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ワールド(WLD)|投資情報・リアルタイム価格チャート

ニュース 基礎情報 関連記事
10/18 (金)
アルトマン氏のワールドコイン、「World」と改名
OpenAIの創設者であるサム・アルトマン氏が立ち上げた仮想通貨プロジェクト「ワールドコイン」は18日、「World Network(ワールド)」へと名称を変更し、新たな展開を発表した。
CoinPost
10/13 (日)
週刊仮想通貨ニュース(+アジア特集)|ビットコインの8万ドル到達の条件や相場分析に高い関心
今週は、Bitwise幹部やGlassnodeによる仮想通貨ビットコインの相場分析に関するニュースや、アイルランド当局が押収したビットコインにアクセスできないことを報じた記事が最も関心を集めた。
CoinPost
10/09 (水)
博報堂、OpenAI創設者関与のTools for Humanityと提携 Worldcoin技術の日本展開へ
博報堂がOpenAI創設者関与のWorldcoinの中核企業Tools for Humanityと提携。AI時代の個人認証システム「World ID」の日本展開を加速。虹彩スキャンによる認証技術で、AIと人間の共存社会実現を目指す。
CoinPost
10/03 (木)
FTX管財人、55億円相当の仮想通貨ワールドコインを割引価格で売却へ
破綻した仮想通貨取引所FTXの管財人が、OpenAIの創設者であるサム・アルトマン氏が立ち上げたワールドコイン(WLD)に関する大規模なオークションを実施する予定だ。
CoinPost
09/14 (土)
ワールドコインのワールドID、ソラナブロックチェーンで利用可能に
サム・アルトマン氏の仮想通貨プロジェクト「ワールドコイン」のオンチェーンIDである「ワールドID」はソラナ上でも利用できるようになった。
CoinPost
08/31 (土)
ソラナやSUI、9月の仮想通貨大型解除スケジュール
9月の仮想通貨・トークンアンロックイベントは、およそ400億円分の仮想通貨が複数のプロジェクトから解除され、市場へ流通する見込みだ。8月の1,520億円分に比べ大幅に軽減されているようだ。
CoinPost
08/17 (土)
アルトマン氏のワールドコイン、マレーシア政府との覚書で虹彩スキャン認証を開始
仮想通貨プロジェクト「ワールドコイン」は、マレーシアで同国民をオーブで認証しワールドIDを付与することが可能になった。
CoinPost
08/07 (水)
グルメアプリ「SARAH」がWorld IDを導入 口コミの信頼性を強化へ
グルメアプリ「SARAH」がサム・アルトマンのWeb3プロジェクトの要素技術「World ID」と連携。認証の信頼性を強化し、ユーザーにより安全な口コミプラットフォームを提供する。
CoinPost
07/21 (日)
今週の仮想通貨市場 個別銘柄の注目材料まとめ|マウントゴックスのビットコイン送金・ワールドコイン売却制限延長など
今週はビットコインが1ヶ月弱で66,000台に復帰し、アルトコイン銘柄の多くが連れ高になった。マウントゴックスの弁済による売圧が予想以下であり、トランプ氏が当選確率を上げたことで投資家に好感されている。
CoinPost
07/17 (水)
仮想通貨ワールドコイン高騰、開発チームによるアンロック期間の緩和発表で
2024年7月24日からTools for Humanityの投資家とチームメンバーが保有する約200万WLDトークンが毎日ロック解除される。ロック解除スケジュールの延長により、この数字は当初の1日あたり約330万WLDより約40%減少する。
CoinPost

ワールド(WLD)とは

ワールド(WLD)は、米OpenAIのCEOであるSam Altman氏が共同創業者として設立したプロジェクト。個人認証技術を基盤としたベーシックインカムの構築を目指していて、生体情報と引き換えにトークンを受け取ることができるユニークな特徴がある。

ワールドチェーンはイーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンで「Orb(オーブ)」と呼ばれる虹彩をスキャンする生体認証デバイスを利用してWorld IDを取得し、WLDトークンを獲得することができる。

ゼロ知識証明技術を活用し認証済みのユーザー情報を非公開かつ安全に保持される。

価格

  • 現在価格(2024年10月30日時点):2.083ドル(約320円)
  • 年初来高値(2024年3月):11.95ドル(約1830円)
  • 年初来騰落率(YTD):-42.38%
  • 過去最高値(2024年3月):11.95(約1830円)

価格予測

24年2月:ワールドコイン(WLD)急騰、OpenAIの動画生成AI「Sora」発表で思惑上げか

24年7月:仮想通貨ワールドコイン高騰、開発チームによるアンロック期間の緩和発表で

時価総額|関連銘柄

ワールド(WLD)の時価総額は2024年10月時点で約12億ドル、「アイデンティティ(DID)」セクターの中ではトップに位置する。同セクターで2位のGAL(Galxe)の時価総額は約2億4千万ドル。以降は、G(Gravity):約2億3千万ドルが追従する。

