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米国のベネズエラ石油開発、ビットコイン採掘コスト低下の可能性=Bitfinex

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

採掘コスト削減に期待

複数のメディアが6日に報じたところによると、仮想通貨取引所Bitfinexの専門家は、米国企業によるベネズエラの原油開発が実現すれば、ビットコイン(BTC)採掘業者の電力コストが低下し、収益性が改善する可能性があると分析した。

Bitfinexは「より安価で豊富なエネルギー供給は、世界中のマイナーの利益率を改善し、長期電力契約を確保できる地域では新たな採掘拡大の局面を開く可能性がある」と指摘している。

ベネズエラは世界最大級の原油埋蔵量を誇るが、産油量は大幅に減少している。1970年代には日量約350万バレルを生産し、世界供給量の約7%を占めていたが、現在の産油量は日量約100万バレルに落ち込み、世界生産量の約1%にとどまっている。

米国は去年12月にベネズエラの石油タンカーを押収し、最近マドゥロ大統領を拘束した後、推定3030億バレルの原油埋蔵量を持つ同国での原油生産拡大に向けて動き出すとみられている。

トランプ大統領は米国企業に対しベネズエラでの石油開発への参入を促しており、同国の石油生産が本格的に回復すれば、世界のエネルギー市場に大きな影響を与える可能性がある。

Bitfinexのアナリストは「ベネズエラの石油埋蔵量のごく一部を開発するだけでも、エネルギー価格に大きな影響を与える可能性がある」とし、エネルギー市場への「即座の波及効果」と仮想通貨市場への「二次的な影響」があると述べた。

関連:ベネズエラ政権、制裁回避でビットコイン蓄積の疑い 米凍結で供給減の可能性

生産回復には10年以上必要か

ただし、ベネズエラの石油生産が大幅に増加するまでには長い時間を要する見通しだ。

Bitfinexのアナリストは「ベネズエラの産油量が意味のある規模で増加するには、数カ月ではなく数年を要する」と指摘し、その進捗は米国によるベネズエラの政治的移行への対応や制裁措置の緩和にかかっていると述べた。

資産運用会社21Sharesのマット・メナ氏も、ベネズエラを主要産油国としての地位に回復させるには10年以上かかり、1000億ドル(約15兆円)以上のインフラ投資が必要になる可能性があると分析している。

関連:ビットコイン採掘者の降伏、価格底打ちのシグナルか=VanEck分析

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