はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン急落で年初来最安値、金・AI関連株下落が波及|仮想NISHI 仮想通貨アナリストが相場分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

クリプト市場マーケットレポート(1/30日9時執筆)

ビットコイン(BTC)は30日、約100万円幅の急落となり、年初来最安値を更新した。下落の主因として、米マイクロソフトによるAI関連設備投資の先行き不透明感が意識され、同社株がコロナ禍の2020年3月以来となる大幅な下落率を記録したことが挙げられる。

データセンターは一部暗号資産マイニング用途へ転用可能なインフラとして認識される側面があるため、同社株の下落はテクノロジーセクター全体のリスクオフ姿勢を通じて暗号資産市場にも波及した格好である。

出典:Coinpost Terminal

加えて、株式市場の上昇と歩調を合わせ史上最高値圏で推移していたゴールドおよびシルバーが瞬間的に急落したことも、市場全体を冷やす要因となった。

関連:ビットコイン9万ドル突破も失速、株高・金高に追随できない理由|仮想NISHI

1月29~30日相場状況

成行注文の動向を見ると、現物市場では断続的な売りが観測されたものの、8万4千ドル近辺では押し目買いが入り、一定の下値支持が確認された。

オーダーブックを確認すると、9万5千ドルから8万ドルにかけて流動性が薄い状態にあり、価格が急変動しやすい市場構造となっており、ボラティリティが増幅されやすい局面といえる。

オプション市場では、年初来安値の更新を受けてコールポジションが積み増され、PCR(プット・コールレシオ)は低下した。これは市場参加者の目線が弱気から強気へ転換していることを示唆する動きである。なかでも10万ドルの建玉増加が顕著であり、中期的な価格回復を見込むポジショニングが進んでいると見受けられる。

関連:ビットコイン、60日間のレンジ相場が継続 米国の売り圧力が主導=Wintermute

現状分析(1/30日9時)

暗号資産市場は、「10・11ショック」以降にポジションを縮小した機関投資家の資金動向が、2〜3月にかけて顕在化する可能性を警戒する局面にある。その結果、米株式市場やゴールドに対してパフォーマンスが劣後する「アンダーパフォーム」の状態が続いている。

足元の特徴として、暗号資産市場はネガティブなイベントニュースに対する感応度が高まっており、外部環境の変化が価格へ即座に反映されやすい。今回の年初来安値更新も、こうした状況を示した事例といえる。

関連:仮想通貨市場低迷の背景にAI業界との競争も=デルファイ分析

  • 2/3日 米ISM製造業景気指数
  • 2/6日 米雇用統計
  • 2/10~12 Consensus Hong Kong 2026

関連:キャシー・ウッド率いるARKが予想「ビットコイン時価総額2030年までに最大16兆ドル」

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
X-Bankクリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/30 木曜日
18:03
リップル、ドバイに中東アフリカ地域の新本社を開設
リップルがUAE・ドバイのDIFCに中東アフリカ地域の新本社を開設。DFSAライセンス取得やRLUSD承認を背景に、現地チームの倍増を目指す。
17:24
韓国大手取引所ビッサム、量子耐性暗号をウォレット・認証システムに導入
韓国の仮想通貨取引所ビッサムが量子耐性暗号(PQC)の導入を推進。セキュリティ企業アトンと協業し、ウォレット管理・本人認証・秘密鍵保護の全工程に量子対策を適用する。
16:40
FBI・ドバイ警察・中国公安が連携、仮想通貨詐欺拠点を一斉摘発 276人超を逮捕
FBI・ドバイ警察・中国公安の国際共同作戦で仮想通貨詐欺拠点9カ所を解体、276人超逮捕。ピッグ・ブッチャリング詐欺で米国人が数百万ドルの被害を受けていた。
15:45
SECがビットコインETF『IBIT』建玉上限を4倍の100万枚に承認
SECが米ナスダックISEのIBITオプション建玉制限を25万枚から100万枚へ引き上げる規則変更を4月27日付で正式承認。機関投資家の活用拡大に道を開く。
14:42
Xの一時非表示機能で仮想通貨が1位、政治やAIを上回る
Xのプロダクト責任者ニキータ・ビア氏が一時非表示機能のランキングを公表。仮想通貨が1位となり、政治やAIを上回って最も敬遠されるトピックとなった。
13:35
ビットコイン、真の市場平均価格に阻まれレンジ相場継続=Glassnode分析
オンチェーン分析企業Glassnodeは最新週次レポートで、ビットコインは真の市場平均価格と短期保有者の取得原価の抵抗線に阻まれ反落したが、6.5~7万ドルの蓄積ゾーンが下値を支えるレンジ相場となっていると指摘した。
13:30
「カルティエ」子孫、違法仮想通貨取引所で750億円以上の資金洗浄
高級ブランド「カルティエ」創業家の子孫が無許可の仮想通貨OTC取引所を運営し、麻薬収益など750億円超を資金洗浄していた。米連邦地裁が懲役8年の判決を下した。
12:55
リミックスポイント、先週に続き約2.5億円分のビットコインを追加購入と発表
リミックスポイントは30日、約2.5億円のビットコイン追加購入を発表した。これにより総額5億円の購入計画を完了し、累計保有量は1491BTCに到達している。国内上場企業間で激化する保有量の拡大競争を牽引する動向として関心を集める。
11:45
米クラリティー法案が5月中旬に採決へ進展、ステーブルコイン利回りの懸念を解消か=報道
米上院のクラリティー法案について、ルミス議員は5月中旬の委員会採決に向けた進展を報告した。最大の障壁であった銀行業界の懸念が解消され成立への期待が再び高まっている。
11:45
XRP LedgerにZK証明が初実装 Boundlessが機関向けプライバシー金融インフラを展開
RISC Zero発のZK証明ネットワーク「Boundless」がXRP Ledgerとネイティブ統合。機密取引・KYCコンプライアンスをプロトコルレベルで両立するSmart Escrowを2026年Q2に展開予定。現在はテストネットで開発者ツールキットを公開中。
11:24
コインベース機関投資家調査、75%がビットコインを割安と評価
コインベースのQ2 2026機関投資家調査で75%がBTCを割安と評価。市場見通しは中立も、複数のオンチェーン指標が良好な技術的環境を示唆。
10:34
ビットコイン一時7.5万ドル割れ、FOMC利下げ期待後退とDeFiハッキング警戒が重荷に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは30日、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け一時7万5,000ドルを8日ぶりに下回った。今回のFOMCでは、3会合連続で政策金利が据え置かれた。市場予想通りであったが、声明文の緩和的な内容に対して反対票が複数入ったことで市場では当面の利下げ見送りが意識されている。
10:25
ビザ、ステーブルコイン決済網に5ブロックチェーン追加
ビザは、ステーブルコインの国際決済のパイロットプログラムで新たに5個のブロックチェーンに対応すると発表。マルチチェーンの決済機能を拡大して、選択肢を増加させる。
10:02
スウェットコイン、数百万ドル規模のハッキング被害阻止 迅速にユーザー資金復旧
NEARプロトコル上の仮想通貨プロジェクト・スウェットコイン(SWEAT)が大規模ハッキング被害を阻止。約5.6億円相当の資産が狙われたが、迅速対応で全ユーザー資金を復旧した。
10:00
スイ上のAftermath Finance、約1.8億円のエクスプロイトから全額補填へ
Suiチェーン上のDeFiプロトコル「Aftermath Finance」が手数料ロジックの欠陥を突かれ約114万ドルのエクスプロイト被害。Mysten LabsとSui財団の支援で全額補填が実現した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