主な出来事

エコシステム支援組織

Toold for Humanity: 構成な経済システムを確保するために設立されたテクノロジー企業。ワールドの開発、プロジェクトの推進を行なっている。

ワールドコイン財団: ケイマン諸島に設立された財団法人でワールドネットワークを管理、運営を行なっている。2020年にOpenAI CEOのSam Altman氏と量子情報科学と機械学習の専門家のAlex Blania氏によって設立された。理事会はケイマン諸島を拠点とする4人によって運営されている。

World Assets Ltd.: ヴァージン諸島に設立された事業会社。ワールドネットワークのコミュニティに割り当てられたWLDの75%を配布する責任を負っている。

トークンアロケーション

 

出典cryptorank

 

出典cryptorank

WLDトークンの割り当ては、コミュニティに75%、TFH Invester(初期投資家)に13.5%、初期開発チームに9.8%、TFH Reserve(準備金)に1.7%が配布される。

発行上限は100億WLDトークン。共同創業者の一人であるAlex Blania氏によると100億WLDの内80億WLDは世界中に配布され、残りの20億WLDはワールド財団と投資家のために確保される。

ワールドプロジェクトの目的の一つに「地球上のすべての人間にWLDを提供する」を掲げており、今後の流通量増加が予想される。

  • 資金調達総額:約2億4千万ドル
  • 大規模な投資ラウンド:(2023年5月、1.15億のシリーズC資金調達ラウンド)
  • リードインベスター:Blockchain Capital
  • フォロー投資家:Andreessen Horowitz(a16z)、Distributed Grobal、Bain Capital Crypto

ワールド(WLD)の将来性

期待される今後の動向

2024年10月18日にワールドコインからワールドネットワークに名称を変更し、World Chainが正式にメインネットとして稼働した。

2024年10月現在、1500万人のWorld ID保有者とWorld Appユーザーがワールドチェーンに移行をしている。個別に認証された人間の数が最も多いブロックチェーンで、今後は更に多くのDID(分散型ID)を活用したプロダクトが展開されることが予想される。

World ID 3.0

人間の生体情報でプロトコルの証明を行う際のプライバシー、セキュリティ、スケーラビリティの性能を向上させる新機能が導入された。

今回のアップデートでNFC対応の物理的なパスポート情報をデバイス上のワールドアプリにオプションで保存できるようになった。保存されるデータはデバイス外に保存されず、ワールド財団、TFH、その他第三者がアクセスすることが出来ないとのこと。このアップデートによって、実際の身分を明かすことなく年齢や国籍、パスポートの固有の所有権を証明することが可能となった。

その他のアップデート内容としては、ディープフェイクの脅威への対抗としてWorld ID Deep Faceが導入される。一般的なビデオ会議やビデオチャットアプリとして動作し、リアルタイムのオンライン上のやり取りで実際に通信している人物を検証し、ディープフェイクであれば検出される。

ワールドプロジェクトではプロダクトのアップデートが継続的に実行されておりエコシステムの拡大が期待される。

提携の増加

2024年10月9日にワールド中核企業であるTools for Humanityと株式会社博報堂が業務提携をした。今回の業務提携により個人認証システムの「World ID」の日本における普及拡大が見込まれる。

また、ワールド財団とTools for Humanityがマレーシア政府と覚書(MoU)を締結し、覚書の一環としてマレーシアでの新規事業の立ち上げによるオーブを使用した個人への人間性認証へのアクセスを可能とした。

関連記事: アルトマン氏のワールドコイン、マレーシア政府との覚書で虹彩スキャン認証を開始

投資リスク、懸念材料

プライバシー保護の観点から問題視されることがある。2024年5月22日には香港の個人データプライバシー委員会から香港の個人データ条例に違反していると認定された。オーブを使用し、人々の虹彩データや顔の画像収集を行うことは不必要・過剰であり条例違反であるとされ活動の即時停止を命じられた。

2023年12月に「World ID 2.0」では、虹彩データを提供しなくてもIDが作成可能になり、自分のデバイスにデータを保管できるようになるなど今後も情報保護の強化が期待される。

関連記事: 香港当局、ワールドコインを個人データ条例違反と指定

WLDの取引方法

現時点では、WLDは国内の取引所に上場していませんが、分散型取引所で取引が可能です。購入するためには、まずメタマスクを用意し、国内の取引所でイーサリアム(ETH)を購入します。その後、購入したETHを自分のメタマスクウォレットに移し、ユニスワップなどの分散型取引所でWLDを購入することができます。

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