リップル社、仮想通貨XRP関連の不正・詐欺行為に新たな対応

Rippleのスキャム対策

リップル社(Ripple)は利用者が仮想通貨(暗号資産)XRPやXRPレジャーに関連する詐欺や不正行為を報告できる報告フォームを新たに導入した。

参考:報告フォーム

SNSやYoutube上では「Rippleの公式XRP無料配布」を装った詐欺行為も散見されており、該当ウォレットには送金履歴が多数確認、被害状況が確認されていた。リップル社はXRPエコシステムの健全化およびコミュニティの安全を高めるため、新たに「異常な活動を報告するフォーム」という報告システムで、より広範囲の対応に取り組むという。

具体的に報告を受け付ける事例には、「窃盗やフィッシングサイト、無料配布を謳う詐欺、識別できない通貨や取引所、および資金洗浄を含む金融犯罪」などが挙がった。

発表によると、リップル社は金銭的損失が発生しても、損失を補償したり、トランザクションの巻きもどしなどを行う権利はないと明確にしている。あくまでも、報告に記述された内容を、ケースに応じて米国の法執行機関に提供することなどに活用する。

コインポストも報じたように、日本人もターゲットにした「1億XRPを無料配布する」と謳ったなりすまし詐欺がYoutube上で確認している。一定の金額をウォレットに送金することで、より大きな金額分の仮想通貨で返却されるといった内容。もちろん、仮想通貨が返却されることはない。

当時この事例に対して、リップル社の関係者は「詐欺であるため、十分気をつけてほしい」とコメントを行なっている。(取材:CoinPost編集部)

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「1億XRPを無料配布する」新たに日本人もターゲットにした仮想通貨のなりすまし詐欺が、Youtube放送で確認された。
リップル社のCEO Garlinghouseは米CNNの取材内容が公開。IPO(新規公開株)や銀行のXRP利用などのトピックに最新の見解を語った。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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