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ビットコイン反発、イラン情勢の緊張緩和を受け上昇 原油反落も追い風に|仮想NISHI 仮想通貨アナリストが相場分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

クリプト市場マーケットレポート(4/14日 AM9時執筆)

寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
クリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者。著書に『暗号資産の裏・投資戦略』。日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。

ビットコイン(BTC)は、13日夜から14日朝にかけて反発した。米国とイランの交渉が合意に至らず、さらに米軍がホルムズ海峡を逆封鎖するとの報道を受けて一時下落したものの、その後はトランプ米大統領とイランのモホセニエジェイ司法府代表の双方から、合意に向けた交渉継続が伝えられたことで、中東情勢を巡る過度な警戒感が後退し、相場は持ち直した。

出典:

原油市場でも、WTI期近物が一時105ドル近辺まで上昇した後、96ドル前後まで反落した。原油高の一服はリスク資産全般の重しを和らげ、ビットコインの反発を下支えする要因となった。

4月13~4月14日相場状況

デリバティブ市場に目を向けると、成行注文に起因するアクティブOI(未決済建玉)は急増している。一方、ファンディングレートは大幅なマイナス圏に沈んでおり、足元では打診的なショートポジションの積み上がりが進んでいることがうかがえる(下画像赤枠)。

成行注文の内訳を見ると、本日未明には現物市場を中心に買いが入っており、今回の上昇が先物主導ではなく、現物主導で進んでいることが確認できる(下画像青枠)。

オプション市場では、PCR(プット・コール・レシオ)が低下している(下画像黄矢印)。これは、市場参加者のセンチメントが改善し、投資家心理が強気方向に傾いていることを示している。

関連記事:「量子脅威は既に織り込み済み」、米投資銀行バーンスタインがビットコインの50%下落要因を分析

米投資銀行バーンスタインがビットコインの過去最高値からの約50%下落を分析。量子コンピュータ脅威は既に市場に価格化されており、実存的危機ではなく管理可能だと指摘した。

現状分析(4/14日 AM9時)

足元のビットコイン市場は、イラン情勢、とりわけホルムズ海峡を巡るヘッドラインに大きく左右されやすい状況が続いている。ビットコインは原油価格が急騰する局面では下落しやすい傾向があり、今後も米国とイランの和平交渉の行方を注視する必要がある。

一方で、市場の内部環境はなお良好である。オプション市場では投資家心理の改善が鮮明であり、成行注文市場では現物主導の買いが優勢となっている。

ファンディングレートが大幅なマイナス圏にある点を踏まえると、ショートポジションの巻き戻しが相場を一段と押し上げる展開も想定される。

  • 4/16 米鉱工業生産指数
  • 4/16 米フィラデルフィア連銀景況指数
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