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2026年注目の仮想通貨10選|投資テーマと厳選銘柄を解説

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暗号資産(仮想通貨)市場は、2024年のビットコインETF承認以降、規制環境が大きく緩和に向かっています。2026年はその流れを受け、業界全体の発展が加速する年として注目されています。

では、どのようなテーマが注目され、どの銘柄が恩恵を受けるのか。本記事では、米大手仮想通貨運用会社グレースケールの年次レポートを参考に2026年の投資テーマと関連銘柄をコインポストが10銘柄厳選して解説します。

目次
  1. グレースケールが注目する2026年の10テーマ
  2. テーマごとの仮想通貨10選(時価総額順)
  3. リスクと注意点

グレースケールが注目する2026年の10テーマ

グレースケール(Grayscale)は、米国最大級のデジタル資産運用会社です。2013年の設立以来、機関投資家向けに仮想通貨投資商品を提供しており、2024年1月には米国でビットコイン現物ETFを上場させるなど、業界を牽引する存在として知られています。

同社は毎年、翌年の仮想通貨市場を展望する年次レポートを公開しています。2025年12月に発表された「2026 Digital Asset Outlook」では、2026年を「機関投資家時代の幕開け」と位置づけ、注目すべき10の投資テーマと関連銘柄を提示しました。

レポートでは、マクロ経済や規制動向、技術トレンドなどを踏まえ、ドル下落リスクへの備え、ステーブルコインの普及、資産トークン化(RWA)の拡大、AIとブロックチェーンの融合など、多岐にわたるテーマが取り上げられています。

グレースケールが挙げる2026年の投資テーマ10選

1. ドル下落リスクが代替通貨需要を後押し

米国の債務問題を背景に、ドルの価値低下リスクが意識される中、供給が制限され分散性の高いデジタル資産が価値保存手段として注目されています。

グレースケールは、希少性と自律性を備えたビットコインやイーサリアムを代表例として挙げており、プライバシー機能を持つジーキャッシュもドル下落に備える選択肢になり得るとしています。

関連銘柄:BTC、ETH、ZEC

2. 規制の明確化がデジタル資産普及を後押し

2025年に米国では、ステーブルコイン法制やカストディ規制の見直しなどを通じて、仮想通貨に関する規制の枠組みが大きく前進しました。これにより、機関投資家や金融機関が参入しやすい環境が整いつつあります。

グレースケールは、規制の明確化がブロックチェーン上での取引や資金調達を促進し、仮想通貨クラス全体の成長につながると見ており、超党派での法整備が進まない場合は下振れリスクになると指摘しています。

関連銘柄:ほぼすべての仮想通貨

3. GENIUS法成立でステーブルコインの浸透が加速

2025年に米国でGENIUS法が成立し、ステーブルコインの制度整備が進みました。発行残高はすでに3,000億ドル規模に達しており、機関投資家の参入と取引量の拡大が進んでいます。

グレースケールは、2026年にかけてステーブルコインが国際送金や企業決済、オンライン決済などで実用化が進み、それらの取引を支えるブロックチェーンや関連インフラが恩恵を受けると見ています。

関連銘柄:ETH、TRX、BNB、SOL、XPL、LINK

4. 資産トークン化(RWA)が転換点に

株式や債券などの伝統的資産をブロックチェーン上で扱う「資産トークン化」は、現時点では市場全体のごく一部にとどまっていますが、技術の成熟と規制整備を背景に、今後の本格的な普及が見込まれています。

グレースケールは、2030年までにトークン化資産の規模が約1,000倍に成長しても不思議ではないと見ており、その取引を支えるブロックチェーンやチェーンリンクのような関連インフラが恩恵を受けるとしています。

関連銘柄:LINK、ETH、SOL、AVAX、BNB、CC

5. プライバシーソリューションの需要増

プライバシーは金融において当然の要素であり、ブロックチェーンが金融インフラとして普及するほど、取引内容を必要以上に公開しない仕組みへの需要が高まります。グレースケールは、この流れの中でプライバシー機能を備えた仮想通貨が恩恵を受ける可能性があるとしています。

