WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

金融庁、外国発行ステーブルコインを電子決済手段に正式認定 内閣府令改正を公布

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 金融庁が内閣府令を改正・公布
  • 外国信託型ステーブルコインを電子決済手段に正式認定

6月1日施行

金融庁は19日、「電子決済手段等取引業者に関する内閣府令等の一部を改正する内閣府令」を公布した。同改正は、パブリックコメントを経て最終化されたもので、外国発行のステーブルコインに関する規制の明確化・拡充を主な内容とする。施行は2026年6月1日を予定している。

今回の改正の柱は2点ある。第1に、日本の電子決済手段に関する法制度と同等性が確保された外国の法令に基づく信託受益権を、国内法上の電子決済手段として明示的に規定した。これにより、海外で発行された信託型ステーブルコインについても、一定の要件を満たせば日本国内で正式に取り扱える根拠が整備される。

関連記事:金融庁、仮想通貨仲介業の登録説明会を開催 6月上旬施行に向け解釈明確化へ

金融庁は15日、改正資金決済法で新設される仮想通貨・ステーブルコイン仲介業の登録事前説明会を開催。施行は2026年6月上旬の見込みで、「画面遷移の有無」は媒介判定の決定要素でないとの解釈も示された。

第2に、電子決済手段等取引業者が外国電子決済手段を取り扱う際の適切性判断において、日本の法制度との同等性を基準とすることを明確化した。あわせて、対象となる外国信託受益権を金融商品取引法上の有価証券とはみなさない旨の改正も実施される。

これにより、対象となる外国信託受益権は資金決済法上の電子決済手段として位置づけられる一方、金融商品取引法上の有価証券からは除外される。

パブリックコメントは2026年2月3日から3月5日にかけて実施され、16件の意見が寄せられた。金融庁はコメントへの考え方を別紙で公表しており、施行に向けた準備が整ったと判断したとみられる。

資金決済法は2022年に改正・2023年6月に施行され、ステーブルコイン規制の基本的枠組みが導入されたが、外国の信託銀行等が発行するステーブルコインは電子決済手段として国内で取り扱い可能かどうか不明確との指摘があった。

今回の改正はその空白を埋めるものであり、グローバルなステーブルコイン流通への対応を一歩進める制度整備として注目される。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/03 土曜日
11:10
米SEC、ビットコインなど6資産の3倍レバレッジETFの上場を承認
米SECは2日、Cboe BZX取引所によるビットコイン・イーサリアム・金・銀・原油・天然ガスの3倍レバレッジETF6銘柄の上場・取引に向けた規則変更案を承認した。ブルームバーグETF専門家が明らかにした。
10:00
「中央銀行マネーのオンチェーン化に3つの方法」ECBが検討中
欧州中央銀行のシュナーベル理事が、トークン化金融台頭の中、中央銀行マネーをオンチェーンで扱う3つのモデルを説明した。直接発行・ブリッジ・民間仲介の各方式を挙げている。
09:25
ニアインテンツ(NEAR Intents)、ハッキングされた約6億円資産が全額返還
NEARインテンツのゼネラルマネージャー、アレックス・シェフチェンコ氏は3日、脆弱性を突いた攻撃で流出した380万ドルが全額返還されたと明らかにした。調査を停止し、バグ報奨金の活用を呼びかけた。
09:00
米財務省、イラン利用の影の銀行ネットワークに制裁対応
米財務省は、イランに対する新たな経済制裁プログラムの一環としてA7ネットワークに対して異例の対応を行ったと発表。対応を説明し、仮想通貨に関係する内容にも言及した。
07:50
「10月のビットコイン、過去13年間で10回上昇」、米CNBCが強気相場入りの可能性を指摘
米CNBCの司会者が2日、仮想通貨ビットコインの10月は2013年以降で下落が3回にとどまると指摘した。ビットワイズの最高投資責任者は、クラリティー法案の可決後に、より良いルールを早く得たと結論づけた。
06:55
トランプ大統領、元SEC委員長のクレイトン長官をAI担当に起用の見通し
CNNとNBCニュースは、トランプ大統領が米証券取引委員会の前委員長クレイトン氏をAI担当責任者に起用する見通しだと報じた。現職の国家情報長官と兼務することになる。
06:10
米SEC委員長、仮想通貨保管案を規制整備の一環と説明|追加提案も予告
米SECのポール・アトキンス委員長はXで公開した声明で、2025年12月以降に実施した一連の仮想通貨関連施策を列挙した。規制整備を段階的に進めてきた経緯を示し、今後も追加の規制整備を進める方針だ。
05:55
レイヤー2「ブラスト」が閉鎖へ、預かり資産規模は一時23億ドル超
かつて人気が高かったイーサリアムのレイヤー2「ブラスト」が運営終了を発表した。運営費が収益を上回ったとして、資産を10月26日までにメインネットへ引き出すよう呼びかけている。
05:00
bitFlyerが「クールダウン」導入、円入金後48時間の暗号資産出金を制限
bitFlyerは本人確認完了から90日未満の個人顧客を対象に、日本円入金後48時間、暗号資産の外部送付を制限する「クールダウン」を10月15日に導入する。詐欺被害や不正送金の防止が目的だ。
10/02 金曜日
18:43
SMBC日興証券、国内投資家向けDeFi基盤を開発へ Uniswap v4活用
SMBC日興証券とNethermindは2日、Uniswap Labs、Baseらと覚書を締結し、規制対応型の流動性プール「DeFi Gateway」の開発に着手すると発表した。AML・CFT対策を組み込み、2027年半ばの完成を目指す。
18:20
メタプラネット、CEOと株主MMXXの関係訂正|議決権の過半数は保有せず
メタプラネットは2日、過去の有価証券報告書3期分と半期報告書1件を訂正した。ゲロヴィッチCEOがMMXXの議決権の過半数を保有するとの記載を改め、ビットコイン購入資金10億円の借入先でもある同社の関連当事者の区分を「主要株主」に変更した。CEOは9月に資本関係を説明していた。
17:36
金融庁、デジタル金融施策に約13.3億円を予算要求 前年度の15倍
金融庁は2027年度概算要求で、デジタル技術を用いた金融サービスの変革に13億2,765万円を計上した。前年度当初の約15倍で、オンチェーン金融の利活用やデジタル決済と連携した決済システムの構築促進を掲げる。暗号資産業者の監督体制も増員を求める。
17:20
ローソンのレジでJPYCが動いた日 決済実証の4社が語る商用化の壁
ローソンの実店舗で実施された円建てステーブルコインJPYCの決済実証について、ローソン、キャナルペイメントサービス、JPYC、HashPortの4社が議論。決済速度や返金対応など商用化の課題と、普及への道筋を探った。
17:01
米議会調査局、銀行の仮想通貨業務を分析 政権交代のたびに当局方針が転換
米議会調査局(CRS)は9月30日、銀行の仮想通貨業務の許容範囲を分析した報告書を公表。当局は「銀行業務との関連」と「安全性・健全性」の2基準で判断するが、政権交代のたびに方針が転換。クラリティー法案の下院案と上院案の違いを整理する。
16:11
IMF、エルサルバドルに1.38億ドル ビットコイン巡る基準未達を免除
IMF理事会は1日、エルサルバドル向けEFFの第2・3次審査を完了し、約1億3,800万ドルの拠出を承認した。ビットコイン蓄積に関する基準未達は是正措置を条件に免除。追加蓄積は寄付分を除き想定せず、Chivoの民営化も進んだ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