- CPOOL保有者に新トークン1:1移行
- 手数料の50%でCLEAR買戻し・焼却
XRPL拡大提案
仮想通貨の機関投資家向け融資プロトコル、クリアプールは11日、XRPレジャーへ事業を拡大する提案を公表した。既存トークンのCPOOLを新トークンのCLEARへ1対1で移行させるとともに、プロトコルの財務基盤を再構築する計画だ。
提案では、新トークンの供給のうち70%を既存のCPOOL保有者への移行分に割り当て、残る30%はエコシステムや財務、貢献者向けに配分する。移行時点の供給量は現行の10億CPOOLから11.25億CLEARへ増加し、3年をかけて段階的に約14.28億まで拡大する設計だ。
クリアプールがこの再編を提案した背景には、CPOOLの供給の99%が既に市場に放出され、成長のために確保していた準備金も使い切ったという事情がある。同社は開発資金の確保や資本誘致、普及促進のために追加の資源が必要だとしている。
解説記事:XRPレジャーの量子耐性移行、2027年に着実な進展との見方
XRPレジャー財団の貢献者Vet氏は、XRPLの量子コンピュータ対策について2027年に着実な進展が見込めるとの見方を示した。また、作業には慎重さが必要であることも説明している。
技術基盤と進捗
クリアプールは、XRPレジャーが提案する新たな規格「シングルアセット・ボールト(XLS-65)」と「レンディング・プロトコル(XLS-66)」を軸に、機関投資家向けの信用商品を構築する方針だ。両規格はいずれもメインネットでまだ稼働しておらず、バリデーターによる承認手続きが完了していない。
クリアプールは、プロトコル手数料の50%を市場でのCLEAR買い戻しと恒久的なトークン焼却に充てる計画も示した。今回の提案は、トークン保有者によるガバナンス投票を経て承認されなければ実行されない。
なお、リップルは、仮想通貨XRPおよびステーブルコインRLUSD建ての利回り商品の開発に向けて、クリアプールへの出資を確約したという。提案文書には具体的な出資額は明記されていない。



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