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仮想通貨の種類を4分類で解説【2026年版】主要銘柄の特徴と分類ごとの違い

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仮想通貨の種類一覧
記事の監修
各務 貴仁
各務 貴仁 @coinpost_kagami
株式会社CoinPost 代表取締役CEO 株式会社SUDACHI Tech 代表取締役 一般社団法人WebX実行委員会 理事

2017年に日本最大の暗号資産・Web3メディアCoinPostを創業。2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3特化の開発支援事業SUDACHI Techも展開。法人向け暗号資産(仮想通貨)アナリストとしても活動。

経済産業省 Web3.0・ブロックチェーン活用デジタル公共財構築実証事業 有識者委員(2024年)

仮想通貨にはどんな種類があるのか、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)はどう違うのか。仮想通貨投資入門|口座開設からDeFi活用まで初心者向けロードマップを読み進めるうえで、まず整理しておきたい疑問です。

この記事では、仮想通貨の種類を決済・プラットフォーム・ユーティリティ・ミームコインの4分類で整理し、国内取引所で購入できる代表銘柄の特徴と、日本の法律上は別区分となるステーブルコインの位置づけを解説します。アルトコイン全般の基礎知識や選び方については、アルトコインとは?【2026年版】注目銘柄・選び方・買い方を初心者向けに解説もあわせてご覧ください。

この記事のポイント

仮想通貨の種類は、次の4分類で整理できます。

① 価値の保存・決済通貨(BTC・XRPなど)
② プラットフォーム通貨(ETH・SOLなど):Web3インフラ
③ ユーティリティトークン(LINK・RENDERなど):特定サービス内利用
④ ミームコイン(DOGE・SHIBなど):コミュニティ主導・高リスク

このほか、日本の法律上は暗号資産とは別の「電子決済手段」に区分されるステーブルコイン(USDC・JPYCなど)も、仮想通貨と並べて使われています。

注目の取引所
国内最大級の取引量と高い流動性を誇る。※1
預かり資産は約1.3兆円と国内最大級。※2
※1.JVCEAおよび暗号資産交換業者各社が公表するデータを基にbitFlyer調べ(差金決済取引および先物取引を含む年間出来高、2016〜2025年)
※2.2025年10月時点

仮想通貨の種類は4つに分けると整理しやすい

世界にある仮想通貨の数(数え方で大きく変わる)

CoinMarketCapが追跡するトークン総数は2026年10月時点で約6,370万種類に上りますが、この大半はDEX上で自由に発行できるトークンです。実用性・流動性のある銘柄の目安としては、CoinGeckoの追跡対象である約2.22万種が参考になります。

4分類の早見表

分類代表銘柄主な用途
価値の保存・決済通貨BTC・XRP送金・価値の保存
プラットフォーム通貨ETH・SOL・BNBWeb3アプリのインフラ
ユーティリティトークンLINK・RENDER・XDC特定サービス内での利用
ミームコインDOGE・SHIBコミュニティ主導

分類にまたがる区分:RWA・取引所トークン

不動産や国債などの現実資産をブロックチェーン上で扱う「RWA(リアルワールドアセット)」や、取引所が発行する独自トークン(BNBなど)は、上記4分類のいずれか、または複数にまたがる性質を持ちます。詳しくはRWA(リアルワールドアセット)とは?【2026年版】仕組みと市場規模を完全解説、BNB(ビルドアンドビルド)とは?【2026年版】仕組み・特徴・買い方を解説をご覧ください。

価値の保存・決済通貨

価値の保存・送金に使われる仮想通貨

国境を越えた送金を低コスト・高速で実現することを目指した仮想通貨です。従来の銀行送金の課題を解決する手段として金融機関からも注目されています。

ビットコイン(BTC)

BTC ビットコイン
デジタルゴールド

2009年稼働の世界初の仮想通貨。発行上限2,100万枚の希少性と堅牢なセキュリティが特徴。時価総額は仮想通貨の中で世界最大で、最新の時価総額ランキングで確認できる。2024年1月の米国現物ETF承認以降、機関投資家の保有が拡大している。

