はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットマイン、ワールドコイン財務会社エイトコに30億円投資 株価は一時50倍暴騰

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ワールドコインも45%上昇

イーサリアム(ETH)保有世界最大手のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが9月8日、エイトコ・ホールディングス(NASDAQ:OCTO)への2,000万ドル戦略投資を発表した。

エイトコ(Eightco)は仮想通貨ワールドコイン(WLD)を主要資産とする初のトレジャリー戦略を採用しており、2億7,000万ドルのPIPE投資の一環として実施された。同社株価は先週金曜日の1.43ドル終値月曜日に77.92ドルまで急騰し、一時54倍以上の上昇率を記録した。

声明によると、この投資はビットマインの「ムーンショット」戦略の第1弾で、イーサリアム・エコシステムを強化する革新的プロジェクトを支援する取り組みの一環である。同社は総資産の約1%をエコシステム強化投資に配分しており、株主価値創造を目指している。

関連:サム・アルトマン発「ワールドコイン(WLD)」概要・買い方・将来性をわかりやすく解説

ビットマインのトム・リー会長は「AIエージェントの世界において、ワールド(ワールドコイン)の独自のゼロ知識人間証明は技術プラットフォームと数十億ユーザー間の信頼・安全に不可欠になる可能性がある」と述べた。ERC-20ネイティブトークンとしてワールドはイーサリアムと整合性があり、今後のAI時代で重要な役割を果たすと期待しているという。

ETH保有数増

また、ビットマインは今回の声明で、9月7日時点で206万9,443ETH、192ビットコイン、2億6,600万ドルの現金を含む92億1,100万ドル以上の仮想通貨・現金資産を保有していることも報告した。ETH保有量では世界最大のトレジャリー企業として位置づけられ、マイクロストラテジー(638,460BTC、710億ドル相当)に次いで世界第2位の仮想通貨保有企業となっている。

リー会長は「ウォール街のブロックチェーン移行とAIおよびAIエージェントによるトークン経済創出の融合により、イーサリアムのスーパーサイクル発生しつつある」と分析した。同氏は「5%の錬金術」としてETH総供給量の5%取得を目標に掲げており、今後10~15年間でイーサリアムが最大のマクロトレードの1つになると予想している。

関連:ビットマイン、保有イーサリアムが1兆円突破 トム・リー会長は対BTC比率上昇を予想

関連:イーサリアムの価格と将来性を解説|今後の注目ポイントと中長期の成長シナリオ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/24 金曜日
18:48
米金融最大手JPモルガン、ビットコイン・イーサリアム担保融資を世界展開へ
JPモルガンがビットコイン・イーサリアム担保融資を2025年末開始することがわかった。米金融最大手の参入で暗号資産(仮想通貨)が機関投資家市場で本格化。モルガン・スタンレーなど大手金融も相次ぎサービス拡充している。
17:14
モブキャストHD、仮想通貨ソラナ(SOL)の取得・保有を開始
ソラナ特化のトレジャリー戦略で財務基盤強化へ モブキャストホールディングスは10月24日、暗号資産ソラナ(SOL)の取得および保有を開始したと発表した。 同社はかつてゲーム事業…
16:46
日本初の円建てステーブルコインJPYC、正式リリースへ
JPYC株式会社が10月27日午後1時、日本初の円建てステーブルコインJPYCを正式リリース。発行・償還・送金手数料は無料。第二種資金移動業者として第1号の認可取得。
16:30
米トランプ政権、量子コンピュータ企業へ株式取得型支援検討か 関連銘柄が急騰=WSJ報道
トランプ政権が量子コンピュータ企業への出資型支援を検討していると報道され、政府と協議中とされるIonQ、Rigetti、D-Waveなどの関連銘柄は最大20%上昇した。
13:25
イーサリアム『フサカ』12月3日実装へ、次期『グラムステルダム』準備も
イーサリアム開発者は第223回ACDE会議で、フサカアップグレードの12月3日実装と、次期グラムステルダムの提案締切(10月30日)を決定。BAL技術導入やEIP 8058の追加など、スケーラビリティ強化に向けた計画が明らかに。
12:45
中東・北アフリカの仮想通貨市場が成長 トルコでアルトコイン投機が活発化=チェイナリシス
チェイナリシスが2025年時点での中東・北アフリカ地域の仮想通貨市場を分析した。トルコ、イスラエル、イラン、UAEでの成長をそれぞれ解説している。
11:42
ビットコイン11万ドル台を回復、トランプ大統領のCZ恩赦でBNBとWLFIが上昇
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは11万ドル台で軟調推移。オプション建玉増加やETF流出が重荷も、需給整理進み反発期待の声。トランプ大統領によるバイナンス創設者CZ恩赦を受け、BNBは5%高、WLFIは15%急騰した。
11:30
カルシとレッドストーン提携 予測市場データを110超のチェーンで展開
DeFiレッドストーンとカルシが提携し、CFTC規制下の予測市場データを110以上のブロックチェーンで提供開始。オラクル技術により実世界イベントデータのオンチェーン化を実現、DeFi開発者に新たな構築基盤を提供。
11:05
資産運用大手ティー・ロウ・プライス、仮想通貨ETF市場に参入へ
資産運用大手ティー・ロウ・プライスは、仮想通貨ETFの申請書を米SECに提出。投資対象にはビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど時価総額が高い銘柄が含まれる。
10:50
BTCマイニング株、ビットコイン価格と連動せずAI事業シフトで上昇=JPモルガンレポート
JPモルガンの最新レポートによると、上場ビットコインマイニング企業の株価は仮想通貨価格との相関関係が崩れ、AI事業への転換により独自の動きを見せている。
10:10
ビットコイン需要が枯渇、不安定な局面続くか=Glassnode分析
Glassnodeが仮想通貨ビットコイン市場の最新レポートを分析。需要枯渇や長期保有者の売却増加から、市場の不安定な局面が続く可能性を指摘している。
09:35
トランプ大統領、CZ氏の恩赦について発言
トランプ大統領はバイナンス創業者のCZ氏への恩赦について「彼がやったことは犯罪ですらなかった」とコメント。多くの善良な人々の要請を受けて恩赦を与えたと明かした。
08:20
ポリマーケットが最大2兆円の評価額で資金調達検討、わずか4カ月で10倍に
米賭けサイトプラットフォームのポリマーケットは120億ドルから150億ドルの評価額で資金調達を目指す。6月の評価額10億ドルからわずか4カ月で10倍以上急上昇。
07:30
ソラナDEXジュピター、予測市場のベータ版をローンチ
仮想通貨ソラナのブロックチェーン上のDEXアグリゲーターJupiterは、予測市場のベータ版をローンチ。予測市場プラットフォームKalshiの流動性を活用している。
07:10
ビットコイン懐疑派ピーター・シフが金をトークン化へ、CZは「”信じてくれ”トークンだ」と批判
金の支持者ピーター・シフ氏がブロックチェーンベースのトークン化ゴールドプラットフォームを開発。バイナンス創業者のCZ氏は真のオンチェーン資産ではないと批判した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