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メタマスク、投資・ロマンス詐欺を送金前に警告する新機能導入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 送金前に数問投げかけ詐欺阻止
  • 詐欺被害は年72億ドル規模

詐欺阻止の新機能

米仮想通貨ウォレット大手メタマスクは14日、送金直前に警告を表示し恋愛詐欺(ロマンス詐欺)・投資詐欺を未然に防ぐ新機能を発表した。信頼関係を悪用され気づかぬまま資金を送ってしまう瞬間を捉え、質問や警告を挟む仕組みだ。

新機能は送金操作の直前にロマンス詐欺・投資詐欺に特有の兆候を検知し、セキュリティパートナーのブロックエイドによる不正アドレス照合とあわせて作動する仕組みだ。異常が検知されると「相手と実際に会ったことがあるか」「保証された利益を約束されていないか」「急かされていないか」といった質問を通じて、送金前に立ち止まる機会を与える設計だ。

ロマンス・投資詐欺は巧妙なコードではなく、数週間から数カ月かけて信頼関係を築く人間関係の悪用によって成立するため、不正コードやブロックリスト照合を軸にした従来のセキュリティ対策では見抜くのが難しかったとされる。

米連邦捜査局(FBI)傘下のインターネット犯罪苦情センター(IC3)によれば、2025年に米国内だけで仮想通貨投資詐欺による被害額は72億ドルに上ったという。

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メタマスクは取引を強制的にブロックする方式ではなく、警告を挟んだ上で送金するかどうかの判断はユーザー自身に委ねる方式を採用。警告の際に詐欺の典型的な手口を提示することで、次回以降に同様の詐欺を見分けやすくなる効果も期待できるという。

また、メタマスクは、詐欺が疑われる場合に人的サポート窓口へつなぐ経路の整備も進めている。

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