- 高値圏UTXOの破壊と安値圏での再取得が要因
- 過去の弱気相場は70から75%減、水準接近と指摘
実現時価総額急減の背景
オンチェーン分析者のDarkfost氏は29日、ビットコインの短期保有者(STH)による実現時価総額が、2025年10月の高値から約62%減少したと指摘した。同氏はCryptoQuant.comとアナリストのAxel Adler Jr氏のデータを引用している。
短期保有者の損失実現は累積し、その規模はすでに無視できない水準に達しているという。実現時価総額とは、コインが最後に移動した時点の価格を基準に算出する時価総額の指標で、保有者が実際に取得した価格帯を反映する。
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ストラテジー会長マイケル・セイラー氏が、ビットコインのコンセンサスルールを「憲法」に例え、BIP-110などのプロトコル変更提案を「経済的権利への攻撃」と痛烈に批判した。
資本破壊と安値圏での再構築
Darkfost氏は、実現時価総額の減少をもたらす典型的な行動として2つを挙げた。1つは高値で取得したUTXO(未使用トランザクション出力)が投げ売りによって破壊される「極端な狼狽売り」。もう1つは、下落局面が続く中で保有者が安値圏で買い増しを続け、より低い価格帯に新たなUTXOを生成する動きだ。
同氏は「これは機械的にSTHの時価総額を押し下げる」と説明した。高値で買ったコインが手放され、安値で買ったコインに置き換わることで、指標そのものが縮小する構造になっている。
過去の弱気相場との水準比較
過去の弱気相場では、STH実現時価総額は70から75%の下落幅を記録してきたとDarkfost氏は指摘する。現在の62%という下落幅は、この水準に近づきつつある位置にある。
同氏は今後の展開について、現状のような調整局面が継続するか、最終的な下落局面がもう一段訪れるかは「見極めが必要」との見方を示すにとどめた。



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