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XRPレジャーの量子耐性移行、2027年に着実な進展との見方

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 最終的な量子耐性移行目標時期は2028年
  • 移行作業には慎重さも必要と指摘

XRPレジャーの量子耐性移行

XRPレジャー財団の貢献者で、XRPレジャー(XRPL)のdUNL(default Unique Node List)のバリデータであるVet氏は10日、XRPLの量子コンピュータ対策について、2027年に着実な進展が見込めるとの見方をXで示した。

今回の内容はあくまでVet氏の見方ではあるが、上述した進展の後には、時期は明確にしていないものの既存のシステムと並行して耐量子暗号が導入できるようになるとも説明。XRPLの最終的な量子耐性移行目標時期は、2026年4月のリップルの発表と同様、2028年だとしている。

関連記事:リップル、2028年までのXRPレジャー量子耐性移行を目指す グーグルの分析受け

米リップル社は、XRPレジャー(XRPL)を量子コンピュータの脅威から保護する4段階のロードマップを策定した。グーグルが仮想通貨の脆弱性を広範に指摘する中、2028年までの完全移行を目指し、長期的な資産価値の保護とインフラの堅牢性を強化する。

今回のVet氏の投稿は、RippleXのソフトウェアエンジニアであるMayukha Vadari氏の投稿に続くものだ。Vadari氏は10日、イーサリアム(ETH)は全面的な量子耐性の確立目標を2029年12月に設定したことなどが書かれた投稿を引用し、XRPLの移行目標は2028年であるとコメントした。

Vet氏は、このVadari氏の投稿を引用し、上述した内容を述べている。

関連記事:仮想通貨の量子コンピュータ対策【2026年】主要5銘柄の最新動向を解説

量子コンピュータが仮想通貨の暗号を解読するリスクとは何かわかりやすく解説。ビットコイン(BTC)をはじめ、ETH・XRP・SOL・BNBの量子コンピュータ対策状況を一覧で整理。50万物理量子ビット基準や各ロードマップの違いを、初心者にもわかるよう解説します。

移行には慎重さも必要

今回の投稿のスレッドでは、量子コンピュータ対策でアルゴランド(ALGO)が先行しているとの指摘も上がった。

この指摘に対しVet氏は、完全に量子耐性を確立したネットワークはまだないと説明。アルゴランドのような事例でも対応は部分的であると指摘した。

そして、Vet氏は、量子耐性は一度で終わる作業ではなく段階的なプロセスを経て実現されるものであると説明。また、移行を急いでネットワークのパフォーマンスを低下させるような仕組みを採用したくないと慎重な姿勢を示している。量子コンピュータのリスクは脅威ではあるが、技術の実用化にはまだ長い時間がかかるとの見方が多い。

Vet氏は他にも、量子耐性暗号企業プロジェクト・イレブン(Project Eleven)もXRPLのバリデータなどを調査しており、移行作業をサポートしてもらっていることも説明している。

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