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トランプメディア1〜3月期決算、仮想通貨下落などで大幅損失 キャッシュフローは黒字維持

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 営業CFは4期連続黒字、ビットコイン保有量は上場企業13位
  • 核融合企業と合併、AIデータセンター向けの電力確保へ参入

仮想通貨の評価損などを計上

米ドナルド・トランプ大統領のSNSと呼ばれる「トゥルース・ソーシャル」の運営企業トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)は8日、2026年1~3月期の決算を発表。純損失4億590万ドル(636億円)を計上している。

「デジタル資産、担保として差し入れられたデジタル資産、および株式証券の未実現損失(含み損)」が3億6,870万ドル(約580億円)で大部分を占めた。その他は累積利息、および株式報酬を含む非現金損失だ。

一方で、同社は3月末時点で現金、短期投資、株式、デジタル資産その他から構成される21億ドル(約3,290億円)の金融資産を保有しており、これは昨年同期末時点の7億5,900万ドルから約3倍の増加となる。

BitcoinTreasuriesNETによると、トランプ・メディアはビットコイン(BTC)9,542枚(記事執筆時の時価で1,200億円相当)を保有。上場企業では13位にランクインしている。

また、1,790万ドル(28億円)のプラスの営業キャッシュフローを報告している。キャッシュフローが黒字となるのは4期連続だ。純売上高は約90万ドル(約1.4億円)で、前年同期比6%増となった。

先日、ビットコイン・トレジャリー企業最大手ストラテジーも1~3月期の決算で、保有するビットコインの含み損により125億4,000万ドル(約2兆円)の純損失を報告していたところだ。なお、4月以降に相場が上昇したことから現時点では含み益の状態に戻っている。

関連記事:ストラテジー、2026年1~3月期決算 ビットコイン含み損で2兆円の損失計上

最大のビットコイン・トレジャリー企業ストラテジーが2026年1〜3月期決算を発表。BTC価格の急落により144億ドルの含み損が発生。一方、5月時点では含み益に転換している。

事業動向

トランプ・メディアのケビン・マクガーン暫定CEOは次のように説明した。

当社は強固なバランスシートとプラスの営業キャッシュフローを活用し、すべての事業とプラットフォーム・インフラの成長を継続している。TAEテクノロジーズとの合併を可能な限り迅速に進めるべく努力する一方で、新たな成長機会や株主価値を高める方法も模索している。

TAEテクノロジーズは、核融合発電の実用化を目指しているスタートアップ企業だ。トランプ・メディアは今後AI(人工知能)データセンターの増設で電力需要が高まると予想しており核融合事業へ参入する方針だ。

既存事業のトゥルース・ソーシャルでは現在、Crypto.com子会社と連携した予測市場コントラクトの討論・シェア機能や、スポーツ情報専用機能、AI活用の拡充などで開発やテストを行っている。

関連記事:トランプ氏のSNS「Truth Social」、予測市場をローンチへ クリプトドットコムと協業

トランプ米大統領のSNSと呼ばれるTruth Socialの運営企業は、予測市場をローンチすることを発表。仮想通貨取引所Crypto.comと協業し、近くベータ版をローンチする。

トランプ・メディアは昨年10月、Crypto.comの「Derivatives North America(CDNA)」と協業して予測市場を提供すると発表していた。この機能では、CROトークンを活用する計画であり、昨年9月に約7億枚のCROを取得している。

関連記事:【2026年最新】仮想通貨関連の株式投資ガイド|ビットコイン保有企業・関連銘柄・ETFを解説

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