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メタプラネット、有報など4件訂正 CEOはMMXX議決権の過半数保有せず ビットコイン購入資金の借入先MMXX、関連当事者の区分を訂正

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • BTC購入資金10億円の借入先MMXX、関連当事者の区分を訂正
  • CEOは9月、MMXX親会社の過半数未満の株主と説明

4件の訂正報告書を提出

メタプラネットは2日、過去に提出した有価証券報告書3期分と半期報告書1件について、訂正報告書を関東財務局に提出した。対象は2023年12月期から2025年12月期までの有価証券報告書と、2024年1〜6月期の半期報告書。

訂正したのは、サイモン・ゲロヴィッチCEOと株主のMMXX Ventures Limited(MMXX)の関係に関する記載だ。従来の書類には、ゲロヴィッチ氏が「議決権の過半数を間接的に保有しております」と書かれていた。同社は事実関係を改めて確認した結果、同氏はMMXXの議決権の過半数を保有していないとして、関連する記載を訂正した。

これに伴い、関連当事者としてのMMXXの区分を変更した。従来は「役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社等」としていたが、訂正後は「主要株主」とした。MMXXは2023年12月期末時点でメタプラネットの議決権の23.3%を保有しており、メタプラネットの「その他の関係会社」にも該当していた。

2023年12月期の有価証券報告書では、「関係会社の状況」に、同氏が過去にMMXXの取締役を務め、2022年10月4日付で退任したとの一文を加えた。MMXXとの関係内容にあった「役員の兼任・・1人」の記載も削除した。

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CEOは9月に資本関係を説明

ゲロヴィッチ氏は9月6日、自身のXで株主・投資家向けの声明を投稿し、MMXXを巡る資本関係を説明していた。MMXXの親会社について、自身は重要ではあるものの過半数には満たない株主の一人だという。MMXXの取締役・役員には就いておらず、投資判断や取引の意思決定にも関与していないと強調した。

この声明は、それまでの1週間に寄せられた疑問や批判を受けたものだった。同氏は、自社の仕組みや意思決定が全株主の長期的な価値創出にどうつながるのか、説明が十分でなかったと認め、今後は意思決定について発信を増やすとした。「自分が話せること、そして話していくのは、メタプラネットでの意思決定についてだ」とも述べた。今回の訂正で、過去の開示書類の記載はこの説明に沿った内容に改められた。

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10億円借入の相手先も表記変更

半期報告書で訂正したのは、2024年8月8日の取締役会で決議した10億円の借入に関する部分。同社は全額をビットコイン(BTC)の購入に充てると決議しており、借入先がMMXXだった。

条件は年利0.1%、期間6カ月、無担保の一括返済。訂正後は、MMXXが同中間期末時点で議決権の13.026%を持つ主要株主であり、関連当事者に当たると記載している。

MMXXは2024年6月30日まで主要株主だったが、その後に保有株の一部を売却した。2024年12月期末の時点では主要株主に該当していなかった。

訂正の対象は、ゲロヴィッチ氏とMMXXの関係に関する記載に限られる。10億円の借入と返済や新株予約権の行使の金額は変わっていない。これらの取引は引き続き関連当事者取引として開示されている。訂正報告書は経緯について事実関係を「改めて確認した結果」と記すにとどめ、9月の声明には触れていない。

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