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XRP

XRP エックスアールピー
機関向け送金

米リップルが開発、分散型台帳「XRPレジャー」上の仮想通貨。高速処理・低手数料で国際送金に特化。現在はDEX(分散型取引所)やステーブルコインRLUSD(Ripple USD)などのユースケースも拡大。マイニング不要で発行総量固定。

XRPの詳細ガイド →
プラットフォーム通貨

アプリの基盤になるプラットフォーム通貨

スマートコントラクト(自動実行プログラム)を通じて、仲介者なしでサービスを運用できるブロックチェーンの基盤通貨です。DeFi・NFT・ゲームなどのインフラとして機能します。

イーサリアム(ETH)

ETH イーサリアム
汎用プラットフォーム

2015年稼働のスマートコントラクト基盤。DeFi預かり資産(TVL)は2026年10月時点でイーサリアム単体約510億ドル、全チェーン合計約911億ドルのうち約56%を占める(DeFiLlama)。ステーキングのネットワーク上のAPRはEthereum公式によると2026年10月時点で約2.5%で、国内取引所経由では手数料控除後にこれより下がる。

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ソラナ(SOL)

SOL ソラナ
高速・低コスト

独自の「Proof of History」で手数料はごく少額(0.000005 SOL)。DeFi・ゲーム・NFTなど幅広いアプリに採用。ステーキング報酬はSolana公式によるとネットワーク上で年率約5〜7%が目安だが、国内取引所経由では下がる(例:SBI VCトレードの2026年9月実績は年率4.4%、お客さま受取分は約3.3%)。

SOLの詳細ガイド →

BNB

B
BNB ビーエヌビー
取引所発行チェーン

世界最大級の取引所バイナンスが発行する独自チェーン「BNB Chain」の通貨。手数料支払い・DeFi・ゲームなど幅広い用途で使われ、取引所トークンとプラットフォーム通貨の性質を併せ持つ。

BNBの解説記事 →

アバランチ(AVAX)・ポリゴン(POL)

AVAX アバランチ
カスタムチェーン

2020年9月稼働。「サブネット」と呼ばれるカスタムブロックチェーンの構築が可能。イーサリアム互換でDeFi・NFT分野でも採用が進む。高度な分散性と高速トランザクションが特徴。

AVAXの解説記事 →
POL ポリゴン
スケーリング

イーサリアムのスケーリングソリューション。混雑時の手数料高騰を解消し、NFTプラットフォームやSTEPN GOなどのWeb3ゲームで広く採用。取引手数料の支払い・ガバナンス投票にも使用。

POLの解説記事 →

日本発のチェーン:オアシス(OAS)・アスター(ASTR)

OAS オアシス
ゲーム特化・日本発

「Blockchain for Games」をコンセプトにした日本発のゲーム特化型チェーン。ゲームユーザーの手数料を無料化。スクウェア・エニックス・セガ・バンダイナムコ研究所などが初期バリデーターとして参画。

OASの解説記事 →
A
ASTR アスター
日本発・マルチチェーン

ポルカドットのエコシステムで早期採用された日本発チェーン。イーサリアム互換+WebAssembly対応のマルチチェーンハブ。なお「Soneium」はソニー系Sony Block Solutions LabsとAstar創業者のStartaleが2025年1月に公開した別チェーンであり、ASTRとは異なるプロジェクトです。

ASTRの解説記事 →
ユーティリティトークン

特定の用途に使われるユーティリティトークン

特定のサービス内での利用料支払いや保有者への特典付与など、実用的な目的で設計されたトークンです。特定のエコシステム内での用途に特化している点が決済通貨との違いです。

チェーンリンク(LINK)

LINK チェーンリンク
分散型オラクル

ブロックチェーンと外部データを安全に連携させる「オラクル」の最大手。DeFiの価格データ提供や保険・ゲームなどのリアルワールドデータ接続に不可欠。Web3の基盤技術として重要性が増す。

LINKの解説記事 →

レンダー(RENDER)

