2025年1月に誕生した仮想通貨「TRUMP(トランプ)」は、ドナルド・トランプ米大統領をモチーフとした”公認ミームコイン“として世界的に注目を集めました。
発行から約1年が経過した現在、国内ではビットポイント(6月)、OKJ(8月)、Binance Japanと取扱い取引所が拡大しています。
本記事では、TRUMPの最新動向とファンダメンタルの変化を踏まえ、買い方・将来性・リスクを解説します。
トランプ(TRUMP)への投資に
目次
- TRUMP(トランプ)とは?|プロジェクトの概要
- トークンの基本データと発行背景
- 価格推移と注目イベント|どこで話題になったか
- TRUMPの買い方
- オフィシャルトランプ(TRUMP)の今後の展望
- ミームコイン投資の注意点と戦略
「OFFICIAL TRUMP(TRUMP)」の概要
「TRUMP(トランプ)」は、2025年1月にソラナブロックチェーン上で発行されたミームコインです。ドナルド・トランプ米大統領に関連する企業「Fight Fight Fight LLC」が開発し、発行直後にトランプ氏本人がX(旧Twitter)で公式サイトを紹介。現職大統領が公認した唯一のミームコインとして大きな話題となりました。

出典:gettrumpmemes
その後も、トランプ氏ブランド商品の一部決済手段としての採用や、大口保有者向け晩餐会の開催(2025年5月)など、同氏の動向と連動して継続的な注目を集めています。
ただし、TRUMPは特定の投資価値を約束するものではありません。公式サイト「GetTrumpMemes.com」では次のように明記されています。
「$TRUMPおよび関連アートワークは、理想や信念への支持や関心を表すためのものであり、投資機会、投資契約、証券ではない」
また、公式サイトは「いかなる政治キャンペーン、政治的役職、政府機関とも関係がない」と非政治的な立場を強調しています。
運営体制とトークン配分
開発・運営には、トランプ・オーガニゼーションの関連企業であるCIC Digital LLCとFight Fight Fight LLCが関与しています。両社は総供給量の80%を保有しており、今後3年間かけて段階的に市場へ放出される予定です。
さらに、Celebration Cards LLC(Fight Fight Fight LLCが所有)とCIC Digital LLCは、トランプ・ミームカードの売買収益を受け取る仕組みになっており、トークンとブランド商品が構造的に連動しています。
オフィシャルトランプの基礎情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 通貨コード | TRUMP |
| 公開日 | 2025年1月17日 |
| 発行基盤 | ソラナ(Solana) |
| 発行上限/流通量 | 10億枚/2億枚 |
| 価格/時価総額 | 5.88ドル(約920円)/11.7億ドル |
| 過去最高値 | 2025月1月:約75ドル(約11,100円) |
| 取引市場 | ビットポイント、OKJ、Binance Japan(バイナンスジャパン) |
将来性と注目ポイント
ポジティブ要因
- 使い道の拡大:ゲーム内通貨や専用ウォレットなど、TRUMPトークンを実際に使える場面が増えつつある
- メディア企業の参入:米保守系メディアNewsmaxが、TRUMPを含む暗号資産の購入計画を発表
- ETF申請の動き:米資産運用会社CanaryがTRUMPを含むミームコインETF(上場投資信託)を申請。承認されれば、証券口座から購入可能になり、投資家層の拡大が期待される
ネガティブ要因
- 大量売却のリスク:総供給量の80%をトランプ関連企業が保有。今後3年かけて市場に放出される予定で、売り圧力が続く可能性がある
- 利益の偏り:NY Times分析によると、81万以上のウォレットが計約20億ドルの損失を出した一方、関係者は1億ドル以上の手数料収益を得たとされる
- 政治的リスク:現職大統領が関与する金融商品のため、利益相反や倫理面での批判が根強い。米議会でも調査対象となっている
トランプ(TRUMP)への投資に
オフィシャルトランプ(TRUMP)の価格動向
TRUMPはローンチ直後に急騰し、2025年1月19日に過去最高値75.12ドルを記録。しかし、メラニア氏のミームコイン「$MELANIA」発行やトランプ氏の「TRUMPについてよく知らない」発言を受けて急落しました。
関連:トランプ次期大統領が公式ミームコイン「TRUMP」発行、価格は20倍暴騰
4月には大口保有者向け晩餐会(5月22日開催)の発表で一時50%以上反発したものの、その後は上昇の勢いが続かず、2025年12月時点では約5.7ドルと、ATHから90%以上下落した水準で推移しています。
最新動向(2025年12月)
2025年12月11日、モバイル・Web向けゲーム 「TRUMP Billionaires Club」がリリースされました。 本作は、サイコロを振って3Dボード上を進みながら事業を拡大していく、 モノポリー風のゲーム内容となっています。