関連銘柄:ZEC、AZTEC、RAIL

6. AI集中化がブロックチェーンソリューションを求める

AIは一部の巨大企業に集中しつつあり、信頼性や透明性、データや成果物の帰属を巡る課題が顕在化しています。こうしたリスクに対し、検証可能で分散的な仕組みを提供するブロックチェーン技術への期待が高まっています。

グレースケールは、分散型AI開発に加え、人間性の証明、デジタルコンテンツの出所を明確にする技術などが組み合わさることで「エージェントエコノミー」と呼ばれる新しい経済圏が形成される可能性を指摘しています。

関連銘柄:TAO、IP、NEAR、WLD

7. DeFiが加速、レンディングがリード

技術の進化と規制環境の改善を背景に、DeFiは2025年に再び成長を加速しました。特にレンディング分野の拡大が、DeFi全体の成長を牽引。また、Hyperliquidのような分散型デリバティブ取引所は、中央集権型取引所に匹敵する取引量を記録しており、流動性や実用性の面でDeFiの存在感が高まっています。グレースケールは、主要なDeFiプロトコルやそれを支えるインフラが今後も恩恵を受けると見ています。

関連銘柄:AAVE、UNI、HYPE、LINKなど

8. 次世代インフラへの需要

新しいブロックチェーンは、高速処理や並列実行などの技術革新により、AIマイクロペイメントやリアルタイムゲーム、高頻度オンチェーン取引といった新たなユースケースに適した基盤として注目されています。

現時点では需要不足を指摘する声もありますが、ソラナを前例として、一部の高性能チェーンは技術的優位性が後から採用拡大につながる可能性があるとグレースケールは見ています。

関連銘柄:SUI、NEAR、MON

9. 持続可能な収益への注目

ブロックチェーンは企業ではありませんが、取引手数料という測定可能なファンダメンタル指標を持っています。グレースケールは、取引手数料が最も操作しづらく、ブロックチェーン間で比較しやすい点から、重要な評価指標だとしています。

機関投資家の参入が進む中、ビットコインを除き、手数料収益が高い、もしくは成長しているブロックチェーンやアプリケーションが注目されると見ており、収益性の高いプラットフォームやプロトコルが恩恵を受ける可能性があります。

関連銘柄:SOL、ETH、BNB、HYPE、PUMP、TRX

10. ステーキングがデフォルトに

2025年に米国でステーキングに関する規制が明確化され、リキッドステーキングが証券取引に該当しないことや、ETFなどの上場投資商品(ETP)によるステーキングが認められました。これにより、より多くの投資家がステーキングに参加しやすくなっています。

グレースケールは、今後プルーフ・オブ・ステーク(PoS)トークンの保有においてステーキングが標準的な形になると見ており、ETPを保有するだけで報酬を得られる方法と、自らオンチェーンで運用できるリキッドステーキングが、用途に応じて併存すると予想しています。

関連銘柄:LDO、JTO

以下では、レポートで挙げられた10のテーマを基準に代表的な10銘柄を選定し、各テーマとの関連性を踏まえながら解説します。

今年注目の仮想通貨10選(時価総額順)

  1. ビットコイン(BTC)
  2. イーサリアム(ETH)
  3. ビルドアンドビルド/旧バイナンスコイン(BNB)
  4. トロン(TRX)
  5. ハイパーリキッド(HYPE)
  6. ジーキャッシュ(ZEC)
  7. ニアプロトコル(NEAR)
  8. PAX Gold(PAXG)
  9. ワールドコイン(WLD)
  10. リドダオ(LDO)

ビットコイン(BTC)

BTC

ビットコイン(BTC)は、インフレや政府債務の拡大など、法定通貨が抱えるリスクを意識する動きの高まりの中で、「価値の保存手段」として評価されてきた代表的なデジタル資産です。

