暗号資産(仮想通貨)を日常の買い物と結びつけたい人に注目されているのが「クリプトカード」です。VisaやJCBなど国際ブランドを搭載しているため、コンビニやスーパー、ネットショッピングなど普段のクレジットカードと同じように使えながら、買い物をするだけで仮想通貨が貯まったり、保有する仮想通貨で支払いができたりします。
本記事では、クリプトカードの基本的な仕組みと2つの主要なタイプ、そして国内で利用しやすい代表的な5枚のカードの特徴を整理してご紹介します。それぞれのカードに異なる特徴があるため、自分の使い方に合った1枚を見つける参考にしてください。
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クリプトカードとは?2つのタイプを解説
クリプトカードとは、日常の買い物に仮想通貨を結びつけることができるカードです。Visa、Mastercard、JCBなどの国際ブランドを搭載しているため、コンビニ・スーパー・ネットショッピングなど、普段のクレジットカードと同じように使えます。
2026年現在、日本でも複数の選択肢が登場していますが、仕組みはカードによって異なります。主に以下の2タイプに分類できます。
取引所残高やウォレットから保有する仮想通貨やステーブルコインで直接支払いができるタイプ。「仮想通貨やステーブルコインを実際に使う」体験が可能で、Web3エコシステムへの参加にもつながります。
代表例:EPOS CRYPTOカード for bitbank(BTC決済)、HashPortカード(JPYC決済)
通常のクレジットカードと同じように銀行口座から日本円で決済し、後日、利用額の一定割合がBTC・ETH等の仮想通貨で還元されるタイプ。仮想通貨を「貯める」感覚で使えます。
代表例:Binance Japan Card、SBI VISAクリプトカード、bitFlyer クレカ
主要クリプトカード比較表(2026年5月時点)
| カード名 | EPOS CRYPTO for bitbank |
HashPort カード |
Binance Japan Card | SBI VISA クリプトカード |
bitFlyer クレカ |
|---|---|---|---|---|---|
| タイプ | 直接決済型 | 直接決済型 | 還元型 | 還元型 | 還元型 |
| 決済通貨 | BTC (bitbank取引所残高) |
JPYC | 日本円 | 日本円 | 日本円 |
| 還元通貨 |
BTC /
ETH / ASTR
(選択可) |
JPYC (Avalancheチェーン) |
BNB |
BTC /
ETH /
XRP
(選択可) |
BTC |
| 還元率 | 0.5% | 0.3% | 1.6% | 最大0.8〜1.3% | 0.5〜1.0% |
| 年会費 | 永年無料 | 無料 (発行費2,500円) |
初年度無料 (2年目以降は年10万円以上で無料、未達時1,650円) |
スタンダード:初年度無料 ゴールド:6,600円 |
スタンダード:無料 プラチナ:22,000円 |
| 国際ブランド | Visa | Visa | JCB | Visa | Mastercard |
| 必要な口座 | bitbank 口座開設 |
Hash Port Wallet ダウンロードが必要 |
Binance Japan 詳細 |
SBI VC 口座開設 |
bitFlyer 口座開設 |
| 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
※ 各カードの仕様は2026年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
主要クリプトカード5枚の特徴
取引所残高やウォレットから保有する仮想通貨・ステーブルコインで直接支払いができるカードです。仮想通貨を「実際に使う」体験ができるのが特徴です。

取引所残高から直接引き落としができるハイブリッド型のカードです。還元を受けながら、bitbankの仮想通貨残高を使って直接支払うことも可能という独自の仕組みが特徴。「仮想通貨をただ保有するだけでなく、実際に使いたい」人に向いています。また、銀行口座からの引き落としも選択できるため、状況に応じて支払い方法を使い分けられる柔軟性も強みです。
| EPOS CRYPTOカード for bitbankの特徴 | |
|---|---|
| 還元率 | 0.5% |
| 還元通貨 | BTC / ETH / ASTR(3種類から選択) |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | Visa |
| 独自機能 | bitbank取引所残高から直接支払い可能(BTCのみ対応)・銀行口座引き落としも選択可 |
ビットコインを支払い決済として実際に使いたい人・bitbankの取引所で仮想通貨取引を行いたい人・エポスカードというブランドの信頼性も重視したい人。仮想通貨決済とブランドの安心感を両立させたい人に向いた1枚です。
📌 カード発行にはbitbankの口座開設が必要です
bitbank公式サイトで口座開設する →Nudge(ナッジ)とHashPort Walletが連携して発行されるクレジットカードです。JPYCを決済に利用でき、また、利用金額の0.3%がJPYCで還元される独自の仕組みが特徴。Web3エコシステムに参加したい人に向いています。アプリで最短3分で申し込みが完結し、作りやすいのも魅力です。
| HashPortカードの特徴 | |
