ビットコインが本日、トレンド転換の指標「フィボナッチタイムターゲット」で重要な節目を迎える|仮想通貨市況
- ビットコインが
- ビットコイン相場は27日、1日を通して価格は安定してますが、複数のテクニカル指標で注目点を迎えており、今後の中短期での動きに注目が集まっている。
- テクニカルとは
- さまざまな指標を用いてチャートの値動きを分析することでトレンドを判定、投資判断に活かす分析方法。 関連:ファンダメンタルズ
ビットコイン相場は27日、1日を通して価格が安定、1日の値幅も1万円幅に収まっています。
日足上では本日、直近の高値からフィボナッチタイムターゲットで34日目となっています。
フィボナッチタイムターゲットは直近の天底から黄金比で意味のある節目の数字(ex.8,13,21,34)を示しており、その節目の前後でトレンドの変化が起こる可能性がある事を示唆する指標です。
76万3000円付近(黄色と緑の間の線)が、フィボナッチリトレースメントに置ける、次のレジスタンスラインになります。
しかし、必ず動きが観測されるわけでは無いのであくまでも注目点の一つとなりますが、そういった節目にある事も注視すべきであるといえます。
また4時間足と8時間足の上髭、下髭のラインがトライアングルフォーメーション(三角保合い)を形成しています。
このテクニカルにて、上のラインに達した時に大きく動く可能性あり、注目相場であると言えます。
トライアングルフォーメーション(三角保合い)とは
価格が上下しながらも横ばいの動きを継続し、動きがだんだん小さくなっていった後、チャートの形が三角形のようになる状態を指す。重要度の高い分析手法の一つ。
アルトコイン市場に動き
多くの投資家の関心がアメリカSEC(証券取引委員会)のビットコインETFに関する判断に着目し市場が停滞している中、主要アルトコインの動きが水面下で動いています。
先週、ビットコインの価格は均衡し3.4%増加、ビットコインが56%を占めている仮想通貨市場において、主要100のアルトコイン価格指数を示すAltDeX100(ALT100)も同じく低調な動きを見せました。
しかしそのような状況下でもインデックス指数が二桁の増加を見たアルトコインもあり、主要通貨ではNano(NANO)とICON( ICX)が価格を大きく上昇させ、NANOに至っては前週比で2倍近くまで価格を続伸させました。
Nanoの増加には最近発表されたネットワークテストの発表と重なり、ネットワークテストの結果は30分間で75TPSを計測、ピーク時には756TPSもの数値を記録しました。
以前のストレステストでは100から300TPSを計測していた事で今回の結果が、NANOの将来性に関する好材料になったと考えられます。
またICONは、有名ライターJoseph Young氏が発信を行なった、ICON財団が自社トークン約5億円分トークンの買い戻しに関する肯定的なツイートが好材料になったと思われます。
アルトコイン市場の今後の動きはとても重要であり、今週のアルトコインの反発が単なるリリーフバウンス(弱気相場の一時的な反発)なのか、または市場が回復しつつあるのかがより明確になると思われます。
バイナンスの上場銘柄投票Round9が開催
前回の「第8回 Community Coin of the Month」では、不正投票が明らかとなり、順位が繰り上げされる形でサプライズ上場となったPolymath(POLY)は、価格を大きく高騰させました。
今回の投票は不正投票後初めての、Community Coin of the Monthとなり、各通貨の投票の公平性を保つ形で行われると予想されます。
Byteball (GBYTE)
Cortex (CTXC)
Everipedia (IQ)
GoChain (GO)
MediBloc (MEDX)
が今回の投票対象通貨となりますが、結果次第で大きく値が動くBinance投票ということもあり、すでに多くの注目が集まっています。
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