供給量は2,100万枚に固定され、採掘スケジュールも完全にプログラムで管理されているため、長期的な希少性と予測可能性が保たれています。供給量の増加が厳密にルール化されており、透明性が高い点が特徴です。

米国を含む多くの国で債務問題が拡大し、通貨政策に対する信頼が揺らぎやすい環境が続くなかで、ドルの価値そのものが長期的に弱まる可能性が意識されるケースも増えています。

グレースケールは、こうした法定通貨が大きく価値を失う可能性(テールリスク)を背景に、分散化され、供給拡大が制限されたデジタル資産の一部が、資産ポートフォリオにおける代替的な価値保存手段として機能し得ると見ています。

ビットコインは中央管理者を持たず、発行や検閲を一部の主体が恣意的にコントロールできない設計となっており、この自律性と希少性が、いわゆる「デジタルゴールド」としての位置づけを強めてきました。

ETFを通じた投資アクセスの拡大も重なり、機関投資家を含めた幅広い層で、通貨価値の目減りに備える資産の一つとして採用が進んでいます。

関連:仮想通貨(ビットコイン)の買い方・始め方は?購入時の注意点やおすすめ仮想通貨取引所もご紹介

主要データ

BTC価格チャート
  • 取引価格:約93700ドル(約1,500万円)
  • 過去最高値:約125000ドル(約1,800万円)
  • 時価総額:1.8兆ドル(約280兆円)
  • 前年同月比:−6.5%
  • 市場順位:1位
  • *1月6日時点、データ元:CoinMarketCap(前年比は2025年1月1日から2026年1月1日の価格変動率)
*CoinPostからの申込限定、500円以上の暗号資産の購入者が対象

イーサリアム(ETH)

ETH

イーサリアム(ETH)は、スマートコントラクトを基盤とする代表的なレイヤー1として、仮想通貨市場の土台を担ってきたプロジェクトです。

ネットワーク上では、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)、RWA(現実資産のトークン化)といった多様なアプリケーションが稼働しており、ブロックチェーン上で経済活動を展開するための共通基盤として機能しています。

供給量の管理がプログラムに基づいて行われ、一定の希少性が保たれる点から、「価値の保存手段」という文脈でも注目が高まっています。

加えて、USDCやUSDTをはじめとする多くのステーブルコインがイーサリアム上で発行・流通しており、クロスボーダー決済や取引所での担保利用など、実需に近い領域での活用が広がっています。

さらに、国債や株式などの金融資産をトークン化して管理・取引する動きが拡大するなかで、イーサリアムはRWA領域の主要なプラットフォームとして利用が進んでいます。

こうした複数の役割が重なり合うことで、イーサリアムは、価値保存手段・決済インフラ・資産トークン化の基盤という三つの側面から、中長期の市場テーマを支える中心的な存在として位置づけられています。

関連:イーサリアムの買い方|初心者向け取引所比較とリスク・税金まで解説

関連:イーサリアムの価格と将来性を解説|今後の注目ポイントと中長期の成長シナリオ

主要データ

ETH価格チャート
  • 取引価格:約3200ドル(約50万円)
  • 過去最高値:約4700ドル(約70万円)
  • 時価総額:約3900億ドル(約60兆円)
  • 前年同月比:−11%
  • 市場順位:2位
  • *1月6日時点、データ元:CoinMarketCap(前年比は2025年1月1日から2026年1月1日の価格変動率)
*1 期間:2019年~2025年、対象:国内の暗号資産取引サービス
*2 2024年1月〜2025年4月のJVCEA統計情報自社調べ

ビルドアンドビルド(BNB)

BNB

2025年にアルトコイン大半が大幅下落する中、年間騰落率がプラス圏で終えた数少ない銘柄。

ビルドアンドビルド(BNB)は、BNBチェーンの基軸トークンで、ネットワーク手数料の支払いをはじめ、ステーキングやDeFi、ゲームなど幅広い用途で使われています。手数料が低く処理が速いことから、日常的な送金やアプリ利用の基盤として採用が広がってきました。

