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イーサリアムL2の永久先物取引所Lighter、トークン化株式を24時間提供へ  BitMEXも参入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Lighterの株式永久先物市場

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のチェーン上に構築された永久先物取引所Lighterは6日、平日に24時間利用可能なトークン化株式の永久先物市場を開始した。The Blockなどが報じた。

Lighterの市場開拓責任者であるセバスティアン・J氏によると、この市場は近日中に24時間365日利用可能となる予定だ。

ユーザーはこれまでは、米国の取引時間にしかこの市場を利用できなかったが、今後はタイムゾーンの制限なく継続的にアクセス可能となる。株式の現物そのものではなく、例えばコインベースやロビンフッドなどの株式に連動するトークンの先物商品を提供する形だ。

投資家は、原資産となる株式を保有することなく株式価格へのエクスポージャーを得る(価格変動の影響を受ける)ことができる。

Lighterは、イーサリアムのレイヤー2上でゼロ知識ロールアップを基盤とする分散型永久先物取引所だ。仮想通貨の永久先物取引の他、ゴールド(金)や指数など現実資産(RWA)の永久先物市場(金や指数など)も取り扱う。

ゼロ知識ロールアップとは

取引処理をイーサリアムのメインチェーン外でまとめて実行し、その正しさだけを「ゼロ知識証明」でイーサリアムに提出する。なおゼロ知識証明は、計算が正しく行われたことを、 計算内容を公開せずに証明する技術のことである。

関連:機関投資家需要の復活か イーサリアム、ステーキングの退出待ちがゼロに

BitMEXも年中無休の株式先物をローンチ

6日には、中央集権型取引所BitMEXも、24時間365日利用できるトークン化株式の永久先物の導入を発表。仮想通貨を担保として、主要な米国株式および株価指数へのエクスポージャーを提供する。

サービス開始時には、アマゾン、アップル、サークル、コインベース、メタ、エヌビディア、ロビンフッド、テスラ、S&P 500、ナスダックなど、広く取引されている米国株および指数の連動トークンを提供。今後ラインナップを拡大していく予定だ。

米国市場時間中の指数価格は主にリアルタイムの株価に基づき、それ以外の時間帯は複数の取引所のトークン化されたスポット価格に基づく。

BitMEXのステファン・ルッツCEOは「仮想通貨を使って米国株式市場にアクセスする柔軟な方法を提供する」として、次のようにコメントした。

従来の市場時間を廃止し、仮想通貨の担保を可能にする。これによりBitMEXが誇る信頼性とパフォーマンスを維持しながら、デリバティブ取引の専門知識をより広範なグローバル市場に展開していく。

分散型取引所は、永久先物の取引量で成長している。The Blockによると、取引量の約17%を分散型取引所が、約83%を中央集権型取引所が占める格好だ。

特に、Lighter競合でもあるハイパーリキッドが分散型無期限先物(Perp)取引所を牽引しており、2025年12月時点で、総取引量は3.4兆ドルにものぼる。ハイパーリキッドは専用のレイヤー1とEVM(イーサリアム仮想マシン)で構築されている。

関連:ハイパーリキッドの将来性・HYPEの買い方|注意点まで徹底解説

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