この記事のポイント
- 短期トレーダーの含み益率33%、約1年10ヶ月ぶり高水準
- 現物需要17万BTC縮小、先物需要の伸びは約10分の1に
利益確定が年初来最大に
コインベースの市場分析アカウント「Coinbase Markets」は2日、ビットコイン(BTC)の利益確定が2026年に入って最も高い水準に達したと報告した。保有者が9月22日に利益を確定した量は2.57万BTC。1日あたりの規模としては今年最大となる。
同アカウントは「需要が冷え込むなかで、利益確定が年初来の最高水準に達した」と指摘した。短期トレーダーの含み益率(未実現利益率)は33%まで上昇し、2024年12月以来、約1年10ヶ月ぶりの高さとなった。含み益率は、保有中のBTCが取得時点からどれだけ値上がりしているかを示す指標だ。
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オンチェーン分析企業グラスノードは、ビットコインは上昇の初期段階にあるが市場参加者の広がりは限定的と分析。ETF流入の減速や8.5万ドル付近の売り板に言及した。
現物・先物ともに需要が鈍化
現物市場の見かけ需要(Apparent Demand)は、過去30日間で17万BTC縮小した。見かけ需要は、新規発行量と長期間動いていないコインの増減をもとに市場の買い需要を推計する指標。マイナスは、供給に対して買いが追いついていない状態を示す。
投機的な先物需要の伸びも急減した。9月14日時点で16.4万BTCあった増加幅は、29日には1.6万BTCまで縮小。約2週間で10分の1程度に落ち込んだ計算になる。利益確定の拡大と、現物・先物双方の需要鈍化が同じ時期に重なった。



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