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SkyBridge創業者、弱気相場でもビットコイン底堅さ指摘

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 10万ドルを超えて戻るまで「しばらくはもみ合いが続く」
  • 次の半減期まで約1年半、AI資金流出も一因

スカラムッチ氏、BTC底堅さ指摘

SkyBridge Capital創業者のアンソニー・スカラムッチ氏は米CNBCのインタビューで、ビットコイン(BTC)は「明確な弱気相場にある」としつつ、過去の弱気相場と比べて底堅さを示していると述べた。

同氏は37年間の投資キャリアで見てきた9回の弱気相場では下落幅が75%から80%に達したケースが多かったのに対し、今回は約55%にとどまっていると指摘。この点について、次の強気局面に向けて買い手が積み上がっている兆候とも取れると分析した。

関連記事:ブラックロック、ビットコイン下落でも分散効果健在と分析

ブラックロックのデジタル資産調査チームが最新リポートを発表。ビットコインは2025年10月の高値から約50%下落したが、分散投資効果や通貨代替としての投資価値は不変と分析。60/40ポートフォリオへの1〜2%配分は有効との見解を示した。

スカラムッチ氏、値動き抑制の3要因

スカラムッチ氏ははBTC価格が過去5年で最も狭いレンジで推移している背景として、3つの要因を挙げた。1つ目は一部のマイナーが計算資源をAI用途に転用し、ハッシュレートが変動したことで値動きが抑えられている点。2つ目はビットコインを含む仮想通貨市場全体から資金がAI分野へ流出している点。3つ目は仮想通貨業界で広く信じられている「4年サイクル」の観点で、現在はその弱気相場局面の終盤にあり、次の半減期まで18カ月から19カ月とみられる点だ。

その上で同氏は長期的な強気姿勢を明確にし、「次の半減期が来て供給が再び絞られれば価格は締まり、10万ドルを超えて戻ると思う」と述べた。ただし「しばらくはもみ合いが続く」とも付け加えた。

クラリティー法は小さな材料との見方

スカラムッチ氏は、米上院で審議中の米クラリティー法についても言及した。ティム・スコット、シンシア・ルミス両上院議員は9月中の成立を目指しているとされるが、同氏は可決の可能性を五分五分とした上で、実現しても「小さな材料」にとどまり、大きな上昇要因にはならないとの見方を示した。他の専門家がクラリティー法を強力な追い風と捉えているのとは対照的な、自身の逆張り的な見解だと断った。

一方で長期的には、銀行によるビットコイン関連事業への参入機会が広がることや、米国内でのビットコイン保管方法に変化が生じること、政権交代のたびに規制方針が振れる不安定さが和らぐことから、業界にとって「非常に大きな追い風」になり得るとの見解も示した。

関連記事:ジーニアス法とクラリティー法案の違いとは?米国の仮想通貨2大法案をわかりやすく解説【2026年最新】

米国の暗号資産規制を担う「ジーニアス法(GENIUS Act)」と「クラリティー法案(CLARITY Act)」。ステーブルコイン発行者を規制する成立済みのジーニアス法と、SEC・CFTCの管轄を整理する審議中のクラリティー法案の違いを、比較表とともに初心者向けに解説します。

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