ゲーム内では、デジタルコレクティブルNFTの収集・取引が可能で、 一部のゲーム内通貨や報酬に暗号資産(仮想通貨) TRUMPトークンが使用されます。
本ゲームは、開発会社Freedom45Gamesが、 ドナルド・トランプ氏の氏名および肖像のライセンスを受けて提供しているものであり、 トランプ氏や関連企業などがゲームの設計・開発・販売に直接関与しているわけではありません。
また、事前登録者を対象に、総額100万ドル相当のTRUMPトークンを分配する キャンペーンも実施されていますが、 これはあくまでプロモーション施策の一環と位置付けられます。
※本ゲームに関する記載は情報提供を目的としたものであり、 特定の投資行動や日本国内ユーザーの利用を推奨するものではありません。
オフィシャルトランプ(TRUMP)の買い方
TRUMPは2025年6月、国内の取引所ビットポイントに初上場を果たしました。サービスは現物取引(BITPOINT:販売所形式)から開始し、毎月決まった金額を購入できる「つみたてサービス」も同年7月から開始しています。
ビットポイントはSBIグループの完全子会社である株式会社ビットポイントジャパンによって運営されています。同社は、暗号資産の売買手数料、即時入金手数料、暗号資産の入出金手数料、ステーキング手数料が全て無料であり、初心者でも安心して利用できる環境を提供しています。
なお、DEXでの買い方については、「ミームコインとは?買い方・探し方」をご覧ください。
株式会社ビットポイントジャパンの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 業種 | 暗号資産交換業 |
| 設立 | 2016年3月3日 |
| 上場 | SBIホールディングス株式会社(東証プライム 8473)の100%子会社 |
| 資本金等(資本準備金含む) | 75億3,000万円(2020年9月30日現在) |
| 本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-2-3 |
| 取り扱い暗号資産 | 29種類(BTC、ETH、XRP、JMY、SHIB、TON、ADA、TRX、OSHI、DEP、DOT、ATOM、FLR、POL、IOST、LTC、BCH、KLAY、GXE、LNK、BAT、TSUGT、SOL、DOGE、AVAX、SUI、PEPE、TRUMPなど) ※25年12月10日現在 |
| 口座開設 | 本人確認書類をご用意頂き、最短即日で口座開設可能。eKYCにより、本人確認がスマホで完結 |
| 現物取引の売買手数料 | 現物取引の売買手数料が、板取引含め無料 |
| 暗号資産の出金手数料 | 暗号資産(仮想通貨)の出金手数料が無料かつ即時出金可能 |
| 日本円の即時入金 | 日本円の即時入金は、24時間365日利用可能・原則即時反映※PayPay銀行、住信SBIネット銀行のネットバンクが利用可 |
TRUMP投資を始めるためのステップ
口座開設の手順
本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、在留カード)を用意すれば最短即日で口座開設することができます。
1.アカウントの登録
個人または法人での利用かチェックをし、メールアドレスと携帯番号を入力します。紹介コードをお持ちの方はここで紹介コードを入力してください。
メールアドレスや電話番号に間違いがないか確認して「次へ」をタップします
入力したメールアドレス宛に確認用メールが送信されるので記載されているURLをクリックします。
先ほど登録した電話番号宛にSMSが届くので届いたSMS認証コードを入力してパスワードを設定します。パスワードの確認が終わったら「設定する」をタップします。

出典: ビットポイント
仮登録が完了したので「ホーム画面へ」をタップして本登録をしていきます。
2.本登録
「総合口座開設のお手続きをお願いします」の下にある「OK」をタップします。
本人確認書類を準備して下までスクロール、「口座開設の申込みに進む」をタップします。

出典: ビットポイント
約款を確認し、全てにチェックを入れて「情報入力へ」をタップします。
「氏名」を入力し、「性別」「国籍」「米国納税義務」「生年月日」などの項目を入力します。「住所」を入力する際は登録する本人確認書類と同じ内容になるよう気をつけましょう。全ての項目が完了したら「確認へ」をタップします。
本人確認書類の提出に伴い個人情報保持に関する文面が表示され、下の「同意して進む」をタップし、株式会社Liquidの本人認証サービスへ移動します。プライバシーポリシーや利用規約が表示されるので、下にスクロールして「同意して次へ進む」をタップします。(※外国籍の方は在留カード)
本人確認書類を運転免許証かマイナンバーカードの2つから選択し、注意事項を確認して「次へ進む」をタップします。