さらにグレースケールは、ブロックチェーンの成熟と規制の明確化により、RWA(現実資産のトークン化)が今後大きく拡大すると見ています。

2030年に向けて市場規模が大きく伸びる可能性があり、RWAやステーブルコインの取引がオンチェーンで活発化すれば、BNBチェーンの利用機会も増えていくと考えられます。

トランザクションの増加は、手数料支払いなどを通じてBNBの需要とも結びつきやすく、BNBの経済圏が徐々に広がっていくシナリオが意識されています。

関連:BNB(旧バイナンスコイン)の将来性・取引所比較、買い方を徹底解説

主要データ

BNB価格チャート
  • 取引価格:約910ドル(約14万2,000円)
  • 過去最高値:1300ドル(約20万円)
  • 時価総額:1250億ドル(約19兆円)
  • 前年同月比:+23%
  • 市場順位:5位
  • *1月6日時点、データ元:CoinMarketCap(前年比は2025年1月1日から2026年1月1日の価格変動率)

BNBに投資したい方

※2024年1月〜2025年4月のJVCEA統計情報自社調べ

トロン(TRX)

TRX

2025年にアルトコイン大半が大幅下落する中、年間騰落率がプラス圏で終えた数少ない銘柄。

トロン(TRX)は、ステーブルコインの送金・決済インフラとして利用が拡大してきたブロックチェーンのひとつだ。特にUSDTの流通量が大きく、手数料が低く処理が速いことから、取引所間送金や個人間送金、クロスボーダー決済など実需に近い用途で採用されている。

2026年は「ステーブルコイン社会実装フェーズ」とも呼ばれ、ステーブルコインの普及に伴いトランザクションを処理するネットワークの重要性が高まると見られている。トロンはこの領域で優位性を持ち、ネットワーク手数料収入は主要ブロックチェーンの中でも高い水準にある。グレースケールはこうした取引手数料をブロックチェーンの収益(売上)に近い指標として重視しており、トロンはこの面で存在感を示している。

今後、企業決済や担保用途、国際送金などでステーブルコイン活用が進めば、トロンは引き続き重要な基盤の一つとして存在感を高める可能性があります。

関連:仮想通貨トロン(TRX)とは?将来性、買い方・おすすめ取引所

関連:トロンの将来性は?ステーブルコイン決済に選ばれる理由

主要データ

TRX価格チャート
  • 取引価格:0.29ドル(約45円)
  • 過去最高値:0.42ドル(約64円)
  • 時価総額:270億ドル(約43兆円)
  • 前年同月比:+11%
  • 市場順位:8位
  • *1月6日時点、データ元:CoinMarketCap(前年比は2025年1月1日から2026年1月1日の価格変動率)

トロン(TRX)に投資したい方に

ハイパーリキッド(HYPE)

HYPE

永続先物(Perpetual Futures)の取引に特化したPerpDEXの代表格であり、業界屈指の市場シェアを誇る。巨額エアドロップの影響もあり、トレーダーから昨年最も注目を集めた銘柄と言っても過言ではありません。

ハイパーリキッド(HYPE)は、永久先物をオンチェーンで取引できる分散型デリバティブ取引所です。中央集権型取引所に近い速度と流動性を目指した設計が特徴で、オーダーブック方式の先物取引をスマートコントラクト上で提供しています。

DeFiではレンディングだけでなく、デリバティブ取引のニーズも拡大しており、ハイパーリキッドはオープンインタレスト(未決済建玉)や取引高で存在感を高めてきました。

プラットフォームで発生する手数料によって実際の収益が生まれる点も評価され、DeFiの中でも「持続的なファンダメンタルズ」を意識したプロトコルの一つとして位置づけられています。

