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ビットコイン採掘マシンメーカーのカナン、純損失141億円に 2026年1~3月期決算

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • Q1純損失は8,870万ドル
  • 売上高は前四半期比68.1%減の6,270万ドル

市場下落の影響で純損失計上

暗号資産(仮想通貨)マイニング・ハードウェアメーカー大手のカナン(Canaan)は19日、2026年第1四半期(1~3月期)の決算を発表した。8,870万ドル(約141億円)の純損失を計上している。

純損失には、営業損失5,430万ドル、保有する仮想通貨の公正価値変動による損失2,490万ドル、金融デリバティブによる損失1,600万ドル、為替差損400万ドルが含まれていた。

総売上高は6,270万ドルとなり、前四半期の1億9,630万ドルから68.1%減、2025年同期の8,280万ドルから24.3%減となった。内訳は、製品売上高が4,290万ドル、マイニング売上高が1,910万ドルである。

同社は、前期比での売上高減少の要因としては主に、ビットコイン価格の下落を背景とした需要縮小により、販売した計算能力(ハッシュレート)と平均販売価格が低下したことによるものだと説明した。

市場停滞により、マイニングマシンへの需要が低下したことを指しているとみられる。カナンのチャン・ナンゲン会長兼CEOは次のように述べた。

ビットコイン価格の変動、ハッシュプライス(計算能力あたりの収益)の圧縮、エネルギーコストの高騰、北米における悪天候にもかかわらず、当社はガイダンス通り6,270万ドルの総収益を達成した。

また、当四半期中に257ビットコインを採掘し、仮想通貨保有量は2026年3月31日時点でビットコイン1,807.60枚およびイーサリアム3,951.53枚に達して過去最高水準になったと報告している。

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サイファーマイニングから権益取得

カナンは最新動向として、2026年2月19日にサイファーマイニング(Cipher Mining)が保有する西テキサスのABCプロジェクトにおける49%の権益を取得したと報告した。運用ハッシュレートで約4.4 EH/s(エクサハッシュ/秒)に相当する。

この取引にはAvalon A15Proマイニングマシン6,840台の購入も含まれており、自社マイニングの規模と米国における電力インフラ基盤がさらに拡大する。

その他に、北欧において競争入札プロセスを経て、持続可能なコンピューティングインフラに関する「ハッシュ・トゥ・ヒート」プロジェクトを受注したとも述べた。

このプロジェクトでカナンは、特殊な水冷式マイニングシステムを使用し、地域の暖房ネットワークに熱エネルギーを供給する。認可された総展開目標は8メガワットで、現時点では2メガワットの容量が稼働しているところだ。

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