はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ワールドコイン開発元、OpenAIらとの提携を検討か=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ペイパルやOpenAIとの提携模索か

暗号資産(仮想通貨)ワールドコイン(WLD)の開発企業Tools For Humanity(TFH)は、決済大手ペイパルやOpenAIと提携交渉を行っている模様だ。ブルームバーグが25日に報じた。

報道によると、OpenAIがワールドコインにAI(人工知能)によるソリューションやサービスを提供し、将来的に相乗効果を生み出していくことが議論されている。

なお、ブルームバーグは、提携の詳細はまだ不明であり、具体的な計画も出ていないようだとも伝えた。

ワールドコインは個人認証技術を基盤としたベーシックインカムの構築を目指す仮想通貨プロジェクト。ChatGPT開発で知られるOpenAIと同様に、サム・アルトマン氏が主導している。

ベーシックインカム(基本所得)とは、政府が全国民に対して無条件で定期的支給する金銭的な基礎保証制度のこと。

2つのプロジェクトはそれぞれ別個のものだが、アルトマン氏主導が共通していることで、これまでOpenAIの動きによりWLDの思惑買いが起こる事例もあった。

関連: ワールドコイン(WLD)急騰、OpenAIの動画生成AI「Sora」発表で思惑上げか

関連: イーロンがOpenAIを提訴 ワールドコイン急落

ChatGPTとは

ユーザーの質問に対し、人間との会話感覚で回答できるように設計された対話型のAIで、OpenAI社が開発。コンテンツ制作、レポート作成、コード設計など用途は多岐に渡るが、プライバシーや著作権の侵害など懸念事項も多い。

▶️仮想通貨用語集

今年夏に「World Chain」立ち上げ予定

The Blockによると、WLDの流通供給量は1億9,850万枚、時価総額は約9.3億ドル(約1,480億円)となっている。23日には、WLDトークンのプライベートセール計画が発表されたところだ。

関連: ワールドコイン、ベーシックインカム向け仮想通貨WLDのトークンセールを計画

また17日には、イーサリアム(ETH)のレイヤー2上で、独自のブロックチェーン「World Chain」をローンチする計画が公表されている。OPメインネットのスーパーチェーンエコシステムの1つとなる。

今年夏に立ち上げられる予定のこのチェーンは、World IDの個人証明を活用するために、ワールドコインのプロトコルと統合される見込みだ。

また、誰にでも利用できるよう開かれたネットワークであり、個人認証された人間は優先的にブロックスペースを取得したり、カジュアルな取引に使うガス代(手数料)を受け取ることが可能となる。

関連: ワールドコイン、独自のレイヤー2「World Chain」発表

アジア初、東京にオフィス開設

OpenAIは14日、アジア初の拠点として東京にオフィスを開設すると発表した。日本の企業に、日本語に最適化されたGPT-4カスタムモデルの提供を開始しているところだ。

OpenAIは一例として、英語学習アプリ「Speak」がカスタムモデルを採用し、ユーザーが間違えた際に行う指導説明が2.8倍速くなったことを挙げている。日本ではダイキン、楽天、トヨタコネクテッドや横須賀市などがChatGPTを導入しているとも述べた。