|---|---|
| 還元率 | 0.3% JPYC還元 |
| 還元通貨 | JPYC(Avalancheネットワーク) |
| 年会費 | 無料(発行費2,500円) |
| 国際ブランド | Visa |
| 特徴 | 日本円ステーブルコインJPYCで決済・還元 |
価格変動リスクを抑えて仮想通貨還元を受けたい人・Web3エコシステムに興味がある人。JPYCの決済を通じてWeb3に参加する入り口として活用できる1枚です。
📌 カード発行にはGoogle PlayもしくはApp StoreからHashPort Walletのダウンロードが必要です
通常のクレジットカードと同じように銀行口座から日本円で決済し、後日、利用額の一定割合が仮想通貨で還元されるタイプです。仮想通貨を「貯める」感覚で気軽に始められます。

1.6%のBNB還元が特徴のJCBブランドカードです。日常の買い物をするだけでBNBが自動的に貯まっていくため、「効率的に仮想通貨を積み増したい」人に向いています。また、Binance Japan口座に自動還元されるため、管理もシンプルです。
| Binance Japan Cardの特徴 | |
|---|---|
| 還元率 | 1.6% BNB還元 |
| 還元通貨 | BNB |
| 年会費 | 初年度無料。2年目以降1,650円(年10万円利用で無料) |
| 国際ブランド | JCB |
| 取引所連携 | Binance Japan口座に自動還元 |
還元率を重視したい人・BNBに興味がある人・日常的にカード利用額が多い人。「効率よく仮想通貨を貯めたい」という人に向いた選択肢です。
📌 カード発行にはBinance Japanの口座開設が必要です
Binance Japanの詳細はこちら→
BTC・ETH・XRPの中から還元を受け取る通貨を自分で選べる柔軟性が特徴のVisaブランドカードです。スタンダードとゴールドの2種類があり、SBIグループの信頼性とVisaの国際的な使いやすさを兼ね備えています。
| SBI VISAクリプトカードの特徴 | |
|---|---|
| 還元率 | スタンダード:0.5%〜0.8% ゴールド:1.0%〜1.3% |
| 還元通貨 | BTC / ETH / XRPから入会時に1種類を選択 |
| 年会費 | スタンダード:初年度無料、2年目以降は年間10万円以上の利用で無料(条件未達時は1,650円) ゴールド:6,600円(年間200万円以上の利用で年会費相当を仮想通貨で付与) |
| 国際ブランド | Visa |
| 取引所連携 | SBI VC トレード口座に還元 |
特定の仮想通貨(BTC・ETH・XRPいずれか)を集中的に貯めたい人・Visaをメインで使いたい人・SBIグループを普段から利用している人。SBIグループの信頼性とVisaの利便性を重視する人に向いた1枚です。
🎁 期間限定キャンペーン実施中
1,000円相当のビットコインがもらえる
2026年5月1日(金)17:00 〜 2026年5月31日(日)23:59
📌 カード発行にはSBI VC トレードの口座開設が必要です
SBI VC トレード公式サイトで口座開設する →
国内老舗取引所bitFlyerが提供する定番のクリプトカードです。スタンダード(0.5%)とプラチナ(1.0%)の2種類があり、「信頼できるところで長く使いたい」人に向いています。Apple Pay対応など日常使いの利便性も高く、初心者が最初の1枚として選びやすい安心感があります。
| bitFlyer クレカの特徴 | |
|---|---|
| 還元率 | スタンダード:0.5% プラチナ:1.0% |
| 還元通貨 | BTC |
| 年会費 | スタンダード:永年無料 プラチナ:22,000円(年間カードショッピング300万円以上利用で無料) |
| 国際ブランド | Mastercard |
| 取引所連携 | bitFlyer口座に直接還元 |
シンプルにBTCを貯めたい初心者〜中級者・bitFlyerをメイン取引所にしている人・年会費を抑えたい人。
📌 カード発行にはbitFlyerの口座開設が必要です
bitFlyer公式サイトで口座開設する →クリプトカードのメリット・デメリット
クリプトカードには普通のクレジットカードにはない独自の魅力がある一方で、仮想通貨特有のリスクも存在します。
クリプトカードを使うメリット
- 普段の買い物で仮想通貨が自動的に貯まる日常の決済をするだけで、利用額の一定割合がBTC・ETH・BNBなどで還元されます。自分で仮想通貨を購入する手間がなく、何もしなくても積み上がっていくのが大きな利点です。
- 仮想通貨の積み増しがしやすい国内の主なクリプトカードは取引所に直接還元されるため、実質的に自動積立のような効果が得られます。還元された仮想通貨が将来的に値上がりすれば、追加の利益も期待できます。
- 仮想通貨の有効期限がないポイントと違い、仮想通貨には有効期限がありません。還元されたBTCやBNBをじっくり長期保有できます。
- 仮想通貨を「実際に使う」機会が増える保有しているだけで終わらず、日常決済に仮想通貨を活用できます。EPOS CRYPTOカードのように取引所残高から直接支払えるものも登場しており、仮想通貨の流動性が大幅に向上します。
デメリット・注意点
- 税金の扱いが複雑仮想通貨で直接決済した場合、決済時点で利益が確定した扱いとなり課税対象になる可能性があります。還元された仮想通貨を売却する際にも値上がり益への課税が発生する場合があるため、確定申告・計算をしっかり行う必要があります。
