CZ氏「スマホは仮想通貨普及の鍵」 バイナンス版ブロックチェーンスマホが誕生
バイナンスのスマートフォン
世界最大手仮想通貨取引所バイナンスは、台湾の大手電子機器メーカーHTCと共に、ブロックチェーンスマートフォン「EXODUSシリーズ」のBinance Edition(バイナンスバージョン)を発表した。
バイナンス独自のブロックチェーン「バイナンスチェーン」が統合されており、分散型取引所「Binance DEX」の利用をサポートしている。
基となるEXODUS 1は、仮想通貨のハードウォレットが内臓されているブロックチェーンのために作られたスマートフォンだ。仮想通貨の所有ができるだけでなく、ユーザー自身が秘密鍵を所持しながら、利用することができる。
具体的な発売日は未定。価格は599ドル(約6万5000円)で販売される。購入者の先着500名は100ドル相当のバイナンスコイン(BNB)をもらえるという。
バイナンスは、本機種でセキュリティの高いハードウェアウォレットを利用し、スマートフォンのスピードと高い利便性を体験できると説明している。
バイナンスCZは、スマートフォンは仮想通貨業界で重要な役割を果たすと予想、標準装備でウォレットが搭載されているスマホが普及することが、業界のスケールに繋がると話した。
「スマートフォンの影響は重大で、より多くのユーザーに仮想通貨を普及させるツールになる。そのため、技術力のあるスマートフォンメーカーのほとんどが仮想通貨の利用を争っている。今回発表した新機種でユーザーはバイナンスチェーンとBinance DEXにいつでもアクセスでき、どこからでも仮想通貨や取引所を利用できるようになるだろう」
参考資料 : Binance
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します