R
RENDER レンダー
分散型GPUネットワーク

余剰GPUを持つ提供者とクリエイター・AI開発者をつなぐ分散型プラットフォーム。レンダリング・AI計算処理に対応。AI需要の増加を背景にDePINの代表的プロジェクトの一つ。

RENDERの解説記事 →

XDC

X
XDC エックスディーシー
貿易金融・RWA

貿易金融向けブロックチェーン「XDC Network」のユーティリティトークン。RWA・金融商品のトークン化に注力。SBIホールディングスがUAEのTradeFinexと合弁会社を設立。

XDCの解説記事 →

GMT

GMT グリーン・メタバース・トークン
Move to Earn

「歩いて稼ぐ」Web3アプリ「STEPN」で使われる通貨。靴のレベルアップなどに使用。開発元FSLの「Gas Hero」などエコシステム全体で機能する点も特徴。

GMTの解説記事 →

エイプコイン(APE)

A
APE エイプコイン
NFTエコシステム

人気NFT「Bored Ape Yacht Club」のエコシステム通貨。2024年に独自チェーン「ApeChain」をローンチしDeFi機能を強化。保有者はApeCoin DAOの意思決定に参加可能。発行総数10億枚固定。

APEの解説記事 →
ミームコイン

コミュニティ主導で値動きの大きいミームコイン

インターネット上のミーム(流行のネタ・画像)をモチーフにした仮想通貨です。「草コイン」とも呼ばれます。

ミームコインは価格が急騰する可能性がある一方、価値がゼロになるリスクや詐欺(ラグプル)のリスクが非常に高いです。初心者は少額に留めるか、まずはBTC・ETHなど主要銘柄から始めることをおすすめします。

ドージコイン(DOGE)

DOGE ドージコイン
元祖ミームコイン

2013年12月に柴犬ミームをモチーフに誕生。当初はパロディだったが、大規模コミュニティを形成し投資資産として認知。2025年9月、REX-Osprey™がCBOE上場の現物型ETF(ティッカー:DOJE)を米国で初めて上場した(REX-Osprey公表資料)。

DOGEの解説記事 →

シバイヌ(SHIB)

SHIB シバイヌコイン
DOGEキラー

2020年7月にDOGEへの対抗として誕生。イーサリアムブロックチェーン(ERC-20)上で発行。単なるミームコインを超え、独自の分散型エコシステムへ進化。コミュニティ主導の運営が特徴。

SHIBの解説記事 →

ミームコインの定義・仕組みについては【2026年最新版】ミームコインとは?種類や仕組みをわかりやすく解説で詳しく解説しています。


仮想通貨と並べて使われるステーブルコイン

日本の法律では暗号資産ではなく電子決済手段

ステーブルコインは法定通貨などへの価格連動を目的に設計されており、仮想通貨と並べて使われますが、日本の資金決済法上は暗号資産とは異なる「電子決済手段」に区分されます。国内では暗号資産交換業とは別の電子決済手段等取引業などの枠組みで扱われます(詳細は金融庁の説明資料を参照)。

国内で扱われている主なステーブルコイン

国内で名前が挙がる主なステーブルコインには、Circleが発行するドル建てのUSDC、JPYC株式会社が発行する資金移動業型のJPYC、SBI新生信託銀行が発行する信託型のJPYSCがあります。USDC・JPYSCはいずれもSBI VCトレードで取扱いが開始されています。海外で広く使われるUSDTは、本稿執筆時点で国内では取り扱われていません。それぞれの仕組みの違いは各解説記事で詳しく確認できます。


分類ごとに異なるリスクの性質

価格変動リスク

仮想通貨は株式や為替と比べて価格変動が大きく、どの分類にも共通するリスクです。特にプラットフォーム通貨やミームコインは値動きの幅が大きい傾向があります。

詐欺・流動性のリスク(ミーム・小型銘柄)

時価総額の小さい銘柄やミームコインは、取引量が少なく売買が成立しにくい流動性リスクに加え、詐欺(ラグプル)のリスクも相対的に高くなります。

発行体・裏付け資産のリスク(ステーブルコイン)

