シバイヌ(SHIB)とは
この記事では、インターネットのジョークやミームから誕生した暗号資産(仮想通貨)であるシバイヌ(SHIB)に注目します。2024年に話題となる「ミームコイン」カテゴリーの中で、シバイヌはドージコイン(DOGE)に次いで2番目に高い時価総額を誇り、市場での存在感を強めています。機関投資家が保有しているとの報告もあり、ミームコインが投資対象として広がりつつあります。
シバイヌは、その柴犬のイメージと熱心なコミュニティの支えを受けて急成長し、その価格は話題性や支持の波に左右されることが特徴です。特に2021年には、約100万パーセントという驚異的な価格上昇を見せたことで知られています。シバイヌのプロジェクトとその投資の可能性について、この記事では詳しく解説します。
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シバイヌ(SHIB)の買い方
シバイヌおすすめ取引所の特徴早見表
おすすめ 取引所 |
おすすめポイント | アプリの特徴 | 現物取引 | レバレッジ取引 | 投資サービス | 取引所手数料 | 最低取引単位 | 入金手数料 | 出金手数料 | 出庫手数料 | 備考 |
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1
SBI VCトレード
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SBIグループの100%子会社 最高水準のセキュリティ |
見やすくシンプルなレイアウトで素人でも直感的に操作しやすい | SHIBは 販売所のみ |
SHIB含む13銘柄 | 積立 貸コイン |
現物SHIBは 販売所のみ |
販売所:1,000 SHIB | 無料 | 無料 | 無料 | ‐ |
2
ビットトレード
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取引所取引手数料が無料 | 収益の分析機能があり 週単位や月単位で振り返り可 |
SHIBは 販売所のみ |
BTCのみ | 積立・貸して増やす | SHIBは 販売所のみ |
販売所:100,000 SHIB | クイック入金:無料 振込/ペイジー/コンビニ入金: 振込手数料お客様負担 |
330円(税込) | SHIB 663550 | ‐ |
ドージ・キラーから主流の暗号資産へ
シバイヌは、2020年4月にRyoshiと名乗る匿名の人物が発表した「WOOFPaper」に基づいて作成されたミームコインで、イーサリアムブロックチェーン上で発行されています(ERC-20トークン)。
シバイヌ・プロジェクトの目指すところは、中央集権的な運営や資金調達を排除した、コミュニティ主導のエコシステムの構築です。明確なリーダーシップを持たず、分散型の運営を行うことで、どのような成果を上げられるかに挑戦しています。
現在では、シバイヌはバイナンスやコインベースといった大手取引所にも上場しており、グローバルな知名度を獲得。単なるミームコインの枠を超え、実用性を持ったエコシステムへと発展しています。
ShibaSwapという分散型取引所(DEX)の統合や、メタバースプロジェクトの計画がその一例です。2024年3月にはWeb3向けのドメインネームサービス「SHIB Name Token」も開始され、プロジェクトの成長が続いています。
SHIBの基本情報(2024年9月現在)
- 時価総額:約1.1兆円
- 時価総額の順位:13位
- 過去最高値:¥0.009791(2021年11月)
- 現在の価格:¥0.001884
- Xのフォロワー数:386万
2021年のSHIB:100万パーセント急騰の背景
シバイヌ(SHIB)は2021年1月から10月にかけて、約100万パーセント(約1万倍)もの価格上昇を記録しました。上場直後から取引するのは難しいですが、仮に1000円を初期投資していた場合、10か月で1000万円に達する計算です。
前代未聞のドージコイン価格上昇には、次のような要因が挙げられます:
急騰の要因
- 空前の犬系ミームコインブーム: 2021年前半、テスラCEOであるイーロン・マスク氏は自身を「ドージ・ファーザー(ドージコインの父)」と称すなど、SNSで積極的にドージコイン(DOGE)を支持したことがドージコイン価格の急騰を後押しました。
同時期に、匿名の創設者Ryoshi氏はSHIBを「ドージ・キラー」として再起させると宣言(2021年2月)。SHIBの価格はドージコインと連動するようになり、2021年5月にはイーロン・マスクの「柴犬を飼いたい」というツイートをきっかけに、数時間で約300%の上昇を見せる場面もありました。 - ソーシャルメディアとメディアの影響、投機的取引の加速: RedditなどのSNSコミュニティで犬系ミームコインが人気を集め、個人投資家の参入が相次ぎます。価格上昇に伴い、FLOKIなどの別の犬系トークンも台頭。さらに多くの投資家が利益を狙って取引に参加し、短期的な価格上昇を助長します。この劇的な値上がりはメインストリームメディアの注目も集め、さらなる投資家の関心と資金流入を促進しました。
シバイヌ(SHIB)の3つの特徴
1. 顕著な成長と強力なコミュニティ支援