出典: ビットポイント
本人確認は画面に表示される指示に従います。

出典: ビットポイント
本人確認が終了するとビットポイントの口座申込申請が完了です。審査完了まで目安は2〜3日ですが、最短で当日中に審査が終わり暗号資産を購入することができます。
オフィシャルトランプ(TRUMP)の今後の展望
米暗号資産投資企業のOsprey FundsとRex Sharesが、TRUMPを含むミームコインのETFを申請したことも、市場の関心を高めています。
ただし、最大供給量の大半が、CIC Digital LLCやFight Fight Fight LLCといったトランプ陣営の関連企業に割り当てられ、今後3年間かけて段階的に市場放出される点については、今後の売り圧力になり得ます。
また、ドナルド・トランプ米大統領に対するトークンを介した政治的悪影響や倫理的問題を指摘する声もあります。
トランプ政権の仮想通貨政策がどのように進展し、TRUMPの価値や市場での地位に影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まっています。
関連:米上院銀行委員会、仮想通貨にオープンな環境に取り組みへ
トークンアロケーション
最大供給量は10億枚で、そのうち約8割近くがトランプグループ関連会社であるCIC Digital LLCとFight Fight Fight LLCによって保有されています。これらのコインは2025年4月から段階的にロック解除されており、3年後にはすべてが開放される仕組みとなっています。なお、2025年12月時点では、この8割のトークンに動きは確認されていません。

出典:The official Trump Meme
一方で、ブロックチェーンの分析会社Bubblemapは次のように警告しています。
Trade with caution: the 80% wallet is still unlocked and hasn’t been split between the 6 "Creator and CIC Digital" addresses https://t.co/tO8oasfBmT
— Bubblemaps (@bubblemaps) January 18, 2025
慎重な取引を推奨します。$TRUMPの80%は発表の通りロックアップされていますが、その内訳は6つの「Creator および CIC Digital」アドレスに(公式の円グラフのようには)分散されていません。
この指摘は、公式発表で示されたロック解除の透明性について疑問を投げかけるものです。投資家は、公式の供給計画だけでなく、実際の分散状況にも注意を払う必要があります。
トランプ(TRUMP)への投資に
ミームコイン投資の戦略とリスク
TRUMPのようなミームコインは、少額でも一攫千金を狙うことができる手軽さや急成長の可能性が魅力です。
実際にある投資家は109万ドル(約1.6億円)を投じ、4時間で7,500万ドル(約117億円)の利益を獲得したという事例もあります。
また、情熱的なコミュニティが形成されており、文化的な現象への参加や特定のアイデアへの支持を示す手段としても人気があります。
一方で、高いボラティリティによる原資の全損リスクなど、注意すべき点も多くあります。
主なポイント
- 少額投資が可能:初心者でも気軽に参加できる。
- コミュニティの影響力:情熱的なコミュニティがプロジェクトを支え、文化的・社会的な価値を高める。
- 急上昇の可能性 :投機やFOMO(見逃しの恐怖)による価格の急騰が期待される。
主なリスク
- 供給リスク:3年間かけて関係者の保有するトークンアンロックが進み、供給過多になる可能性があります
- 価格変動リスク:一般的な暗号資産よりも激しい価格の乱高下が予想されるため、余剰資金で投資しましょう。
- プロジェクト成長の不確実性:新規プロジェクトなので公開されている情報がまだ少ないです。将来的にどのようなプロジェクトになるのか今後も情報を追っていく必要があります。
- 政治リスク:米国の大統領の職務・権限と利益相反になりうる可能性があります。ハーバード大学の研究者は「賄賂の手段になり得る」と指摘しています。また、米国憲法の「報酬禁止条項(Emoluments Clause)」に抵触する可能性が議論されています。
- セキュリティリスク:プロジェクトが依存する技術が未成熟であったり、セキュリティ対策が不十分であったりする場合、ハッキングやデータ漏洩のリスクが高まります。
TRUMPやDOGEなどのミームコイン投資は、ハイリスク・ハイリターンであるため、失っても良い余剰資金での売買が推奨されます。
トランプ(TRUMP)への投資に
記事の監修
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