば作成は完了

カストディ型とセルフカストディ型の違い

Telegramウォレットには、秘密鍵の管理をTelegram側に任せるカストディ型と、ユーザー自身がリカバリーフレーズ(秘密鍵)を管理するセルフカストディ型があります。カストディ型は操作がシンプルな一方、セルフカストディ型は自己管理の分だけ責任も大きくなります。リカバリーフレーズを紛失すると資産を復元できなくなるため、安全な場所に控えておくことが重要です。

国内取引所とウォレット間で送金するときの注意点

国内取引所からTelegramウォレットへグラム(GRAM)を送る際は、対応ネットワークが一致しているかを事前に確認してください。宛先にメモ(タグ)の入力が必要な場合、入力漏れや誤りがあると資産が届かない可能性があります。初めて送金する際は、少額でのテスト送金を行うと安全です。また、bitFlyerのように外部送付(出庫)に対応していない取引所もあるため、送金が目的の場合は事前に対応状況を確認する必要があります。

グラム(GRAM)の価格推移と今後の注目点

グラム(GRAM)のこれまでの価格推移と、TON財団が示しているロードマップ、今後の注目材料について解説します。

これまでの価格推移

グラム(GRAM)は2024年6月15日に1枚あたり過去最高値(円建てで1,298.21円)を記録しました。2026年6月15日の名称変更を挟み、2026年10月15日時点の価格は211.42円、時価総額は約5,979億円(27位)で、過去最高値から約83.69%下落した水準で取引されています。価格は常に変動するため、購入や売却の判断時には取引所の最新レートを確認してください。

出典:CoinMarketCap(2026年10月15日時点)

TON財団のロードマップ

TON財団が公開しているロードマップでは、今後の計画として次のような項目が示されています。

  • ステーブルコインを発行するためのツールキット提供
  • イーサリアムやビットコインなど主要チェーンと接続するブリッジ機能の拡充
  • シャードチェーン技術を活用するためのガイドラインとツールの整備

今後の注目材料

Telegramはメッセージングアプリとして世界的に広く利用されており、創業者のパベル・ドゥロフ氏は2025年3月20日、自身のX(旧Twitter)アカウントで月間アクティブユーザー数が10億人を突破したと発表しました。アプリ内のミニアプリや決済機能の拡大がグラム(GRAM)の利用機会に影響すると見られています。価格の先行きについて断定的な見通しは述べません。

出典:パベル・ドゥロフ氏のX投稿(2025年3月20日)

グラム(GRAM)を買う前に知っておきたいリスク

グラム(GRAM)を購入する前に知っておきたい、価格変動リスク、名称変更に便乗した詐欺、取扱条件の変更について解説します。

価格変動リスク

暗号資産は価格変動が大きく、グラム(GRAM)も例外ではありません。短期間で大きく値上がり・値下がりする可能性があるため、余裕資金の範囲で取引することが重要です。

名称変更に便乗した詐欺

「TONをGRAMに移行」「GRAMを請求」などと案内し、ウォレット情報や秘密鍵の入力を求めるサイト・Bot・メッセージは、いずれも詐欺です。TON公式アカウントの発表でも、移行や交換を求める案内はすべて詐欺であると明言されています。不審な案内には応じないようにしてください。

取扱条件の変更・送金の制限

国内取引所での取扱銘柄の追加・廃止は随時行われる可能性があります。また、bitFlyerのように外部送付に対応していない取引所もあるため、送金や出庫を予定している場合は事前に各社の対応状況を確認してください。

よくある質問(FAQ)

グラム(GRAM)についてよく寄せられる質問をまとめました。

トンコイン(TON)とグラム(GRAM)は同じ暗号資産ですか?

トンコイン(TON)とグラム(GRAM)は同じ暗号資産です。2026年6月15日にコミュニティ投票を経て名称がトンコインからグラムに変更されました。ブロックチェーン名は引き続き「The Open Network」です。

名称変更にあたって、トンコインの保有者が手続きをする必要はありますか?

名称変更にあたって、保有者が行う手続きはありません。1TON=1GRAMの比率で残高・アドレスともにそのまま引き継がれ、交換や移行の申請も不要です。「移行」や「請求」を求める案内は詐欺のため注意してください。

グラム(GRAM)は日本国内のどの取引所で買えますか?

2026年10月時点で、グラム(GRAM)はbitFlyerやOKJなどの国内暗号資産交換業者で購入できます。取扱状況は変更される可能性があるため、本文の比較表や各社公式サイトで最新情報を確認してください。

グラム(GRAM)はいくらから買えますか?

取引所によって異なりますが、例えばbitFlyerの販売所では1円からグラム(GRAM)を購入できます。最小取引単位は取引所ごとに設定されているため、本文の比較表で確認してください。

国内取引所で買ったグラム(GRAM)をTelegramのウォレットに送れますか?

取引所によって対応が異なります。bitFlyerはグラム(GRAM)の外部送付(出庫)に対応していません。Telegramのウォレットへ送金したい場合は、利用する取引所が外部送付に対応しているかを事前に確認してください。

2018年にTelegramが計画したGramと、名称変更後のグラム(GRAM)は同じものですか?

2018年にTelegramが構想した「Gram」は、2020年に米SECとの訴訟を受けてTelegramが撤退し、正式には発行されませんでした。名称変更後のグラム(GRAM)は、その後コミュニティとTON財団が開発を継続したトンコイン(Toncoin)が2026年6月に改称されたものです。

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