シバイヌ(SHIB)の成功は、強力なコミュニティの支援と独自の特徴に大きく支えられています。
創設者のRyoshiは、初期から「自分は重要ではなく、最終的には静かに退場する」と宣言しており、その言葉通り、2022年5月にSHIBに関するすべてのツイートやブログを削除し、プロジェクトから姿を消しました。この動きは、ビットコイン創設者サトシ・ナカモトの退場を彷彿とさせ、創設者の影響力を意図的に排除する目的があったと考えられます。
現在、プロジェクトはリード開発者のShytoshi Kusamaが引き継いでおり、さらに「ShibArmy」と呼ばれるコミュニティが重要な役割を果たしています。このコミュニティには公認会計士や開発者、デザイナーなど、さまざまな専門家が参加しており、SHIBの保有者は140万件を超えるなど、その基盤は一層強固になっています。
また、SHIBの大きな特徴として、創設者や開発チームに初期トークンが割り当てられておらず、完全に分散型のトークン供給が行われている点が挙げられます。
2. 独自の経済圏とDeFiの利便性
シバイヌは「WOOFPaper」で示されたビジョンに基づき、グローバルなコミュニティと分散型世界をつなげるエコシステムを目指しています。エコシステムは、SHIB、LEASH、BONEという3つのトークンで構成され、これらのトークンはステーキング報酬や流動性提供、ガバナンスなどのユーティリティを持っています。ShibaSwapというDeFiプラットフォームにより、これらの機能が実現されています。
さらに、シバイヌは独自のレイヤー2ネットワーク「Shibarium」の開発や、バーン(焼却)メカニズムの導入を通じてエコシステムの進化を続けています。
3. レイヤー2展開とバーンメカニズム
2024年9月現在、シバイヌのエコシステムは「Shibarium」というイーサリアム上のレイヤー2ネットワークを展開し、より高速で利便性の高い取引を可能にしています。Shibariumのアカウント数は順調に増加しており、ユーザーの関心が高まっています。
Shibariumで発生する手数料の一部は、SHIBトークンを市場から買い戻し、バーンする仕組みとなっており、これによってSHIBの供給量が減少し、トークンの希少性が高まります。これは、SHIBトークンの価値を長期的に支えるための重要な戦略の一つです。これまでに410兆7,200億SHIB(約600万ドル相当)が焼却されています。
シバイヌ(SHIB)の今後の注目点
シバイヌ(SHIB)は熱心なコミュニティの支援を受け、成長を続けています。主要取引所への上場や、企業での決済手段としての採用が進む中、需要も増加しており、Shiba Armyの影響力は機関投資家にまで波及しています。シバイヌの将来についても期待が高まっており、いくつかの注目すべき点があります。
2024年には、機関投資家によるミームコインへの投資が増加し、特にドージコインとシバイヌがその中心となっています。4月にはミームコインへの投資総額が年初の6,300万ドルから約3億ドルにまで膨れ上がり、その後5月には1億2,500万ドルに減少しましたが、依然として高い関心を集めています。
また、シバイヌはプライバシー重視の新しいレイヤー3ブロックチェーンの開発に向け、1,200万ドルの資金調達を行いました。この資金には、Morningstar VenturesやAnimoca Brandsなど一流の投資家が関わっています。
さらに、VanEckの子会社MarketVectorが5月に立ち上げたMEMECOINインデックスでは、DOGEとSHIBが主要な構成要素となっており、両コインの存在感が増しています。
米国証券取引委員会(SEC)によるイーサリアムETFの承認に伴い、将来的にはシバイヌのETF化の可能性も一部で期待されています。
シバイヌ(SHIB)、ドージコイン(DOGE)に投資したい方に
シバイヌ(SHIB)の買い方
シバイヌ(SHIB)の取引所選びのポイント
シバイヌ(SHIB)は世界的に有名な暗号資産ですが、日本国内での取引所は限られています。主な投資戦略として、以下4点が挙げられます。
1. 現物取引と積立投資
シバイヌ(SHIB)の購入方法には、オンラインショップのようにシンプルに購入できる「販売所」や、株式取引のような本格的な「取引所」があります。現物取引をする際は、手数料の低さや利用のしやすさに注目しましょう。また、市場の変動に振り回されずにコツコツ投資を進められる「積立投資」は、初心者に適した方法です。
2. 取引機能とレバレッジ
シバイヌ(SHIB)を購入する方法は多岐にわたり、レバレッジ取引は少ない資本で大きな取引を可能にします。短期的な価格変動から利益を得ようとする積極的な投資戦略を求める方に適しています。PCで高機能なツールを提供する取引所もありますが、操作が簡単で直感的なインターフェースを提供する初心者向けの取引所もあります。
3. レンディング(貸暗号資産)
レンディングは、交換業者にSHIBやを貸し出して金利を受け取るサービスです。元本割れのリスクはあるものの、ただ保有しておくよりも、保有数量を増やせるため有益です。取引所を選ぶ際には、報酬率や条件をよく確認しましょう。
4. NFT、Web3ゲームへのアクセス