今後、オンチェーンでより高度な取引を行いたいユーザーが増えれば、分散型デリバティブ取引所の役割は一段と重要になる可能性があります。

関連:ハイパーリキッドの将来性・HYPEの買い方|注意点まで徹底解説

関連:ハイパーリキッド(HYPE)の使い方・エアドロップ戦略を徹底解説

主要データ

HYPE価格チャート
  • 取引価格:約27ドル(約4,300円)
  • 過去最高値:約59ドル(約8,600円)
  • 時価総額:94億ドル(約1.4兆円)
  • 前年同月比:+6.5%
  • 市場順位:13位
  • *1月6日時点、データ元:CoinMarketCap(前年比は2025年1月1日から2026年1月1日の価格変動率)

ジーキャッシュ(ZEC)

ZEC

ジーキャッシュ(ZEC)は、取引内容を暗号化して非公開にできる「プライバシー機能」を備えた分散型デジタル通貨です。ゼロ知識証明(zk-SNARKs)により、送金先や金額を公開台帳に晒さずに取引できる点が特徴で、機密性を重視した設計が採用されています。

インフレや債務拡大など、法定通貨の価値が目減りするリスクが意識されるなかで、資産の一部を価値保存手段としてデジタル資産に振り分ける動きが広がっています。

ゼロ知識証明とは

ゼロ知識証明とは、証明者が「実際の情報」を検証者に開示することなく、情報に関する知識を持っていることを暗号で証明する方法。ジーキャッシュでは、この技術を活用することで、送金内容を公開せずに取引の正当性だけを検証できる仕組みが採用されている。

ジーキャッシュは、ビットコインと同様に供給量に上限が設けられ、半減期によって新規発行量が段階的に減少する設計を採用し、さらにPoW(プルーフ・オブ・ワーク)によって分散的に運用されています。

こうした希少性と分散性に加えて、取引の匿名性を確保できる点が評価され、ポートフォリオのヘッジ手段の一つとして注目されています。

ブロックチェーンが金融インフラとして拡大していくほど、個人の収入や支出が完全に公開されてしまうことへの懸念も強まります。プライバシーを守りつつ、価値保存の役割も担える点が、ジーキャッシュに対する評価を支える要素になっています。

関連:価格急騰で注目を集めたジーキャッシュの将来性|買い方・注目点・リスクを解説

主要データ

ZEC価格チャート
  • 取引価格:約500ドル(約7万8,000円)
  • 過去最高値:約4300ドル(約45万円)
  • 時価総額:81億ドル(約1.3兆円)
  • 前年同月比:+814%
  • 市場順位:16位
  • *1月6日時点、データ元:CoinMarketCap(前年比は2025年1月1日から2026年1月1日の価格変動率)
HYPEへの投資について

上記の銘柄は、海外取引所やDEXを利用して購入する必要があります。

これらの利用にあたっては、国内取引所で仮想通貨イーサリアムやソラナを購入し、送付して初めて利用できるようになります。

国内取引所については、セキュリティに対する信頼度も高い東証プライム上場企業SBIホールディングスの子会社が運営する仮想通貨取引所「SBI VC トレード」が初心者におすすめです。

また、DEXを利用する場合はウォレットの作成が必要です。代表的なウォレット「メタマスク」の作成方法については、以下の記事をご覧ください。

ニアプロトコル(NEAR)

NEAR

ニアプロトコル(NEAR)は、AI時代のインフラとして注目される一方、次世代の高性能ブロックチェーンとしても評価されているレイヤー1です。

独自のシャーディング技術「Nightshade」により拡張性と低コストを両立し、アカウント抽象化や使いやすいウォレット設計など、ユーザー体験を重視した仕組みが整えられています。

さらに、ユーザーが「やりたいこと」を指定すれば、最適な処理を自動で実行してくれる仕組み(Intentsと呼ばれるアプローチ)が進んでおり、アプリ開発のしやすさという面でも評価されています。

こうした特徴から、将来的にはAIエージェントによる契約実行やマイクロペイメントなど、オンチェーン上で取引が頻繁に発生するユースケースにも適応しやすい点が強みです。

ニアプロトコルは、AIとブロックチェーンが交差する分野と、高性能チェーンとしての領域の両面で期待されています。

関連:仮想通貨ニア(NEAR)の買い方、おすすめ取引所比較 AI関連銘柄として注目

関連:仮想通貨ニアの将来性、ジーキャッシュ取引とNEAR Intentsの関係は?

