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ソラナ上のポケモンカード市場が急成長 140億円以上の取引高を記録

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トークン化ポケカの取引活発化

暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)上で展開されるトークン化されたポケモンカードの勢いが増している。データプラットフォームDuneの寄稿者であるzkayape氏が24日に指摘した。

トークン化ポケモンカードは、比較的新しいセクターであるにもかかわらず、これまでに640万ドル(約9億円)以上の収益と9,500万ドル(約140億円)以上の取引高を記録している。

出典:DUNE/zkayape氏 

特に、収益を牽引しているのはトレーディングカードのトークン化プラットフォームの先駆者であるCollector Cryptで、月間平均120万ドル以上の総収益を記録しているところだ。

この収益の大部分は「ガチャ」によるもので、Collector Cryptでは3,004のユニークウォレットが4,950万ドル(約72億円)以上、ユーザー1人あたりでは平均1万6,500ドル(約240万円)を費やしている。

ガチャは、日本でカプセルトイ(ガチャポン)として知られるような仕組みだ。プレイヤーがガチャを引き、その中にはランダムにアイテムが入っている。アイテムごとにレア度が設定されており、出現率に違いがある。

TCG EmporiumやPhygitalsなど新規参入プラットフォームを含めたセクター全体で5,000万ドル(約73億円)以上のガチャ購入があり、セクター全体の収益を牽引している。

なお、トークン化ポケモンカードは、物理的に流通する公式トレーディングカードの存在を元にしてその所有権をNFT(非代替性トークン)で表現し2次市場で取引されるものだが、特に株式会社ポケモンや任天堂などから公認を受けているわけではない。なお、カードのトークンから現物のカードに償還できることも特徴の1つである。

ポケモン事業を行う日本の株式会社ポケモンは、スマートフォン向けポケモンカードゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』を配信しており、プレイヤーはデジタル形式のポケモンカードを集めることができる。一方、ポケポケにあるデジタルカードは売買できず、上記の現物版ポケモンカードゲームと異なる。

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NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

この「ガチャ」には、プレイヤーが引いたカードをプラットフォーム側がカード価値の80~85%に基づいて即時に買い戻すシステムも存在している。このため、プレイヤーにとっては資金の一部を回収し、目当てのカードを求めてさらに「ガチャ」を引く動機が高まる仕組みだ。

zkayape氏によると、Emporiumではスーパーマリオの扮装をしたピカチュウ(マリオピカチュウ)のカードが1万1,300ドル(約165万円)の最高売り上げを記録。Collector Cryptでは、「ポンチョを着たピカチュウ」のカードが9,300ドル(約136万円)の最高売上を記録している。

こうした、トークン化ポケモンカードと同時に、物理的なトレーディングカードの人気も過熱している。

TBSによると、米国では特に2024年末ごろから、カードを集めるスマホアプリゲームをきっかけに注目を集めており、昨年ニューヨークで開催されたオークションでは日本語のカードが約5,000万円で落札された。

zkayape氏は、トレーディングカードのトークン化市場は比較的新しいが、1日あたりのアクティブユーザー数(DAU)に対して、ユーザーの支出額が高いとも指摘した。

トークン化市場は、従来型Web2における流動性の断片化、現実世界における転売目的での購入や詐欺、高額な取引手数料などの問題の解決に役立つ可能性があるとも意見した。一方、非公認のトークン化市場には法的リスクや詐欺の可能性もある。

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