トークンを使ったNFT決済やWeb3ゲームなどの利用に興味がある方は、取引所から自分のウォレットに暗号資産を移動して、マーケットプレイスやゲームにアクセスする必要があります。迅速な出庫サポートと多様なブロックチェーンへの対応を提供する取引所を選びましょう。
特に(SHIB)は「Shibarium」というレイヤー2ネットワークが存在し、「ShibaSwap」というDEX(分散型取引所)もローンチ。エコシステムが急速に発展しています。ステーキングという収益機会もあり、DeFiで積極的に運用してみたい方には、暗号資産の出庫手数料無料のSBIVCトレードがおすすめです。
SHIBの貸コインが有利
SBI VCトレード、ビットトレードでは「貸コイン(貸暗号資産/レンディング)」というサービスを利用できます。これは「仮想通貨を交換業者に貸し出し、その期間などに応じて賃貸料を受け取ることができる」というサービスです。
貸コインは、長期保有予定の仮想通貨を交換業者に一定期間貸し出し、その貸出条件に応じた貸借料を受け取れるサービスです。このサービスを利用することで、売買せずに暗号資産を運用し、決まった年率での貸借料を受け取ることができ、保有数量を増やすことができます。
例えば、年利率3.0%で900万SHIBを16週間貸し出した場合、賃貸料として約920 SHIBを受け取れます。シバイヌ価格が0.006円だった場合、16週間で約500円の賃貸料を受け取れるという想定です。
さらにビットトレードでは期間限定で、シバイヌ貸暗号資産で年率48%枠を募集した実績があります。貸暗号資産サービスの利用には口座開設が必要で、ビットトレードにログイン後、「貸暗号資産」メニューから申込むことができます。
申込条件は事前に告知されるため、興味のある方は機会を逃さないよう、事前に口座開設を済ませておきましょう。貸暗号資産は不定期で募集が行われるため、常に対応できるようにしておくことが重要です。
SHIBおすすめ取引所の詳細
SHIBの買い方:口座開設・入金方法
1. 口座開設
まずは購入の前に、交換業者への登録手続きを行なって口座を開設することが必要です。口座開設は主に以下のステップで進めていきます。
- メールアドレスを入力して登録用のURLを受信
- 必要事項を入力
- 本人確認書類を提出
ご自身が使用するメールアドレスを交換業者の専用ページに入力します。その後は入力したメールアドレス宛に登録用のURLが届くので専用のページを開き、多くの場合ここでパスワードの設定を行います。
次は氏名や住所、投資目的などの情報を入力。口座開設には本人確認が必要なため、必要書類をアップロードしたり、郵送したりする手続きが必要です。その後に審査が行われ、通過すればシバイヌを購入できるようになります。
SBI VC トレードの口座開設方法
SBI VC トレードで口座開設をし取引開始するまで、主に「仮登録(メールアドレス登録)」・「本登録(本人情報の入力と本人確認書類の提出)」・「取引に必要なパスワードの受領」の3ステップを踏む必要があります。上記の表のように、本人確認書類の提出方法は3種類あるため自身に合った選択しましょう。
また、外国籍の方は以下の中から各1つずつ書類提出が必要です。事前に準備しておきましょう
2.入金方法
口座開設が完了したら、次にシバイヌを購入するために円の入金を行います。円の入金方法は、対応している銀行などが交換業者によって異なるので、必要に応じて事前に確認しておくことをお勧めします。
入金では、主に以下のような方法で最初に円を交換業者の口座に預け入れます。
- 銀行振込
- インターネットバンキングから入金
- コンビニから入金
入金後、自身の口座に円の残高が反映したら、その資金を使ってシバイヌの購入が可能。取引所か販売所を選んで、必要事項を入力して購入手続きを行います。
3.SBI VC トレードでのシバイヌの買い方
SBI VC トレードの「販売所」では、同社が設定した価格でシバイヌの売買が行えます。購入は提示された買取価格で、売却は売り価格で行われ、操作が直感的で初心者にも理解しやすいのが特徴です。
確かに、購入価格と売却価格の間にスプレッド(価格差)があるため、短期トレードにはやや不向きですが、シンプルな操作性と手軽さから、長期保有を目的とした投資には最適です。特に、今後の価格上昇を見据えた長期投資であれば、スプレッドを気にせず安心して利用できる点が大きなメリットです。
シバイヌ(SHIB)投資を始めるなら
シバイヌ(SHIB)は、ミームコインとしてのユニークな背景と急激な価格上昇を経験しており、今後も注目の仮想通貨です。2024年も多くの投資家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。シバイヌの投資に関心をお持ちの方は、まずは信頼できる仮想通貨取引所で口座を開設し、安全な環境で取引を始めることが重要です。
この記事で紹介したおすすめの取引所は、シンプルで使いやすく、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応しています。SHIBの売買や保管がスムーズに行えるので、ぜひ口座開設を検討してみて下さい。
記事の監修
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