- 現在は32万3,394ZECを保有
- ハッシュレートのシェアは約18%
マイニング設備をローンチ
暗号資産(仮想通貨)ジーキャッシュ(ZEC)の財務企業サイファーパンク・テクノロジーズ(NASDAQ-CM上場、以下サイファーパンク)は18日、「サイファーパンク・マイニング」というジーキャッシュのマイニング設備をローンチしたことを発表した。
同日に設備は稼働を開始しており、発表時点ではジーキャッシュのハッシュレート全体の約18%を占めていると説明。今回の設備のコストについては、株式をベースにした取引によって、ウィンクルボス・キャピタルに3,333万ドル(約53億円)を支払っている。
ハッシュレートとは
マイニングの採掘速度のこと。1秒間に何回計算ができるかを表し、ネットワーク全体の計算力やマイニング機器の処理能力などを表すために使用される。
サイファーパンクはプライバシー技術企業で、インターネット上で人間のプライバシーを保証する技術を推進することをミッションにしている。主な戦略の1つがジーキャッシュの蓄積だ。
今回のローンチについて同社は、投資家に対して、ジーキャッシュのマイニングと財務企業としての価値向上の両方のエクスポージャーを提供することになると説明。そして、今後も多角的なプライバシー技術企業への進化を継続するとした。
ハッシュレートについては、本記事執筆時点ではデータサイトでは確認がとれないが、米国の複数の施設で展開する設備の合計で4.2GSol/sであると説明。サイファーパンク・マイニングは即座にジーキャッシュのネットワークで最大規模のマイニング設備になったと述べている。
今回の発表で、ウィンクルボス・キャピタルの共同創業者であるキャメロン・ウィンクルボス氏とタイラー・ウィンクルボス氏は以下のようにコメントした。
投資家は今まで、ジーキャッシュのマイニングへのエクスポージャーを持つことにおいて選択肢が限られていた。今回のマイニング施設で、サイファーパンクはその状況を変えた。
また、サイファーパンクのウィル・マカヴォイ最高投資責任者のコメントは以下の通り。
ジーキャッシュ財務の拡大とジーキャッシュの主要ウォレットであるZODLへの投資の後において、マイニングは、我々が収集するプライバシー技術に関する次のピースである。
サイファーパンク・マイニングからのジーキャッシュのフローは、今後の成長やジーキャッシュの買い増し、新たなプライバシー保護技術への投資に対する資金獲得において、金融と運用の柔軟性を提供してくれるだろう。
人事も発表
今回の発表では、ケヴィン・チャン氏がマイニング部門のトップとしてサイファーパンクに加わったことも公表。同氏は、ビットコイン(BTC)とジーキャッシュの最前線における10年以上の経験を持つと説明している。
チャン氏は2014年にビットコイン、2016年にジーキャッシュのマイニングを開始。その後は北米に複数の大規模なビットコインマイニング施設を創設したり、ファウンドリーで世界最大規模のビットコインマイニングプールを構築したりしてきたという。
チャン氏は発表で以下のようにコメントした。
1日に合計で約1,440ZECが報酬としてマイナーに提供されており、ジーキャッシュのマイニングは収益性が高い。
これからジーキャッシュのハッシュレートが大幅に上昇しても、現在のZEC価格では、マイニングはAI(人工知能)のインフラ事業(コロケーション)やビットコインマイニングの収入をまだ上回る。
ジーキャッシュのマイニングにおけるチャンスは、2016年のビットコインのマイニングと非常に類似しており、サイファーパンクにエキサイティングな成長可能性をもたらすだろう。
関連記事:ジーキャッシュ、『Ironwood』実装 旧オーチャードは制限へ
ジーキャッシュは『Ironwood 』をメインネットで稼働させ、脆弱性が発覚した旧オーチャードプールを出金限定に制限した。数学的検証を経た新プールへの移行により、供給の健全性がより確かなものとなる。
なお、サイファーパンクは発表時点で32万3,394ZECを保有しており、この保有量は循環供給量の約1.92%。同社の目標は供給量の5%を保有することである。



WebX完全ガイド
TOP
新着一覧
取引所
WebX








































