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ビットコインの採掘難易度が約15%の大幅上昇、冬の嵐後のハッシュレート回復受け

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの採掘難易度調整

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の採掘難易度(ディフィカルティ)は20日、144.4T(兆)に上昇した。

19日時点では125.86Tだったため、今回は14.7%の大幅上昇。ビットコインのハッシュレートが米国の冬の嵐の影響で一時低下したことが指摘されていたが、最近は上昇傾向にあった。

関連:ビットコインのハッシュレート、2021年以来の下落幅 米国の冬の嵐で

ビットコインの採掘難易度は、1ブロックが10分で生成される仕組みを維持するために設定されている。約2週間に1回調整が行われ、例えばマイナーの競争激化などによってブロックの生成速度が速まれば、難易度が上昇するように調整される。

また、ハッシュレートとはマイニングの採掘速度のこと。1秒間に何回計算ができるかを表し、ネットワーク全体の計算力やマイニング機器の処理能力などを表すために使用される。

以下の画像は、mempool.spaceのグラフだ。ピンクの線が採掘難易度(右軸)、オレンジの線がハッシュレート(左軸)の推移を表している。

出典:mempool.space

前回のビットコインの採掘難易度調整では8日に、前日の141.67Tから125.86Tに急低下していたが、今回の20日の調整では、前回と同水準に戻している。前回は15.81T下げたが、今回18.54T上昇した。

なお、ビットコインの採掘難易度が15Tに達するのにローンチから約11年が必要だったが、現在はこの短期間でその水準を超える幅で変動していることになる。

今回の採掘難易度の上昇については、ビットコインに特化して投資を行うTen31のマネージングパートナーであるMarty Bent氏がXでコメントした。

同氏は、前回ハッシュレートが低下した際にマイナーが量子コンピューターのリスクを警戒して事業を撤退したり、AI(人工知能)領域に事業を転換したりしたとの声が一部で上がったが、今回の難易度調整で前回以上の水準に回復したと指摘している。

そして、AI領域に事業を多様化する動きもあるが、ハッシュレート低下の主因は冬の嵐だったとの見方を示した。

関連:ビットコインマイニング、過去最高の1ゼタハッシュ突破も収益性は過去最低水準に

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