関連: 2024年注目の仮想通貨10選 各セクターの主要銘柄と関心を集める理由を解説

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/15 火曜日
18:56
JASRAC、楽曲情報管理システム「KENDRIX」がソニュームに対応
JASRACの楽曲情報管理システム「KENDRIX」がSoneiumへ移行し、ブロックチェーン技術を活用。音源の存在証明や著作権管理を簡素化し、音楽クリエイターを強力に支援する。
14:35
実物トレカ裏付けのNFTがメルカリNFTで取扱開始
トレカを裏付け資産にしたRWAトークンがメルカリNFTで取扱を開始した。暗号資産なしでも購入でき、初心者でも簡単にトレカ取引を始められる新たな選択肢だ。流動性の向上にも期待が高まっている。
13:40
著名投資家ダリオ氏が警告「景気後退よりも深刻な事態が起きる可能性」 解決策は?
世界的投資家のレイ・ダリオ氏が、トランプ政権の関税政策と世界的緊張が『景気後退よりも悪い』危機を招く可能性を警告している。現在の状況を1930年代に似ていると指摘。最悪の危機を回避するために、米国政府が取り組める解決策も示した。
13:10
イーサリアムのクジラ投資家、取引所に47億円相当のETHを送金 再び売却か
仮想通貨イーサリアムを大量に保有する大口投資家が、約47億円相当のETHを取引所クラーケンに送金した。1月に続く大量移動であり、売却する動きを示唆している。
12:24
回復基調のビットコイン、複数のアナリストが今後の相場展望示す
暴落から回復基調にあるビットコインについてアナリストの見解が割れている。Titan of Crypto氏は「強気相場への転換シグナル」、RookieXBT氏は「下降ウェッジの上抜け」を示唆する一方、Ali氏は「上昇ウェッジの下抜けリスク」を警告した。米中貿易戦争の影響下、市場はニュースフローに敏感に反応している。
12:00
今年8月開催、第3回「WebX 2025」の見どころ・過去開催のハイライトを一挙紹介
WebX 2025はアジア最大級のWeb3カンファレンス。著名スピーカー、150社の最新技術展示、海外ゲストとの交流が勢揃い。チケット特典や過去開催の見所も総合解説します。
11:30
トランプ政権高官、関税収入などでビットコイン追加購入を検討と発言
トランプ政権の高官ハインズ氏が、関税収入や金証書の再評価を通じた仮想通貨ビットコイン購入を検討中と発言。ルミス上院議員の「ビットコイン法2025」支持にも言及し、米国政府による積極的な仮想通貨戦略が明らかに。
10:35
クラーケン、株・ETF取引サービスを段階的に提供開始
仮想通貨取引所クラーケンは、米国市場に上場する株や株のETFに投資できるサービスを段階的に開始した。今後は米国以外にもサービスを拡大することを計画している。
10:15
世界初のソラナ現物ETF、カナダで今週上場へ ステーキング機能搭載
カナダ証券当局が世界初となる仮想通貨ソラナの現物ETFの上場を承認。ステーキング機能を備え、イーサリアムより高利回りの可能性も。
09:50
グーグル、EUで仮想通貨関連広告に新ポリシー MiCA準拠を要件に
GoogleがEU圏での仮想通貨広告に新ポリシーを導入する。4月23日より仮想通貨取引所やウォレット提供者は、原則的にMiCA規制準拠が必須となる。
09:20
湘南美容外科の運営企業SBCメディカル、6000万円相当のビットコインを購入
湘南美容外科を運営するSBCメディカルグループホールディングスが、2025年4月14日に5BTCの購入を完了。2月発表の総額10億円規模ビットコイン購入計画の一環として、企業価値向上のための財務戦略を進行中。
08:25
米コインベース、KernelDAO新規上場へ 前日比27%安
米仮想通貨取引所大手コインベースは15日、仮想通貨銘柄KernelDAO(KERNEL)の新規上場を発表した。一方、同銘柄は前日比27%安。
07:40
米SEC、イーサリアムETFのステーキング審査決定を6月まで延期
米SECが仮想通貨ETFの重要機能の審査を延長。グレースケールのイーサリアムステーキングとバンエックの現物取引に関する決定は6月初旬まで持ち越しに。
07:15
仮想通貨投資商品、年初来の資金純流入額がほぼ帳消しに
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産の投資商品から先週に合計で約1,140億円の資金が純流出したと報告。結果的に年初来の純流入額をほぼ帳消しにしたと述べている。
06:45
アップルストアからも遮断、韓国で14の海外仮想通貨取引所が対象に
韓国の金融当局がアップル・グーグルと連携し未登録の海外仮想通貨取引所アプリ計17社の国内アクセスを遮断。KuCoin・MEXCなど中小業者が対象に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