フィリピン証券取引委員会、新たな規制枠組み公開へ

フィリピン証券取引委員会(SEC)が、新たな仮想通貨取引の規定を定めると発表した。

正式な日付は決まっていないものの、来週末までには公開するとSEC長官が報道陣に語った。

フィリピン規制当局は、この2年間のうち、大半の時間を仮想通貨取引のより良い環境整備のための熟慮にあててきた。

これまでは特に、ICOの枠組みと仮想通貨取引所の登録を取りまとめることに注力していたが、今回発表される規定は仮想通貨取引所に焦点を当てたものになるということだ。

SEC長官は、取引所を取引プラットフォームとして規制していく必要があると考えていると述べた。

また、同じタイミングでICOに関する新ルールも公開されるのではないかと期待が高まっているようだ。

フィリピン証券取引委員会が仮想通貨関連の枠組みの策定に注力しているのは、仮想通貨交換業の登録手数料をはじめとした収入が数億円単位で見込まれているからでもある。

フィリピンにとってあらたな収入源への扉が開くのか、今後の動向に注目が集まる。

参考記事:Philippines Regulators Prepare to Publish Crypto Trading Rules

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フィリピンのUnion Bankは、ブロックチェーンベースの技術使用し、全面的に運用コストを削減、社内プロセスでもブロックチェーン技術を適用している。その主な目的は、運用コスト削減に加え、革新的技術のさらに調査しているとのこと。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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