- 強気相場では同指標が必ずマイナス転換と指摘
- 健全な回復には需要の再構築に時間が必要と分析
長期保有者供給、増加ペースが加速
オンチェーン分析家のダークフォスト(Darkfost)氏は、ビットコイン(BTC)の長期保有者供給について分析結果をX(旧Twitter)で示した。
同氏によると、1年超にわたり移動のない供給量は12月以降増加が続いており、直近ではそのペースが加速し、月間平均で21万7000BTC増となっているという。
長期保有者供給とは、一定期間以上ウォレットから動かされていないBTCの量を示すオンチェーン指標。ここでは1年超保有分を対象としており、増加は高値圏で購入した投資家が売却せず保有を継続していることを意味する。
ダークフォスト氏は、1年前の高値圏でBTCを取得した投資家の多くが、その後も売却せず保有を続けている点をポジティブな動きと位置づけた。
一方で同氏は、この動き単独では強気材料と言い切れないとも指摘した。長期保有者供給の増加は弱気相場のたびに観測される現象でもあり、需要の弱さを映す側面があるという。
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*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。クリプト市場マーケットレポート(7/31日 AM11時執筆)寄稿者:仮想NISHI仮想NISHIクリプトアナリスト。B
強気相場時との違いが示す意味
ダークフォスト氏によると、力強い上昇局面では長期保有者供給の変化は常にマイナスに転じてきた。価格上昇に伴い短期保有者(STH)が新規に流入する一方、長期保有者が利益確定売りに動くためだとしている。
同氏は現状について、健全な強気相場への回復に向けた基盤形成の段階にあるとの見方を示した。実需の再構築には時間がかかるとした上で、「忍耐が必要な局面だが、大局的なトレンドは引き続きポジティブ」との見解を述べた。



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