はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

VanEck予測、ソラナの価格が2025年末に520ドルに達する可能性 M2マネーサプライの視点から

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

M2マネーサプライの視点から

米大手資産運用会社VanEckは、仮想通貨ソラナ(SOL)の価格目標を2025年末に520ドルと予測している。この予測は、ソラナがスマートコントラクトプラットフォーム(SCP)市場における年末時点での市場シェアを基に評価されている。SCP市場の時価総額予測は、米国のM2マネーサプライの成長に基づいて算出されている。M2と仮想通貨の時価総額には強い相関関係があるため、これを指標として使用していると説明した。

米国のM2マネーサプライ(M2貨幣ストック)とは、通貨供給量を示す指標で、現金や預金など流通するマネーの総額を指す。これには、市中銀行に預けられた現金や、即座に引き出し可能な預金などが含まれ、経済の流動性を示す重要な要素とされる。M2の増加は、一般的に市場に流れる資金が増えることを意味し、投資や消費活動の拡大を促進すると考えられている。VanEckは、このM2の成長が仮想通貨市場にも影響を与えると見ている。

出典:investing.com

VanEckは、M2マネーサプライが2025年末には22.3兆ドルに達し、2023年10月の底を境に年率3.2%の成長を維持すると予測している。この予測をもとに、SCP市場の時価総額が2025年末までに43%成長し、1.1兆ドルに達すると見込んでいる。これにより、2021年のピーク時の時価総額9,890億ドルを超えることになる。

M2マネーサプライとSCP市場の時価総額には、過去のデータに基づく強い相関が見られる。この相関関係は、12ヶ月間の移動平均で確認されており、統計的に非常に高い信頼性が示されている。このことから、M2の成長が仮想通貨市場の時価総額にも強い影響を与えることが分かっており、M2が仮想通貨市場の成長を予測するための重要な指標であるとされている。

現在、ソラナはSCP市場の時価総額の15%を占めているが、VanEckは2025年末にはそのシェアが22%に増加すると予測。この予測の根拠として、ソラナの開発者のリーダーシップの強さ、分散型取引所(DEX)における取引量の増加、収益の成長、そしてアクティブユーザーの増加が挙げられる。

出典:Defillama

さらに、VanEckはソラナが今後も成長を続けマーケットリーダーとしての地位を強化することを前提として、ソラナの時価総額(現在950億ドル)が約2,500億ドルに達すると予測した。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/23 日曜日
11:30
ビットコイン売られ過ぎでも反転せず、12月FOMCの据え置きが現実味を増す|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC対円相場は1400万円割れまで下落。ヌビディア好決算後も1400万円割れが続き、米雇用統計の強弱まちまちな内容が見通し悪化を助長。12月FOMCでの金利据え置き観測が強まる。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|金融庁の暗号資産規制方針に高い関心
今週は、金融庁の仮想通貨規制方針、ビットコイン採掘割合の95%到達、ビットコインとイーサリアムの市況分析に関する記事が関心を集めた。
11/22 土曜日
13:45
ANAPホールディングス、企業向けビットコイン戦略支援「ビットコイン道場」を開始
ANAPホールディングスが企業のビットコイン活用を支援する継続型プログラム「ANAPビットコイン道場」の提供を開始した。会計や税務などの実務を専門家が包括的にサポートし、参加企業がコミュニティ形式で課題解決に取り組む仕組みを提供する。
13:02
コンヴァノがビットコイン戦略から本業回帰、AI・ヘルスケア事業に注力へ
コンヴァノが仮想通貨ビットコインを最大約2万BTC取得する計画を取り下げ、成長中の事業へ軸足を移す。業績予想を上方修正しており本業成長を重視する戦略転換となる。
10:55
米当局がビットメイン製品を国家安全保障リスクで調査、トランプ関連企業も1万6000台使用
米国土安全保障省が中国メーカーのビットメインを調査し、機器がスパイ活動や電力網破壊に使用される可能性を指摘。トランプ大統領の息子たちの会社アメリカン・ビットコインも1万6000台を購入した。
10:05
コインベース、ソラナのミームコイン取引所「ベクター」を買収
コインベースがソラナ基盤SocialFiプラットフォーム「ベクター・ファン」を買収すると発表した。年内に取引完了予定で、ソラナエコシステムへの参入を拡大し、すべてを取引できる取引所の構築を目指す。
09:35
ベセント米財務長官、ビットコインバーにサプライズ訪問 仮想通貨業界への影響は
スコット・ベセント米財務長官がビットコインバー「Pubkey DC」を訪問し、仮想通貨コミュニティで話題になっている。業界関係者の反応と今後の影響を解説する。
08:25
NYSEがグレースケールのXRPとドージコインETF承認、25日上場予定
NYSEがグレースケールのドージコインとXRP ETFの上場を承認し、11月25日に取引を開始する。今週はビットワイズのXRP ETFやフィデリティのソラナETFも上場し、アルトコインETF市場が急拡大している。
07:45
「仮想通貨財務企業などの上場後の事業の大幅変更について対応を考える必要」JPXのCEO
日本取引所グループの山道CEOは、ビットコインなどを保有する仮想通貨財務企業への規制強化は現時点では検討していないと説明。一方で、事業の大幅変更については対応を考える必要があるとも述べている。
07:05
個人マイナーがビットコイン採掘に成功、1億8000万分の1の確率を克服
極めて小規模な個人マイナーがわずか6TH/sのパワーでビットコインブロックの採掘に成功し、約26万5000ドル相当を獲得した。確率は1億8000万分の1で、近年最も幸運なソロ採掘となった。
06:25
トム・リー率いるビットマイン、初の配当実施もイーサリアム保有の含み損は6250億円超 
イーサリアム最大の企業保有者ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが11月21日、2025年8月期通期で純利益3億2816万ドルを計上し、大手仮想通貨企業として初めて配当を実施すると発表した。しかしイーサリアム価格下落で含み損は40億ドル超に達している。
06:02
金持ち父さん著者キヨサキ、3.5億円分ビットコインを売却し広告事業投資へ 以前の姿勢から一転
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏が11月22日、約225万ドル相当のビットコインを売却し、外科センターと看板広告事業に投資すると発表した。以前の「売らずに買い続ける」発言から一転した。
05:45
マイケル・セイラー、指数除外懸念に反論「ストラテジーはファンドではない」
ストラテジー社のマイケル・セイラー会長は主要株価指数からの除外懸念に対し「我々はファンドではなく上場事業会社だ」と反論した。
11/21 金曜日
17:25
米ビットコインETF、1週間で大規模な資金流出が2回
11月20日、米ビットコイン現物ETFは9億300万ドル(約1,395億円)の純流出を記録し、史上2番目の規模となった。1週間前の記録を更新。ブラックロック、グレースケール、フィデリティの主要3ファンドで流出の大部分を占め、全ETFで純流入ゼロという異例の事態に。
16:38
予測市場が急成長 カルシ(Kalshi)が1500億円調達と報道も
予測市場カルシが2ヶ月で評価額2倍超の110億ドルで10億ドル調達。取引量は10月に過去最高の44億ドルを記録。競合ポリマーケットも120億〜150億ドルでの追加調達を協議中で、予測市場への投資が加速。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