- 価格変動リスク(実質還元率の変動)還元された仮想通貨の価値は常に変動します。1%還元を受けても、その仮想通貨が半年後に半値になれば実質0.5%相当に低下します。ボラティリティが高い仮想通貨特有のリスクです。
- 手数料・還元レートの影響カードによっては販売所レートが適用され、スプレッドが引かれる場合があります。表示上の還元率より実際の還元が少なくなる可能性があるため、事前に各カードの条件を確認しましょう。
特に税務面は注意が必要です。仮想通貨での支払いや還元された仮想通貨の売却は、それぞれ課税対象になる可能性があります。利用頻度が高い場合は税理士への相談や、仮想通貨専用の確定申告ツールの活用をおすすめします。
取引所
クリプトカードの選び方
カードによって還元率・対応通貨・手数料・リスクが大きく異なるため、「どれが優れている」というより「自分に合ったカードを選ぶ」ことが重要です。確認すべきポイントを解説します。
使い方で選ぶ
まずは「仮想通貨を使いたい」のか「仮想通貨を貯めたい」のかで大きく方向性が変わります。仮想通貨で直接支払う体験をしたいならEPOS CRYPTOカード for bitbankやHashPortカード(直接決済型)、日常の買い物で仮想通貨を貯めたいならBinance Japan Card・SBI VISAクリプトカード・bitFlyer クレカ(還元型)が適しています。
- 仮想通貨で直接支払いたい → EPOS CRYPTOカード(BTC) / HashPortカード(JPYC)
- 仮想通貨を高還元率で貯めたい → Binance Japan Card
- BTC・ETH・XRPから選びたい → SBI VISAクリプトカード
- シンプルにBTCを貯めたい → bitFlyer クレカ
価格変動リスクの許容度で選ぶ
仮想通貨はボラティリティが高いため、還元された通貨の価値が大きく変動する可能性があります。価格変動を抑えたい場合は、日本円ステーブルコインJPYCで還元されるHashPortカードという選択肢があります。1JPYC=1円で連動しているため、還元の価値が安定するのが特徴です。
取引所・ウォレットとの連携で選ぶ
すでに利用している取引所と連携できるカードを選ぶと管理が一元化できてシンプルです。Binance Japanユーザーなら「Binance Japan Card」、bitbankユーザーなら「EPOS CRYPTO カード」、bitFlyerユーザーなら「bitFlyer クレカ」、SBI VC トレードユーザーなら「SBI VISA クリプトカード」がスムーズに連携できます。HashPortカードはHashPort Walletとの連携で、Web3エコシステムへの参加を始めたい人に適しています。
年会費・コストで選ぶ
年会費が気になる場合は、永年無料のEPOS CRYPTOカード for bitbankやbitFlyer Credit Card(スタンダード)、HashPortカードがあります。Binance Japan Cardも年10万円以上の利用で無料になります。ゴールド・プラチナクラスは特典と年会費のバランスを確認しましょう。
クリプトカードに関するよくある質問
クリプトカードは普通のクレジットカードと同じように使えますか?
はい、クリプトカードはVisaやJCBなどの国際ブランドを搭載しているため、コンビニ・スーパー・ネットショッピングなど、通常のクレジットカードと同じように利用できます。
還元型(Binance Japan Card・SBI VISAクリプトカード・bitFlyer クレカ)は日本円で決済し、後日BTC・ETH・BNBなどの仮想通貨が自動で還元される仕組みです。直接決済型(EPOS CRYPTOカード for bitbank・HashPortカード)は、ビットコイン(BTC)や日本円ステーブルコイン(JPYC)で直接支払いができる点が特徴です。
クリプトカードで還元された仮想通貨には税金がかかりますか?
還元された仮想通貨(BTC・ETH・BNBなど)を売却して日本円に換える際、値上がり益が生じていれば課税対象(雑所得)となり、納税の必要が生じる場合があります。また、EPOS CRYPTOカード for bitbankのように仮想通貨で直接決済した場合も、決済時点で利益が確定したとみなされ、同様に課税対象となる場合があります。
クリプトカードの還元率はどのくらいですか?
Binance Japan Cardの1.6%(BNB還元)を筆頭に、SBI VISAクリプトカード(ゴールド)は最大1.3%、bitFlyer クレカ(プラチナ)は1.0%の還元率です。
ただし、還元される仮想通貨の価格は常に変動するため、実質的な還元率も変化します。たとえば1%還元を受けても、その仮想通貨が半値になれば実質0.5%相当に低下します。また、販売所レート(スプレッドあり)で仮想通貨が付与される場合、手数料相当分が引かれて実質的な還元率が下がるケースもある点に注意が必要です。
仮想通貨の知識がない初心者でもクリプトカードは使えますか?
はい、還元型のクリプトカード(Binance Japan Card・SBI VISAクリプトカード・bitFlyer クレカ)は通常のクレジットカードとまったく同じ感覚で使えます。取引所に還元されるカードは、仮想通貨が利用に応じて自動的に貯まるだけなので難しい操作は不要で、仮想通貨未経験者でも始めやすい選択肢です。
取引所
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