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ビットコイン年初来最安値から反発、現物主導の買い戻しが進行|仮想NISHI 仮想通貨アナリストが相場分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

クリプト市場マーケットレポート(2/3日10時執筆)

ビットコイン(BTC)は2日から3日にかけて、一時年初来最安値を記録したものの、その後は反転上昇した。

下落要因となっていた貴金属市場におけるパニック的な売りがひとまず一服したことに加え、一時的に含み損となっていたビットコイントレジャリー企業であるストラテジー社が、ビットコインの追加購入を発表したことなどが相場の支援材料となった。

出典:Coinpost Terminal

関連:ストラテジーが855BTCのビットコイン追加購入、ペース鈍化

2月2~3日相場状況

デリバティブ市場では、急激な価格下落の影響を受け、アクティブOIはかなり低い水準で推移している。足元ではショートポジションに偏りがみられ(下画像赤枠)、需給面ではショートカバー(売りの買戻し)が発生しやすい地合いとなっている。

成行注文の動向をみると、現物市場を中心に買いが入っている(下画像青枠)。年初来最安値を更新した後のビットコイン価格の回復は、デリバティブ主導ではなく現物需要によるものであることが確認できる。

また、オーダーブックの状況を確認すると、全体的に板が薄くなっており、ボラティリティが高まりやすい環境にある。

関連:「ビットコインは横ばいの調整局面に突入の可能性」クリプトクアント創業者

現状分析(2/3日10時)

ビットコインは、波乱の要因となっていた貴金属価格の乱高下が収束しつつあることで、一旦は落ち着きを取り戻している。

ただし、今回の年初来最安値更新の背景にあった、FRBのタカ派的な議長就任を受けた金融政策への再評価による、米国の金融緩和を前提としたディベースメント取引、すなわちフィアット通貨保有からの退避投資が逆回転した点が根本的には解決していないところは注視が必要である。

加えて、今後もハイテク株を中心とした主要企業の決算発表が控えており、株式市場の変動が再び暗号資産市場に波及する可能性もあり、引き続き警戒を要する局面である。

  • 2/3日 米ISM製造業景気指数
  • 2/6日 米雇用統計
  • 2/10~12 Consensus Hong Kong 2026

関連:ビットコインはなぜ急落したのか? バイナンスが昨年10月の仮想通貨暴落調査報告を公表

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寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
X-Bankクリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。
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