主要データ

NEAR価格チャート
  • 取引価格:約1.7ドル(約270円)
  • 過去最高値:約17ドル(約2,100円)
  • 時価総額:約22億ドル(約3,500億円)
  • 前年同月比:−69%
  • 市場順位:39位
  • *1月6日時点、データ元:CoinMarketCap(前年比は2025年1月1日から2026年1月1日の価格変動率)

ニアーへの投資に

PAX Gold(PAXG)

PAXG

PAXGは、ロンドンのLBMA認定保管庫で保管される現物の金(ゴールド)を裏付け資産とし、1トークン=1トロイオンスの金と連動するよう設計されたトークン化資産です。

ブロックチェーン上で金の保有・移転が可能になることで、少額からの分散投資や、国境をまたいだ移動・売買のしやすさといった利便性を実現しています。

金は、インフレや通貨価値の下落リスクが意識される局面で、歴史的に「価値の保存手段」として選好されてきた資産です。

法定通貨リスクに備えるという文脈の中で、その役割が再評価される一方、トークン化によってアクセスしやすくなった点がPAXGの特徴と言えます。

伝統的なコモディティ資産と、ブロックチェーンならではの利便性を組み合わせた例として、投資家の関心が集まっています。

関連:金(ゴールド)価格に合わせて動く仮想通貨とは?市場の広がりとこれから

主要データ

PAXG価格チャート
  • 取引価格:約4400ドル(約70万)
  • 過去最高値:約4500ドル(約71万円)
  • 時価総額:16億ドル(約2,600億円)
  • 前年同月比:+65%
  • 市場順位:47位
  • *1月6日時点、データ元:CoinMarketCap(前年比は2025年1月1日から2026年1月1日の価格変動率)

ワールドコイン(WLD)

WORLD

ワールドコイン(WLD)は、「人間であること」を暗号学的に証明するための仕組み(World ID)を提供するプロジェクトです。

虹彩認証デバイス「Orb」で本人確認を行い、本人の生体情報そのものは保存せず、匿名の「人格証明」だけをブロックチェーン上で利用できるようにする設計が特徴です。

AIの活用が急速に進むなかで、オンライン上の多くの活動は、人間が行っているのか、AIエージェントなのかを見分けることが難しくなりつつあります。

特に、投票、レビュー、報酬配分、エアドロップ、防犯対策など、一人一票が前提となる領域では、信頼できるアイデンティティ基盤が不可欠です。

グレースケールは、こうした文脈でワールドコインのような「検証可能な人格証明システム」が重要になると指摘しています。エージェント(AI)と人間を区別しつつ、プライバシーを確保し、誰でも利用できる形で提供することで、将来的に広がると見られる「エージェントエコノミー」の基盤の一つとして機能する可能性があります。

AIが自律的に取引・投稿・契約実行に関わる世界では、「誰がやったのか」を証明する技術が不可欠となり、WORLDはその役割を担う存在として注目されています。

関連:ワールドコイン(WLD)とは?もらい方・現金化・買い方をわかりやすく解説

関連:ワールドコインの本人認証方法|マイナンバーカードでWLDを受け取る手順を解説

主要データ

WORLD価格チャート
  • 取引価格:0.61ドル(約95円)
  • 過去最高値:9.5ドル(約1,400円)
  • 時価総額:約16億ドル(約2,600億円)
  • 前年同月比:−77%
  • 市場順位:48位
  • *1月6日時点、データ元:CoinMarketCap(前年比は2025年1月1日から2026年1月1日の価格変動率)

リドダオ(LDO)

