- Mk3のシード鍵、資金流出の可能性を警告
- Mk4・Mk5・Qは早期分析で影響なしと発表
Mk3のシード生成に脆弱性の可能性
コインカイトは30日、ハードウェアウォレット「COLDCARD」のMk3において、ファームウェア4.0.1(2021年3月配信)以降で生成したシードが資金流出のリスクにさらされている可能性があると発表した。対象はMk3で稼働した最終版の5.0.3までの全バージョン。現時点の早期分析に基づく警告だとしている。
後継機のMk4・Q・Mk5は早期の分析で影響を受けていないとしている。調査は継続中で、詳細な技術検証は準備が整い次第公開する方針。
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パスフレーズの有無で対応が変わる
同社の早期分析によると、影響を受けるMk3のシードにBIP-39パスフレーズを設定していた場合、資金へのリスクは最小限にとどまるという。ここでのパスフレーズはCOLDCARD本体のPINコードとは別の要素で、ウェブサイトや信頼できない端末には入力しないよう注意を促している。
Mk3を当面使い続けざるを得ない場合、強力でユニークなパスフレーズを新たに設定し、資金を新しいウォレットへ移す方法を暫定策として挙げる。パスフレーズを入力するたびに8桁のフィンガープリント(XFP)が一致するかを都度確認し、少額の試験送金で着金を確かめてから残りの資金を移すよう求めている。
未対応機種への移行手順
恒久対応としては、影響を受けていないMk4・Mk5等の新規デバイスで新たなシードを生成し、バックアップとXFPを確認したうえで受け取りアドレスを画面上で検証、少額の試験送金を経てから残高を移す手順を推奨する。移行が完了して確認が取れるまで、旧デバイスのバックアップは保持するよう呼びかけている。
上級者向けの選択肢として、ファームウェア4.1.9を導入した空のMk3で「Import Existing」からサイコロの目を99回以上振って読み込ませる方式も示された。この経路は端末の乱数生成機能を使わずにハッシュ化するため、通常の「New Wallet」フローとは区別される。ロールした数字列は写真や電子データとして残さず、ネットワークに繋がった端末にも入力しないよう強く注意を促している。



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