
VivoPowerに続く事例
AI駆動モビリティソリューション提供企業のWebus International(ナスダック:WETO)は29日、XRP準備金設立のため最大3億ドル(430億円超)の資金調達戦略を発表した。同社は現金準備金、銀行融資、株主保証、第三者機関保証付き信用枠など非希薄化手法の多様な組み合わせを検討している。このニュースを受け、Webusの株価は前日比68.88%上昇した。
調達資金はXRP準備金設立、ウォレットやWeb3ロイヤルティトークンを含むブロックチェーンインフラ開発、グローバル展開加速の3つの主要イニシアチブを支援予定。同時に中国最大級のオンライン旅行プラットフォーム同程旅行(香港証券取引所:0780.HK)との全国モビリティパートナーシップも更新したという。
この戦略により国内外事業の強力なシナジー創出を目指すとナン・ジェンCEOが説明した。同程旅行との提携は中国でのネットワークインフラを強化し、年間2億4000万人の有料ユーザーとWebusの高級車両ネットワークを活用してファーストマイル・ラストマイルサービスを提供する。
さらに、XRPブロックチェーン統合により従来の決済摩擦を排除し、世界中の運転手やサービス提供者との即座決済と必要時の即時返金を実現できるとジェンCEOは付け加えた。この動きは昨日発表されたVivoPower Internationalに続く企業のXRP戦略採用事例となる。
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