ステーブルコインは価格変動リスクが小さい一方、発行体の信用力や裏付け資産の管理体制に依存するリスクがあります。

国内の登録業者で扱われているか

金融庁に登録済みの国内取引所で取り扱われている銘柄は、規制面での一定の確認を経ています。また、国内の登録業者を通じて取引される特定の暗号資産は、2026年7月23日公布の金商法改正により申告分離課税の対象となる見込みで、適用開始時期は施行日に応じて決まります(詳細は金融庁の発表をご確認ください)。

分類の違いを理解してから検討するのが一般的

初心者はまず流通量が多く情報も集めやすい決済通貨とプラットフォーム通貨(BTC・ETHなど)から理解を深め、ユーティリティトークンやミームコイン、小型銘柄は仕組みとリスクを理解したうえで検討する、という進め方が一般的です。特定の銘柄の購入や投資配分を推奨するものではありません。

主要銘柄を扱う国内取引所

以下の一覧表では、主要銘柄について国内取引所の取扱い状況をまとめています

絞り込み:
仮想通貨取引所おすすめランキングを見る →

よくある質問(FAQ)

  • 2026年10月時点でCoinMarketCapが追跡するトークンは約6,370万種類ですが、CoinGeckoの追跡対象(実用性のある銘柄の目安)は約2.22万種です。初心者が理解すべきは①決済通貨②プラットフォーム通貨③ユーティリティトークン④ミームコインの4分類、および法律上は別区分のステーブルコインです。
  • 流通量が多く情報も集めやすい決済通貨(BTC・XRPなど)とプラットフォーム通貨(ETH・SOLなど)から理解を始めるのが一般的です。特定の銘柄を推奨するものではなく、各分類の役割の違いを把握したうえで、気になる銘柄の詳細ページで個別に確認することをおすすめします。
  • 価格の安定を目的に仮想通貨と並べて使われますが、日本の資金決済法では暗号資産ではなく「電子決済手段」に区分されます。値上がり益を前提とした資産ではなく、発行体の信用力や裏付け資産に関するリスクがある点に注意が必要です。
  • ミームコインは決済・プラットフォーム・ユーティリティのいずれにも当てはまらず、独立した4つ目の分類として扱います。コミュニティの盛り上がりを原動力に値動きする点が他の3分類と異なり、実用性よりも話題性が価格形成の中心になる傾向があります。
  • 決済・プラットフォーム通貨は価格変動リスクが中心ですが、ミームコインや小型銘柄は詐欺・流動性のリスクも加わります。ステーブルコインは価格変動リスクは小さい一方、発行体の信用力や裏付け資産に関するリスクがある点が他の分類と異なります。
  • プラットフォーム通貨(ETH・SOLなど)はブロックチェーン全体のインフラとして機能し、その上でさまざまなアプリケーションが動きます。ユーティリティトークン(LINK・RENDERなど)は特定のサービス内でのみ使用される通貨です。例えるならプラットフォーム通貨は「スマートフォンのOS」、ユーティリティトークンは「そのOS上で動く特定アプリの内部通貨」のような関係です。


まとめ

  • 仮想通貨の種類は、決済・プラットフォーム・ユーティリティ・ミームコインの4分類に加え、法律上は別区分となるステーブルコインを押さえておくと整理しやすい
  • 決済通貨(BTC・XRP):送金・価値保存が主用途
  • プラットフォーム通貨(ETH・SOL・BNBなど):Web3インフラの基盤
  • ユーティリティトークン(LINK・RENDER・XDCなど):特定サービス内での実用性重視
  • ミームコイン(DOGE・SHIB):コミュニティ主導で値動きが大きく、詐欺・流動性のリスクも高い
  • ステーブルコイン(USDC・JPYC・JPYSCなど):日本の法律上は「電子決済手段」に区分され、発行体・裏付け資産のリスクがある
  • 価格変動・詐欺/流動性・発行体リスクなど、リスクの性質は分類によって異なる
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