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ビットコインクジラの売圧軽減せず、大口投資家が数日間で6000億円相当BTCを売却か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

クジラ売圧軽減せず

仮想通貨ビットコイン(BTC)が先週7万ドル大台への回復を試みる中、オンチェーンデータは大口投資家による大規模な資金移動が確認されている。

クジラ投資家のGarrett Jin氏は先週末、総額8.9億ドル(約1,330億円)相当のBTCとイーサリアム(ETH)を相次いでバイナンスへ入金した。

分析プラットフォームLookonchainの報告によれば、Jin氏は14日に5,000 BTCを入金。さらに翌15日には、26万ETHを超える巨額のETH(800億円相当)を取引所に移動させた。価格の節目での大量入金は、ポジション解消を目的とした売却準備であると市場では強く警戒されている。

こうした動きは単発的なものではなく、市場全体で「クジラ売り」が加速している。過去4日間で合計5万7,000 BTC(6,000億円相当)が主要取引所に流入したことが確認されており、13日には別の大口ウォレット「3NVeXm」もバイナンスへ7,900 BTC(約800億円)を送り込むなど、連鎖的な動きが続いた。

関連:ビットコインクジラが2日間で800億円相当BTCを売却か、金トークンの大量購入事例も

今回の大量入金は、「トランプ相場」後の不透明感が増す中で、大口保有者が現物資産のヘッジやポジション調整を急いでいる可能性を示唆するものだ。

興味深いことに、仮想通貨を売却した資金の一部は金(ゴールド)市場へ流れている。一部のクジラはバイナンスからPAXGやXAUTといった金連動トークンを引き出しており、リスクの高い仮想通貨から「守りの資産」へとポートフォリオを組み替えるといったリスク回避の姿勢が鮮明となっている。

歴史的に見ても、クジラによる取引所への大量送金は相場の天井圏や大きな調整の直前に発生することが多い。現在、市場の恐怖強欲指数は低下傾向(恐怖度が強まる方向)にあり、Garrett Jin氏のような大口保有者の資金動向は、今後の市場の方向性を占う上で重要な指標となりそうだ。

関連:「仮想通貨の冬は始まりではなく終了間近の可能性」ビットワイズ幹部が分析

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