LDO

リドダオ(LDO)は、イーサリアムをはじめとするPoS(プルーフ・オブ・ステーク)型ブロックチェーンで利用される「流動性ステーキング」の代表的なプロトコルです。

通常のステーキングでは、預け入れた資産はロックされ、自由に動かすことができませんが、リドではステーキングと同時に「stETH」などの代替トークンが発行され、DeFiでの運用や送金に利用できる点が特徴です。

グレースケールは、米国でステーキングに関する制度面の環境が整いつつある点に注目しています。

SEC(米国証券取引委員会)が流動性ステーキングそのものを証券取引とはみなさない姿勢を示したこと、さらにIRS(米国内国歳入庁)が投資信託やETP(上場投資商品)でもステーキングが可能だと認めたことで、機関投資家も含めてステーキング活用のハードルが下がりつつあります。

こうした状況の中で、リドのような大規模な流動性ステーキングプロトコルは、ETH保有者が「保有しながら利回りを得る」手段として、引き続き重要な役割を果たす可能性があります。

特に、ステーキング比率が市場全体で上昇していけば、stETHなどのステーキングトークンはDeFi内での担保・取引手段として利用が広がりやすくなります。

ステーキングが投資家にとって標準的な選択肢になっていく流れの中で、リドはそのインフラを担う存在として注目されています。

主要データ

LDO価格チャート
  • 取引価格:約0.65ドル(約100円)
  • 過去最高値:約6ドル(約650円)
  • 時価総額:5.5億ドル(約860億円)
  • 前年同月比:−67%
  • 市場順位:88位
  • *1月6日時点、データ元:CoinMarketCap(前年比は2025年1月1日から2026年1月1日の価格変動率)
PAXG、WLD、LDOへの投資について

上記の銘柄は、現在国内取引所で取り扱いがないため、購入するためには海外取引所やDEXを利用する必要があります。

これらの利用にあたっては、国内取引所で仮想通貨イーサリアムやソラナを購入し、送付して初めて利用できるようになります。

国内取引所については、セキュリティに対する信頼度も高い東証プライム上場企業SBIホールディングスの子会社が運営する仮想通貨取引所「SBI VC トレード」が初心者におすすめです。

また、DEXを利用する場合はウォレットの作成が必要です。代表的なウォレット「メタマスク」の作成方法については、以下の記事をご覧ください。

仮想通貨投資のリスクと注意点

仮想通貨への投資には、以下のようなリスクが伴います。投資を検討する際は、これらのリスクを十分に理解した上で判断することが重要です。

価格変動リスク

仮想通貨は価格の変動幅が非常に大きく、特にアルトコインは1日で数十%の値動きが生じることも珍しくありません。市場全体のセンチメントや、マクロ経済の動向、規制に関するニュースなど、さまざまな要因で急落するリスクがあります。

規制リスク

各国の規制環境は日々変化しており、法改正や新たな規制の導入によって、取引や保有に影響が及ぶ可能性があります。特定の銘柄が取引所から上場廃止となったり、サービスの利用が制限されるケースも考えられます。

技術的リスク

ブロックチェーンやスマートコントラクトは、ハッキングやコードの脆弱性、ネットワーク障害などにより資産を失うリスクがあります。また、ウォレットの秘密鍵を紛失した場合、資産を取り戻すことは基本的にできません。自己管理の重要性を理解した上で利用する必要があります。

流動性リスク

銘柄によっては取引量が少なく、希望する価格やタイミングで売買できない場合があります。特に時価総額の小さい銘柄では、大口の売買が価格に大きな影響を与えることもあり、想定していた価格で取引が成立しないリスクを考慮する必要があります。

プロジェクト固有のリスク

仮想通貨プロジェクトは、開発の停滞やチームの解散、競合プロジェクトの台頭などにより、価値が大きく毀損する可能性があります。ロードマップ通りに開発が進まないケースや、当初の期待が実現しないケースも少なくありません。個別プロジェクトへの投資は、その将来性だけでなくリスクも十分に調査した上で判断することが求められます。

以上のようなリスクを踏まえ、自己責任の範囲内で投資を行う必要があります。

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